ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« 2019年5月 | メイン | 2019年7月 »

2019年6月

2019年6月 5日 (水)

自作のマイクコンプレッサー基板。パナソニック AN829。 作動OK.

mic-comp an829の基板サイズ。

An82903

◇compした音。


YouTube: mic-comp using an829,panasonic

ラジオの外部入力に入れた。ラジオ側はおよそ100dBのAFゲインがあるが、ブーン音はしない。コンプレッサー基板のSNは良好だ。

an829の入力上限は0.1V前後になる。それより大きいと出力波形が歪む。

vogaのようなcomp音とは異なる。効いていないように聴こえるが測定器でみれば掛かっている。

このボリュームICは音色にこだわるSSBerが愛用するCOMP DEVICEのひとつだ。なるほど、違和感がかなりない。

3級、4級ライセンスでDXCC追い掛けるSSBer向きではなく、落ち着いた大人むけの掛かり方をすることが判った。それは自作して判った。

お決まりのcompメーターにも対応。

An82902

・聴感だけでは調整不能。 測定器は必須。従来のcomp基板はほぼ無調整だが、これはサジ加減で違いがでるコンプレッサー。

・入力上限がおよそ0.1VなAN829なので、前段MIC-AMPとしては20dB前後がよいと思う。24~27dBくらいが良い。

1.5mVインを15mVアウト(20dB)にしてCOMPスタートで、15mV ⇔100mVの16dBほどが使い易いだろう。MIC-AMPのゲインが大きいとCOMPレンジが小さくなる。

仮にMIC-AMPのゲイン10dBならば1.5mVインで4.8mVアウト。4.8mV⇔100mVの26dBが使える

概ね30dB近くCOMPできた。ここ。

「使用者の使い勝手」を入れることのできるコンプレッサーになった。

・HAM JORNAL NO,11のJA1BLV関根OMの記事を一読後に作成のこと。

An82901

通算292作目。

RK-56.

中波帯でも感度抜群のTDA1072ラジオ基板。 自作向けで 領布。Sメーターの確認。

・有名な「ギルバートセル」の回路を、市販トランジタで組み上げたことがあるが、 まともに動作しなかった。6TR回路でも結構な製造ノウハウ・回路ノウハウが入っていることを経験済みのオイラは、技術エンジニアを馬鹿にしないし、見下すこともしない。

「出来るメーカー」では、その回路ノウハウは等価回路で公開しないよ。ライバルに態々と手の内は公開しない。競争原理社会での基本ですよ。

・製造メーカー公表のチャンピオンデータにして遣られた経験を幾度か積んだオイラは、メーカーデータは目安にはするが、丸ごと信じる「お子ちゃま」では無い。

*********************

昨日UPした基板等のなかで、「感度の良いIC TDA1072を使ったラジオ基板」の確認ができた。

もともとCB向けに開発されたICなので60MHzまで仕様書で作動保証しているIC。 オイラは50MHz用受信機の基板(RK-20)に使っている。

Tda107201

Tda107204_2

KIT-16SPの部材のフロントパネル、ベース等を利用してみた。このあたりはRK-33と同じ。

Tda107202

Tda107203

トラッキングも無事終了。

 

Tda107205

まとめ。

感度はずば抜けて良い。 LA1600ラジオ(RK-33)で聴こえない放送局がガンガン聴こえた。

感度が良いと評判の「2P3 キット」で聴こえない局が しっかり聴こえてしまった 

こんなに小さい基板(40 x62 mm)で2P3よりも 聴こえた。さすがphilipsのIC。

Tda107206

このTDA1072はaitendoにも昔あったが今は?.。。。。。。サトー電気にはない。若松通商にもない。

イーエレには僅かに在庫があるね。手に入れておいた方がよいと思う。

LA1600の感度不足で苦労されている方向けです。FCZコイルが取り付く寸法になっているのでこのまま6m基板としても小型で面白いですね。

トラッキング方法⇒ここ

余談だがTCA440は50MHzまで作動保証のあるIC。60MHzで性能保証しているICはこのTDA1072とTDA1752の2種。 この2種を使った記事は他サイトにはないようだ。

ものづくりと自負する日本産のラジオICで30MHzまで謳うものは無い。技術の壁がある。

*****************

④Sメーター用にピンが割り当てられているので、そこにメーターを繋いだ.

