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2022年11月

2022年11月10日 (木)

電線には寿命がある。 これ有資格者ならば常識。しかし、それを学習しない異業種からの参入。

・電線には寿命がある。住宅での電線寿命と検索すりゃ、数字が見つかる。

・これ有資格者ならば常識。 もぐりは 寿命を知らない。電線 耐用年数で検索をお薦めする。

・電線寿命について保安規定の項にあげてある法人も存在する。

・電線寿命を超えた「修理例」が写真でおちてた。たまたま入手して、それが失火原因でも文句は云わないように。 オイラは怖くてブルブルする。 素人修理が人気になると技術は廃れる。

中国より下位の国に成り下がりる理由は、ここにもある。

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近7年ほどで人気になった超有名siteに修理済例として公開されていた。

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どうみてもaudio屋が 直した風。すべて「修理完了」とのお言葉でしめくくられていた。

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バリコンからの線は、ややベトベトしそうだ。

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パイロットランプ線は ベトベトだ。

siteのオーナーは「あちこちの錆を落とし錆止めを塗り、接点は擦り合わせて接点復活剤で導通を確認していきます。汚れはアルコールで落とします。」としている。

ベアリングや回転部分に接点復活オイルを注油します。指針のスライド部分はグリースを塗ります。」とのこと。

摩擦が生じるところ(摺動部)に電気接点復活オイルを注油している。これ、そこに使っていた油分との化学反応が生じていると思う。        ベアリングに接点復活材をかけるとだいたいは脱脂してしまい、いままでの滑らかな動きからゴロゴロの音が聞こえだしてくる 

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視て電線寿命・部品寿命を超えたことが判らないなら視力検査をお薦めする。

インターネットの普及とともに、技術・知識を学習していない者が頭角を現すようになった。高校で学ぶ程度のケミカルも知らんようだ。 がんばれ日本。 

製造後50年経過してりゃ、電線寿命は2周期も到来済み。いきなり火災になるかどうかはお心持次第。

「電線寿命を超えた修理例」と検索すりゃ、事故例多数みつかる。法人での電線寿命超えての失火は、監督官庁の広報に記載される。 

私人での電線寿命超えて起因失火は 、どうなるんでしょうか?

2022年11月 9日 (水)

真空管 ラジオ修理 店

真空管 ラジオ修理 店

 
 

1, オイラが知っているのは バーアンテナ式ラジオのトラッキングできないのが2社。(半導体ラジオ)

2, 6z-dh3aの1番ピンを接地してないのが4社。

3, 平滑回路コンデンサ-増量主義者が 3名。ワンポイントアースを知らないのでそれで対応のようだ。

4,  寿命を超えた電線をそのまま使うのが6名 。 失火しても不知。

5, アースループ派は3名。 ハム音には関心がないことを公知中だね。 

6,疑似アンテナ回路網を 所有しないのは4社 と 11名

7,  jis規定のテストループを所有するラジオ修理 店は、 ゼロ??

 
 
 
 
 
 

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている

このjisに準拠しているラジオ修理 店はゼロぽい。

日本人のフリをしている異国人ならばjisを知らないと思うね。 

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真空管ラジオ修理 :低スキル品が修理主流の原因について

2022年11月 7日 (月)

AMトランジスタ ラジオ キット2P3(復刻版)

2P3はいまも手にはいるね。 ここ

本記事は 2015年1月23日(ここ) の再掲。

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半導体式キットの製作は、2014年のDBR-402以来なので、8ケ月ぶりになる。

WEB上では耳が良いと評価が良い ラジオキット TECSUN社製 2P3

2013年の初秋ころから日本でも見かけるようになった2P3を半田してみた。

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パッケージにも金を掛けていますね。好感が持てますね。

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組み立て図が大きいので、子供さんにも向きそうです。

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取り付き具合の確認。

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IFTやケミコンから半田を始めます。

半導体は一番最後です。

NPO ラジオ少年のサイトとは基板verが違う。

2nd IFTがバーアンテナから遠い配置に変更されている。

その結果、帰還発振が起こりにくい。 キットメーカーもチカラをつけてきてますね。

凝視すると1st IFTも5mm程度スピーカー寄りになっているようだ。

IF信号が「IFT⇒バーアンテナ」に戻って発振する事象はラジオにつきものなので、部品配置は重要ですね。

でも アンテナコイルの延長上に2nd IFTが配置されているので、帰還発振具合は初期verとおおきな差はないかなあ、、。

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ダイオードは、型式刻印を読んで間違えないように半田。

バリコン固定のビス 2本。

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シールドを1N60の上から被せます。「検波しきれないIF信号が悪さをする」のを防ぐネライなのか?

真空管ラジオだと「IFT⇒検波素子」の配線ルートひとつで耳が違ってくるので、本キットのシールド化のような工夫は結構重要なんだろうな。

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予備品でRが入っていた。

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SGから455KhzをいれてIFTをあわせる。

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バーアンテナの1次側コイルは2分割されていた。これは、トラッキングがし易いとともに

IFTから距離が取れるので、帰還発振から逃げれる。もちろん昔からの方法。

062トラッキング中だが、夜半なので外来電波が多くてあわせにくい。

次の休日の昼間にあわせることにする。

耳はイスペットのCR-P461Aに近い感じ。

このラジオはIFの増幅度にかなり余裕があるので、好みで手を入れて耳UPしても良い。

バーアンテナコイルの調整がpeakyなので、もう少しリッツ線の本数をあげてもらえると助かる。

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IFが2段なので回路上格段に耳が良いわけでもなく、キットとしては普通の耳かな。AFのゲインが大きいのでそれが功を奏している感じ。部品配置がよければIF段のゲインを上げれるので,部品レイアウトが優劣をきめるのがラジオの世界。

セラミックフィルターを使っているので選局のフィーリングが違う。

ラジオキットは、イスペットのCR-P461Aがやはり優秀ですね。現行品でないのが残念だ。

1月14日追記

早めに戻れたのでトラッキングしてみた。

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VRをあげてOUTをみるとVTVM読みで1Vちかくなる。1W弱でているわけだ。

トランジタ式ラジオを単三乾電池の3Vで1W近く鳴らすとボボボーとモーターボーディングするのだが、このICなのでそうならずに済んでいる。モーターボーディングの理由はわかりますよね。

ついでにAFのゲイン測定をしたくて、audio信号をVRに入れてswitch onさせた。

見事にAFが発振する。VRに接続したaudio信号ラインに何かが載ってきているイメージ。

 このラジオのAFのICはTA7368の海外版。若い頃の仕事で

TA7368の波形を1万回近くみてきたが、こんなに回るICだった記憶がない。

データシートをみると、100Khzでもあんなにゲインが取れるのね。

そりゃ455Khzでも25dBは取れるだろう、、。

ダイオードで検波しきれないIF信号が30dB増幅されりゃ、回り込み対策は必要になる。

でシールドもしたのか、、。

afのインもアウトもトランスレスなので、音の特性はフラットでよい。その反面、RF成分を減衰させられない。ダイオード後に一応CRでlow pass filは入っている。

ラジオで、inもoutもトランスを採用する理由も判ると想う。

通販や店頭で買える安価な小型TR用トランスは、Freq特性はあまりよく無い。計測した方ならご存知ですね。

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インシュロックが裏蓋に当たったので寝かした。

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緑のマジック印がOSCのトリマー側。

アンテナコイルは巻き数は変更せずにつけたが、2巻き足したほうがコイルを外側に持ってこれる。(IFTから離すことができる)

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完成。 耳はオイラの造った「kit-9改造」とおなじくらい。WEB上の評判がよいので、多少期待したが、レイアウトなりの耳。

しかし現行市販品キットでは耳はよい。

アンテナコイル位置がpeakyなので、測定器を使ってあわせるように、、。

幾つかのラジオキットをつくったあとでこのキットをつくれば、このラジオキットの良さがわかる。

樹脂ケースの手触りがよいのだが材料のプラスチックは何かな?

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 以上、第112作品目の製作記事でした。

ラジオ少年やCRkitsでも取り扱いしていたが、 現行は、祐徳さんだけ取り扱っている

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2016/Feb/14追記  最新のは4バンド(FM,MW,短波1,短波2)

KIT-006D  ⇒製作記

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①FMも聴こえる2バンドラジオキット KIT-210

010

②FM ラジオ (LCD)

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③真空管ラジオ

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Takinximg600x4501499264508ugl9cz542

2022年11月 5日 (土)

FX-46K : FM tuner kit by trio.

動作させた。音が出る状態にはした。

感度、mpx合わせはこれから。

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メーターは生きている。ステレオ動作、モノラル動作もできた。 stereo lampは ステレオ状態で暗くなるタイプらしいが、mpx部の調整はこれからなので 逆動作中かもしれない。。

「受電ランプは青色」が純正のようだ。


YouTube: FX-46K : FM tuner kit by trio.