メーターのフルスケール調整回路は載せていないのでVRを配置して合わせてほしい。

Tda107209

 

Tda107210

 

 ⑤

周波数表示用のTPがあるので、繋いでみた。

Tda107208_3

Sメータ対応、周波数表示対応の優れたIC. おまけに感度は抜群。

中波帯で使うのは随分勿体無い。

感度良い中波ラジオを作成したい方向けの基板です。

Ans01

2019年6月 4日 (火)

自作のマイクコンプレッサー基板、回路。 第5弾。AN829

*******************

SSM2166,TA2011,NJM2783,SL6270に続く第5弾。

スピーチプロセッサーは1機種ある。

◇◇

本基板が届いたので実装し通電した。

1.5mV信号で COMPが掛かりだすようにした。

これはMJM2783等と同じ設定。

015

016

20dB信号が増えても出力変らず。

所謂COMP状態になる。

ここまでマイクロフォンからの出力は無いので、COMPスタートはもう少し早くてもよい。

017

013

上側: 入力波形

下側: 出力波形

018

多少鈍る。0.03msほど鈍る。AN829の13番ピンコントロールにコンデンサーが吊り下がっているからだろう。

明日はSNの確認。

50MHz AM受信機基板(ダブルスーパー) 。感度良好。TDA1072.

Baba_fumika70

Baba_fumika65

*************************

AM受信機基板をダブルスーパーにて興してみた。

50MHz  とエアバンドでのAM受信専用。

色々と触っていたら感度はこの程度になった。 (S+N)/N=10dBになるSSG値は14.0とかつて無く弱い信号が聴こえた。 TDA1072で50MHz受信させた場合よりも、SNが良いことが波形からも判る。

単位はdBμなので、開放端での値だった記憶だ。 実負荷をSSG端とインピーダンス整合させる道具を持っていないので、真の感度は不明だがこの1/2とか1/4の値でダブルスーパー基板に信号印加されていると想う。

Sper03

Sper01

①基板

②TDA1072

③NE612

④455kHz セラミックフィルター(村田) :W55H。   w55h.pdfをダウンロード

の4点を1SETにて Yahooにて 領布中。  

W55Hは、「 6dB幅が 455 ±3kHz 」とAM通信専用 ラジオ放送専用であればW55Fあたりがお薦め。

036_2

040

Sper06

1st OSCは手持ちのcrystal都合で決定のこと。トランジスタには2SC1906を推奨。 

Sper05

ラジオカウンター  「受信機の発振回路部に影響が出ないように信号(電波)を貰う」

実装済みのLC7265タイプは祐徳電子さんで販売中。(LC7265表示器はオイラの開発品)

・青色キット品LC7265は祐徳電子さんで販売中。 

・緑色キット品はオイラがYAHOOに出品中。

LC7265基板は2017年3月から2019年3月末で220setほど国内に出荷された。自作真空管ラジオにもっぱら使われている。

JH4ABZ式キットはYAHOOに出品中。(開発はJH4ABZ氏)

 M54821表示器(5桁で80.000MHzまで)は オイラの開発品。基板のみ領布中。

024

***********************************

2015年1月からラジオカウンター搭載の真空管ラジオを自作してきた。 その累計数は90台を超えている。オイラのラジオをお持ちの方は実際に見れば 「How  to pick up the osc signal」はお分りなっているでしょう。

基本すぎて、「こんなの常識でしょ」と結線方法は記さずにいた。 製作記事中には写真にて上がっているので目聡い方は十二分に知っておられる。

ラジオカウンターをラジオ(受信機)に付加するには、影響を与えないように信号をもらう必要がある。

仮にわざわざ信号を10PF等のコンデンサーで引き出だしてしまうと、OSC強度が変化する。場合によっては受信周波数範囲も下がってしまう。短波帯なら目も当てられないほど変化する。

真空管ラジオにラジオカウンターが実装されているWEB記事をみるとカソードから引き出しているのが多数見つかる。「何故、OSC回路の敏感な部分からコンデンサーで取り出す」のか? 「この敏感点から引き出す技術思考」がオイラには理解しにくい。

カソードは局発コイルのタップ点と接続されている。 MT管とST管ではタップ位置が違うことはラジオ製作者なら体験していると思う。受信感度に影響する重要ポイントゆえ、手を加えることなくラジオ製作をしたいものですね。

以下

1、信号は「引き出す」のでなく優しく「貰う」。

  電波で飛んでいるものをキャッチすればよい。 中華製のGY560はその良い例だ。

2,どこから貰うのか?