感度が20dB超えで不足している状態。 チューナー部のトラッキングは妖しいそうだ。FMの4段リミッターはどれかやや非力ぽいかんじだが、音が出ていきているのでゆっくりと進もう。

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回路図を見ると「ステレオメーターは 周波数が整合すると暗くなる」のが正しい。

10.7MHzでsnが最も良い真空管は6DK6。値段が6BA6の2倍していた。  このKITは廉価な6BA6が載っているが、高価な6DK6にするとガツンガツンと聞こえるので、感度UPには球チェンジが手っ取り早い。

2022年11月 4日 (金)

太陽光”事業者が説明会で恫喝 “暴力”も

山梨、佐久平っての日照条件がよいらしい。

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営農型太陽光発電を推進している会社のひとつにここがある。

 https://nse-sun.com/

株式会社エヌエスイーはアグリソーラー(営農型太陽光発電

システム)を専門とする再生可能エネルギー商社です。

株式会社エヌエスイー で検索すると 

雑多なものもおちているので、歴史はある会社だろう。

2022年11月 3日 (木)

コンサートン Z503 治しました。

いままでの経緯はここ

 

 


YouTube: 真空管ラジオ: 受信確認  VR閉時のハム音??

 

 
 
 

今日は筐体に入れた。


YouTube: コンサートン Z503 治しました。

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IFTの合わせがブロードになった。peak点が判り辛い。  wood caseの影響を体感した。

修理の通算では44号機になる。 修理したラジオは ここ

今回 修理中のはRF speech processor KP-60

まず、前回の修理品はKP-60


YouTube: speech processor repaired. This is kenpro KP-60.

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ボリュームが少し難ある。

KENPRO KP-60 : comp-VR がガリガリ君。RF speech processorメンテナンス
YouTube: KENPRO KP-60 : comp-VR がガリガリ君。RF speech processorメンテナンス

KP-12,60のメンテンナンスは ここ

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ガリガリ君に機嫌を直してもらった。

RF speech processor KP-60
YouTube: RF speech processor KP-60

ハム音はボリウムや音源にかかわりなく一定なので、原因は+B電圧の平滑不足にありますか? 再掲

Lafayette Explor-Air Mark V Receiver :VR絞るとハム音聞こえないんです。
YouTube: Lafayette Explor-Air Mark V Receiver :VR絞るとハム音聞こえないんです。

 
 

Q :修理品を買ったのですが、ハム音が随分あります。ハム音はボリウムや音源にかかわりなく一定なので、原因は+B電圧の平滑不足にありますか?

 
 
 
 A:
信号ラインにハムが載っているならばボリューム開閉に応じて変化します。    ご質問はVR開閉度とは無縁ですので、アース配線を疑います。       「ワンポイントアースになっていないのが原因でしょう」。                        修理済み品とのことですが、「修理者の公開しているweb siteでアース配線がちゃらんぽらになっている」ことが確認できます。                            お手数ですが 普通のアース配線に治してください。
 

確認する内容1, ・アースループになっていませんか?。 シールド線は片端だけアースにしますが、それを両端しているとNGです。

確認する内容2,・平滑回路のコールド側が渡り配線になってますか? 。それだとハム音が強くでます。

確認する内容3, ・6Z-DH3Aは1番ピンを接地していますか?   6番ピン接地だとハム音が強くて当然です。 

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確認する内容4 ・平滑回路終端のコールド側を6Z-DH3Aの1番ピンに直接続してますか? これを実行していないとハム音は強いです。 (one point アース化実行のこと)

確認する内容5・両波整流であれば トランスセンター線を6Z-DH3Aの1番ピン あるいは 整流管のコールドピンに直接続してますか? これを実行していないとハム音は強いです。 近くのシャーシポイントで接地では全然駄目です。(one point アース化実行のこと)

確認する内容6 ・VRのコールド端は6Z-DH3Aの1番ピンに直接続してますか? これを実行していないとハム音は強いです。 (one point アース化実行のこと)

確認する内容7 ・+Bの放電用抵抗を実装済みですか? (1Mオーム: 2W)

 
 
 
 

 
 以上のことを実施してアース配線起因のハム音は低下しつつあると思います。 
 
 
 
 
+B側起因でのハム音(VR開閉におうじて音量が変化します)
 
改善余力があれば平滑回路は330オームの3段にします。4.7uF+22uF+22uF+4.7uF  で足ります。電源トランスによってはAC320Vでてきますので、抵抗値をあげて+Bが掛かりすぎになるのを避けます。
 

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3段平滑回路基板キット。

 

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国内のラジオ修理siteが5つはあるが4社はアース側を間違えている。 ワンポイントアースにしていない修理写真が多数公開されているので、己の目で確認するとよい。

2022年11月 2日 (水)

カソードバイアスで6Z-DH3Aを使う。古典的真空管ラジオ。

平成以降は、ゼロバイアスで6Z-DH3Aを使う回路が主流になったようだ。

昭和9年、西暦1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておる。 つまりグリッドリークバイアス はいつから云われだしたのかが定まらずである。 このことは2020年9月30日のblog記事で公開済みだ。

「グリッドリークバイアスによる音の是非は日本の雑誌でも1950年代に論議された」とcosmosの親父さんが云うので、カソードバイアスとの音色差は存在する。 その証にカソードバイアスでのラジオ回路を 公開する。

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「違いの判る男はカソードバイアスに移行し、違いの判らぬ者はゼロバイアスに残った」とみることもできる。 ハム音多々でも気にしない修理具合公開しているweb siteがあちこちに診れる。

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おまけに、この検波回路は文中の名で呼ばれている。

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 形而上学的視野ではプレート検波との差分があるようだが、プレート検波にしか見えないオイラはお馬鹿らしい。

agc電圧利用で失敗したSメーター回路を上げておく。よいこは同じ路に行かぬように。  :LA1600

インクリメントなAGCになるラジオIC : LA1600のAGCピンに上手に結線しないと感度抑圧になる。 FETを繋ぐとFET経由で電子が移動しAGCpin電圧上昇する。結果感度が下がる。

 
 
 
 

「感度抑圧があってこりゃ駄目だ」っと判断した回路とニアリーイコールの作例もwebのあちこちにあるが、どうしてだろうねえ。

オイラは 「感度劣化に無頓着でない」ので、NG例を挙げる。「FETは特性上 2SK19がベストである。」とHAM JORNAL 誌に2度は載っている。

それを既読かどうかねえ?

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Ng

単に結線だと駄目だった。

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AGCピンとの電位差を減らす手立てがないか? と藻掻いてみた。

Ng2

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FETを2段にしたら 電圧変化量が減少した。

Ng3

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AGC電位変化量に比して電流変化量が少ない。 定常状態にあるバランス回路をアンバランスさせるには結構なエネルギーが必要だと経験した。

500uAは振れない。100uAであればまあまあ。

Ng4

電位差を誤魔化すためにR1を入れた。510k~1Mオーム。感度抑圧は体感できない程度になった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

500uAは振れない。100uAであればまあまあ。

Ng5

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LA1600ラジオで感度抑圧しないためには、

1,AGCピン電圧が本来値より上昇しないメーター回路であること。

2,AGC電圧の変化を妨げないこと

 
 

そのために

1, Sメーター回路側からのLA1600結線点の電位は、LA1600より低めなこと。

  可能であればニアリーイコールになること。

2, 電圧勾配吸収のためのRを入れて、 メーター回路からの影響を低減すること。

 
 

 
 

デクリメントAGCへのSメーター回路は RK-109. ストレートラジオに実装した作例。 基板はサトー電気で入手できる。


YouTube: testing indicator movement: ta7642. parts kit on sale. named as RK-94v2.

2022年11月 1日 (火)

レフレックスに、正帰還を掛けてみました。(レフレックス +再生): 単球ラジオの第6弾

「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。
YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

 
 
 
 

上動画公開ラジオを基板化した「プリント基板でつくるラジオシリーズ」の第6弾は、6KE8。「シルク印刷に沿って部品を挿して単球ラジオ基板が完成」します。ポリバリコンを回すと受信状況も変化します。 ピーギャーと云わない程度に合わせます。

 
 

single tube radio :reflex and genny using 6KE8.
YouTube: single tube radio :reflex and genny using 6KE8.

回路図、部品表、アクリルパネル図 等は ここに公開中。 同じ外観でまとまるよう公開中。ピンアサインが違うだけでCRは同じ。 それでも感度が違ってくるのは モー値が違うから。モー値の差異を実感できます。

対応表は次の通り。孔位置・外寸は同じなのでベースを造っておくと基板チェンジして確認できます。

Pin

base_asign2.pdfをダウンロード

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Rk19404

Rk19403

Rk19402

通算451作目。 rk-194.