  OSCラインの配線から貰えばOK.

3,コンデンサーで結合させるのか?

  いいえラジオ回路には手を加えません。

4, 参考写真等はあるのか?

はい。

057

緑色の線がよじれていますね。

065

P1010023

P1010018_2

 5、ツイストにするのか?

 はい。

 「2cmで1pF相当」と古書には幾度か書かれているのを見ました。現実1pFにするにはもっと巻きます。

6,巻き数は?

 ラジオカウンターの入力レベルに依存します。 オイラが興した基板だと6cm程度。C容量としては2PF~3PF相当。

線長があるのならばOSCバリコンラインに這わせてもOK.

7,ラジオカウンターからのノイズは無いのか?

 3端子レギュレータが電波ノイズ源になることがとても多いので、良いものを選定してください。

 中華製のようにクロックノイズが漏れるようなら、乾電池駆動にする。それでもクロックノイズ流出ならそれは捨てる。

 「ノイズにならない3端子レギュレータ型式」を指示して、キット品(祐徳電子さん)になっていますので、これを推奨します。

8,ラジオカウンターの流通品は在るのか?

 メーカー品は無いと想います。ラジオ工作愛好家たちが製作したラジオカウンターは流通しています。オイラが興した基板はこれです

Radio counter.

Received frequency display for radio receivers.

◇ICの能力に基づく適正な信号量がある。例えばLC7265であればその値はデータシートで公開されている。

007_3 データシートも見ずに超過大な信号をLC7265に伝えると場合によってはLC7265は焼損し不動になる。そのような勇気をお持ちの方は少ないとおもうが、LC7265の入力値についてのメーカーからの資料が公開されている。

001 上のように公開されているので、「過大入力でIC破壊する使い方」はお薦めしていません。壊さないようにご注意ください。

 

出品中の商品はこちら

2019年6月 3日 (月)

プリウスミサイル 続。

******************

国土交通省に情報多数あり。ここ。

Photo_4

シーサイドラインの逆送。

「駆動軸の回転方向がcwなのかccwなのか?」を検出する「スリット板+透過センサー2個」をケチって駆動部設計したんじゃないの?

切り替えリレーの接点だけでシーケンス組むと、頻繁に起こる事象のひとつ。

********************

オイラの本業はFA機械設計屋です。

プリウスミサイルについて考える。

プリウスって車は、「プリウスミサイル」と呼称されている。

ミサイル発進は、トヨタのデフォルトスタンダードらしい。トヨタの純正仕様らしい

**********************

オイラ、トヨウタ車では、ブレーキのソフトが全然駄目だと記事にしたことがある。

社風としては、「熟慮してないまま市場に売り出す」ように外部からは思える。

オイラの設計製作による装置がトヨタで使われているのも事実だが、トヨタエンジニアと遣り取りして、「それでいいの?」と思うことが頻繁にあった。

MAX295を載せたダブルスーパー。

****************

ムラタ製のSSB用455kHzの入手性が???だ。 1000個も無いようだ。先ほどの図に、LPFを追加した。

現行市販品では最高性能のMAX295を載せた。

①W55I(4kc幅) +MAX295 ⇒SSB専用

②W55H(6kc幅)+MAX295  ⇒AM .SSB

の二通りになると思う。

Photo_3

tca440: 自励式中波ラジオ。それと、2モードのダブルスーパー基板(VHF)

*****************

自励式中波ラジオのサイズはこのくらいになる。

Photo

ラジオAM用のフィルターを載せている。

*********************************

もうひとつ。

ダブルスーパー基板ではRK-41を開発済みだが、

SSBにも対応し2モードのレシーバー基板にした。HF~150MHzを想定。局発を120MHz(30x4)にすれば144MHzも射程内になる。

Photo_2

2019年6月 2日 (日)

7MHz エキサイター。MC1496によるAM変調回路。

641

**********************************

7.181MHzは発振できた。

084

調整用VRを触っていた。

083

 

086_2

 

082

◇ ダブラー(音)の波形。 右が入力信号。左がラジオで受信した波形。時間軸は写真のように同じだ。

MC1496は調整具合で1番ピンへ入れた信号周波数の2倍の周波数信号をアウトプットできる。 このことはデータシートに書かれている。

087

 データシートのようにダブラー動作できた。 MC1496回路は、「RK-13」と同じ。キャリア調整VRでほどよくダブラー作動する。 

この状態では2倍音を聴いているので、「ダブラー音」を使うチャンスは、どうなんだろう??