 
 

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 2011年公開の6kt8ラジオ回路: グリッドにLC共振を直結してみた回路。トライアンドエラーで今の定数に落ち着いた。 

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電子工作ビギナー向けの「Sメータの振れるラジオ回路基板」。This straight radio is having  s-meter ; ta7642 radio。
YouTube: 電子工作ビギナー向けの「Sメータの振れるラジオ回路基板」。This straight radio is having s-meter ; ta7642 radio。

RK-94v2で検索。 v2なし検索の場合sメーターなし回路に飛ぶので注意。
 
 
 

超再生式FMチューナーキット  DBR-402
YouTube: 超再生式FMチューナーキット  DBR-402

レフレックスに、再生掛けました 2球式真空管ラジオ 6GK5+6N2P 

2013年3月11日の再掲

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昨日の続きです。

レフレックスで鳴っている2球ラジオに、正帰還(positive feedback)かけてみました。

通常は再生式と呼ばれていますが、オイラはお馬鹿なので、

Positive Feed Backが再生式と呼ばれた由来は存知あげません。

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↑再生用コイルのターン数は9~10です。レフレックス球は3極管の6GK5です。

最初は1号機の6GH8と同じターン数でしたが、掛かりが軽めだったのでターン数をふやしました。

体感上、5極球のほうが耳はベターな感じです。PFBによるゲイン増は、1号機の記事を参照ください。

ポリバリコンとコイル線があれば、手軽に耳UPできます。

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↑SGからの波形。 

1号機よりブーン音が小さいのでかなり良好です。

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↑+Bのリップル具合。40mV近くあります。

オイラは、ヘテロダインラジオの場合+Bのリップル3~35mVになるように平滑段数いれてます。20mVが目安になります。

(使用する球の差異で「ヒーターリップル⇒+Bへの出具合が異なる」のは皆さんがご存知の通りです)

本機は、トランス電圧(BT-0V   180v)の制約があって軽いRを使ってます。

FMワイヤレスマイクだと、さらに下げて+Bリップル2mV以下が目標になります。

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↑SPは大きいのに換装しました。

追実験される方は、ワンクラス上の電源トランスを使ってください。

経験上、+Bリップルを15mV以下にするとブーン音が気にならなくなります。

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↑COSMOSさんのキットと並べてみました。

使用パーツ

真空管 6GK5. 6N2P

電源トランス BT-0V

エアバリコン  ラジオ少年での領布品

コイル   ラジオ少年での領布品 ⇒330μH程度になるように己で調整。

ポリバリコン  FM帯用

1:3 低周波トランス   ⇒ここでYAHOOに出してます。

OUTトランス  20K:8

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以上、「レフレックス+再生」の2球ラジオの製作記事でした。

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不動のFX-46K。

2022年8月に少し触ったfx-46。

IFから調べてみる。

リップル率は、どこまで下がるか?。 「フィ-ルドコイルスピーカー」のFC抵抗値が

リップル率は、どこまで下がるか?

CRによる平滑回路で0.00094%のリップル率になった 。 往時の記事

測定器分野でも0.00094%のリップル率であれば計測に耐えられる。

ラジオでは3段あれば聴感上はラジオノイズに隠れる。

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1956年刊行の電波技術から借りてきた。

「フィ-ルドコイルスピーカー」の抵抗値が 図中FC  1.5Kと書かれている。

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テスターで測ると確かに1.5Kオームであるが、平滑回路中に入れると電圧ドロップは820オームとほぼおなじだった。 +Bは350Vも掛るので「ラジオにとってはノイジーな電圧で使え」との仰せである。

当時は、「SN良い電圧で6WC5を使う」との概念はなかった時代。 7極管では供給電圧でSNが違うこともオシロ観測してれば判る時代になった。

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6段平滑回路基板。

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冒頭回路のように350Vも出てくる電源トランスなので、6WC5がSNよく動作する電圧に下げる必要がある。 結果6段必要だった。 抵抗は2Wタイプで格段熱くはならない。小抵抗多段式平滑回路では発熱は低い。 地球にやさしい回路でもある。

 
 
 次に、
 

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「ラジオのノイズ」考 :再掲

初稿  2016年11月3日

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「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

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間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

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  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

12au7 mini mini watter


YouTube: 12au7 mini mini watter :diy

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