良い子はマネをしないように、、。

◇◇◇◇◇

本来のAM変調。送信波は7.181MHz. VR maxだと入力3mVくらいで歪み出す。入力5~6mVで歪出すような使い方が良い。

089

bufferの電流は、抵抗値に掛かる電圧から算出して 10mA.  このbufferからの信号線をバーアンテナに4回巻きつけて測った。

12Vで10mAだから 恐らく50mWくらいの出力だろう。 FINAL(M28S)も同じ電流値にしておいたが30~45mAくらいは流したほうがよいと想う。40mA x12V=480mW程度は入る

FCZコイルの線径が0.1mmなので80mAあたりまで流せる。 基板のパターン幅は0.04インチ以上あるゆえに、基板では1Aまで流せる計算になる。FCZコイルが熱くならないように注意する。

088

3端子レギュレータはSTMicro推奨。「3端子レギュレータから発生する電波ノイズ」及び「レギュレータから電源ラインヘ流出するノイズ」を考慮すると推奨できるメーカーはかなり限定される。 もっとも良いメーカーはこの容量サイズが無い。

この基板向けだと、100mAタイプでは苦しい。

「2番ピン⇔3番ピン」の1KΩ抵抗を増減させるとゲインは変るが、「1K⇒500」にしても4割も増えないので300オームあたりにする必要があるが、バランスが崩れてくると想う。7MHzあたりではマイナスゲインにはならない水準。 7MHzダイレクトコンバージョン受信機でDBM-IC採用だと体験上マイナスゲイン範囲に落ち着くことと整合する。

「DSB用回路」と「AM変調用回路」では、回路形は同じで4個抵抗値が異なる。「DSB用抵抗値」でAM変調を掛けるのは実際苦しかった。 この辺りはメーカーも確認してあることが分かった。、、とダイレクトコンバージョン向けの送信測定器として使う場合には,final段電流は10mAも必要ないと想う。(強くて困る)

基板の用途は、

1, AMエキサイター (FINAL FCZコイルの上限 :80mA )

2, DSBエキサイター

090

作動確認できたので、領布中。

◇DSB時の注入キャリア量は、キャリア周波数に依存することがデータシート(fig. 22)に明示ある。7MHzだと150mV(rms)前後が推奨されると思う。現回路だとOSCが強力すぎるので、OSCコイル2次側から注入等の工夫が発生するとは思うが、その辺りは題名がAM変調回路なので、ご勘弁ください。

◇DSB時にはDSB用値に抵抗値は変えること。その方がキャリアが出てこない方向なことが実験でも確認した。

◇AM用としてはオシロ読みで0.3~0.4V程度で支障ない。AF信号とのバランスにはなる。 キャリアを抑制することなくしっかりと出力してもらう必要がある。 ただしRFで1Vも入れると歪むことが波形観測できるのでほどほどに。AM専用ならば750Ω⇒680Ωの方がよい感じである。

◇水晶振動子を別なメーカー品の7.011MHzを載せてみた。OSC強度が3倍ほど強い。 AM用でも発振過多だ。 「同調回路コンデンサーのQ大小(共振時)で発振強度が10%は異なる」ことは、過去の記事でご紹介済みだ。 おそらく7.011水晶の製造メーカー品はQ(共振時)が大きいのだろう、、と。 「水晶メーカーに合わせた抵抗値にする」ことも必要だ。サトー電気取扱いの7.181MHzならば図中値で支障ないと思う。 

搬送波形と受信音は無縁なことは、ここで確認済み。

すでに公開済みのLA1600ラジオ基板とセットにすれば、QRPのrigがまとまると想う。

搬送波は0.35V入れた波形。TA7045(CA3028)。送信に使う。

Yanagiyurina05

 

53641618_268035800799816_3178127710

************************

7.181MHzの水晶を実装。vxo用にバリキャップ等のスペースあり。

Ca302802

dsb変調波形。 MIC-VR最大時に、1.5mV入力で過変調になる。

搬送波は0.35VをCA3028に注入した。

Ca302801

dspラジオで受信。 受信波形は綺麗。

Ca302803

このdsb送信波形を、SR-7同様にBFO式にて再生。

受信波形はオシロのようにスイッチング波形になる。

Ca302804

キャリアバランスを崩してAMにて送信した。

7.180のAMで受信できた。

106_2

まとめ。

TA7045(CA3028)をDBMにしたTX基板もまとまった。600mWほど入っている。

通算291作目。

RK-55

TA7045(CA3028)を使う。 

先日のTA7045(CA3028)実験のように、DSB/amのTX基板にした。

 

012

*************:

搬送波を漏らす方法が拙いとこのような波形になるので回路は注意。

027

048

2019年6月 1日 (土)

LA1600ミニラジオ基板は,RF増幅あり、BFOあり。 RK-54

******************

感度面では、SR-7を超えるBFO式レシーバー基板(AMとSSB両モード)を興してみた。 前記のようにSR-7では30dBuVのSSG信号受信が苦しい。AMの受信がSR-7では原則出来ない。

RK-49にRF増幅を付けた。VRによる増幅度可変タイプにした。 3.5MHzや7MHzではRFアンプは不要だが20MHzあたりではプリアンプはほしい。

RFアンプには2SK192.

005

20dBuVが聴こえてきたSNは15dBほど。

SR-7ではノイズに埋もれてしまう信号が聴こえる。

FRアンプのVRは絞ってゲイン最少にしてある。この位のゲインだと随分とSNが良い。

006

008

(S+N)/N=10dBとなるSSG値。

007

BFO波形。

他励式SR-7では局発の漏れが加算されていたが、本基板は自励発振なので、綺麗な波形。LA1600は他励だとOSCの通り抜けが確認できる。自励で使うのがよいラジオIC。

注入量は8mVから120mV. 5mV~50mV。   VRでの可変回路なので相手信号に合わせて注入量可変すれば良い。(弱めに入れる)  BFOの波形が汚いと復調される音も濁るので注意。結合Cが小さすぎると波形が醜くなることがあるので注意。

009

まとめ.

SR-7より15dBほど感度良い短波ラジオ基板ができた。

AMを中心に聴いて,BFOオンでSSBを聴く。

通算290作目。

RK-54になる。

2SK192+LA1600+LM386の構成。

*************

追記

2019/10/18日時点での感度表。

sメーター対応はtda1072系基板。

Photo

アイテック電子のキット「新SR-7」: 7年ぶりに感度確認した。

*********************

回路記憶が曖昧だったので開封した。

「プリアンプ回路は無し」だった。、オイラはRF増幅ありと覚えていたが間違いだった。

001

BFOの波形。推奨のTP点で計測。

LA1600は他励式で作動している。その局発(7MHz帯)が加算されている。

FETによるBFO発振回路ではあるが、コールド側からの局発信号が加算されている(重畳).

振動子端がコールド側になる発振回路では、コールド側ラインも発振定数として利用しているのでほぼこうなる。他信号の入り込みを嫌うならば、振動子は「ベース と コレクター 間」を推奨。

004

上の波形がサイン波に為らない理由は、結合コンデンサーの容量が少なすぎることだ。回路図記載の定数では100%こうなる。(7年前には理由不明だったが幾つか発振回路実装したら原因を体得した)

回路図値の20倍の容量は欲しい。

CSB455を抜いてBFOの作動を止めて、純粋に感度確認。

波形の繋ぎ部はオペアンプ起因。

002

このSSG値では信号がノイズにほぼ埋もれる。遠くでトーンが聞こえる。

003

まとめ

35dBuVならばSNよく聞こえるが、30dBuVでは苦しい。

*******************

オイラの開発基板 RK-49.AM/SSB両用。 

回路はSR-7と同じでRF増幅なし。BFOあり。違いは局発がLA1600に担ってもらう自励式。

SR-7より感度良く聴こえる。

SSB受信は、BFO用トランジスタに通電させて聴く。 BFO-ON用の端子あり。

La1600b002

 

サイズ比較するとRK-49が15mmほど小さい。

011_2

 

La1600b020

 

 

 

ウェブページ

カテゴリ