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2025年1月

2025年1月22日 (水)

ツートーンジェネレーター(only 乗算)。 回路案

半田ミスがなければ動作する回路。

乗算デバイスに 超古典ic 555を使う。 

Photo

矩形波同士の乗算回路かつfreqが8倍差程度なので、 波形に興味がありトライする。
(webで調べても そんなこと実験しているsiteはないので、トライ)

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中波帯ラジオ送信機の SNが劣化中なことについて

中波ラジオ放送機|JRC 日本無線株式会社

上にはSN63dB程度とれることが公開されている。音声信号は7.5kHzまで送れる。

しかしNHKで製作論文(半導体で構成)をみると1980年代は、SN75dB程度 確保できていた。アナログ変調をやめたら、snが劣化した事実がある。

近年のビット処理による変調機ではSN55dBあたりが上限らしいこともNHK論文に載っている。1950年代に比べて25dB近く悪くなっている。

Tokusei

Tokusei2

いつから電波質がおちだしたのか?

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1994年でのレポートでは71dB取れている。

Tokusei3

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オイラの記憶では送信器は、芝浦電気がnhkご用達。 そのあとに三菱電機。

日本無線は受信機が売りの会社だった記憶。

戦中の穂高通信(長野県穂高町)は、現状プレス工場になっている。

五麟貿易。

下記が真値ならば、登記簿は閉じているらしい。

Gorin

webは閉じていた。お歳も若くないので引退モード中だろうと推測。

 
 

yahooには、

gorin_gorin

 
 で品が並んでおる。 

2025年1月21日 (火)

1953年でのFM変調回路図 6SD7-GT

日立製作所での6SD7の使い方学習できた。

負荷コイルは各プレートごと独立しておる。

Fm_mod

A級オールディスクリート・ヘッドホン アンプとは? : conduction angle 360° は必須ですよ

下図が動作説明のすべて。 日本人でこれを使って説明しているオツムはほぼセロ。 不思議ですな。雑誌執筆者等のプロ技術者は基礎知識の向上に努力したいただきたい。

英語圏発祥の技術なので英語圏(特に欧州)から技術輸入、技術紹介がもたもたしているとガラパゴス化する。

class Bも class ABも one device ではangle 360度伝達はできない。

Classesofpower20amplifiers_3

 
 

push も pullもない。 CLASS_A

Electronic_amplifier_class_a

 
 
 
 
 
 

pushするTR と pullするTRが存在する。 CLASS_B.

Electronic_amplifier_pushpullsvg

 

 
 

まずは基本から。

A級は 単デバイス(或いはパラレル)でしか実現できない。       往時雑誌で動作点説明があるので、「  ゆとり世代は 昭和25年から昭和58年頃までの回路雑誌をまずは読め。」
 
 
push pull 回路は 「push デバイス」と 「pull デバイス」の計2個で成立する。別な言い方をするとB級動作。 PUSHとPULLのつなぎ目が確認できるかどうかは 計測機器の分解能に依存する。

Class_b

上回路は B級動作アンプ。これをA級動作と呼ぶお馬鹿はいないだろう。

 IN側トランス、OUT側トランスが無くなるとSEPP回路になる。

 
 
 
 
これは電気回路での基本。ゆとり世代はこれを学習していないので 非常に困る。
 
 
 
 
A級オールディスクリート・ヘッドホン アンプとは 「終段はシングル あるいは パラレルになる」。
 

push も pullもない。 CLASS_A

Electronic_amplifier_class_a

 
 
B級のSEPPを持ってきてA級と唱えるのは、電気の学習をしていない間抜け。 wen上で有名なメーカーと自作品でのseppのエネルギー変換効率を調査してみたが、出口8オーム端に出てくるw数から算出されるエネルギー変換効率は、 1%~12%程度。 
 
class Aの理論効率52%。class Bの理論効率は56%。 理論での差も10%範囲なので、イコールに近い。 実際のSEPPでは供給エネルギーの9割は熱等になり、音に変換できない。
 
 

高fT/高速SWトランジスタが開発された80年代以降、 小信号時A級大信号時B級の可変バイアスコントロール が可能になり熱排出と能率問題の改革につながった。

商売のためにはイメージUPが必要なので「リニアA」、「ノンスイッチング」、 「A+級(Class A+)」、 「Class AA」、「New Class A」 「ピュアA級」、「ノンスイッチングA級」、 「New Super Optical Class A」、 「HCA」、「Dual Amp Class A」、 「ピュアA」、「スーパーA」、「クォーターA」等の名称で 「B級アンプをA級と混同するように仕向けた」。

 これに載せられた「何にも考えられないオツム」がまだ勢力をもっている。       「所謂 神輿は軽いほうが良い」言い換えると 「騙ます側 と 騙された側」の関係になっていく。
 

Conduction_angle_360

conduction angle 360では ガラパゴス化したJAPAN用語「CLASS AA」はでてこない。そろそろ騙されていることを理解したほうがいいね。

 
 
 Single-ended output stages have an asymmetrical transfer characteristics curve, meaning that even-order harmonics in the created distortion tend to not cancel out (as they do in push–pull output stages). For tubes, or FETs, most distortion is second-order harmonics, from the square law transfer characteristic, which to some produces a "warmer" and more pleasant sound.[9][10]
 seppは非対称と明示されている。 そりゃデバイス2個使うと対称にはなりえない。 対称だと思うオツムが科学性を無視して 空想を唱えている。
 
 

信号量で見ると「デジタルはアナログの半分しか伝えられない。」 0と1での処理なので半分は捨てる。正しく云うと楽器等の音響信号の半分は受け取れないのがデジタル。  受け取れなかった信号でspを鳴らすこともできる不思議なのがデジタル。

 
 

デジタルがアナログより質で劣る理由はもうひとつ。 通信エラー処理により脚色できる機能があること。      「現通信プロトコルで最大40%は脚色している」と総務省が2021年公開している。 今後は80%脚色まで広げるとも宣言している。そうなりゃ、元の信号はどれ????にはなっていく。

これを己のオツムで考えられないのが、デジタルマンセーに傾く。情報は広く公開されているが、その総務省公開の資料を読めないオツムだと不幸ではある。

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音が良いと評判のメーカーからの転記。

パワーアンプの出力段は通常AB級動作が一般的です。オーディオ信号に対してNPNトランジスタとPNPトランジスタで+-交互に電流を流しているのです。もっとも無信号(微小信号)時にはアイドリング電流としてNPN,PNP両トランジスタに電流が流れているので、この領域ではA級動作ですが。

 10年ほど前にリンク張って怒られたので、今回もリンクはなし。

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1

スイッチング電源はノイズが強い。スイッチング動作させるとノイズの塊になる。いわゆる雑音発生装置だ。 こんなものを電源として使うのは相当に耳が悪い。オツムも悪い。

このノイズを除去するには 減衰量60dBは必要になる。スイッチング周波数に整合したtrapを入れる。LPFでなくtrap. LPFは曲線が緩いので3段はほしいしcold側から抜けるので その対策もmust.

LPFを入れるのは随分と間抜けな文系ですね。

 

FA分野ではキーエンスが有名であるが、キーエンスシーケンサーへの電源UTから100Vに流下するノイズは4Vを計測できた。4Vなので60dB減衰させても0.004V(4mV)もある。100Vラインをアンテナとして電波としてガンガン飛ぶので、 計測器の敵でもある。 

 
スイッチング電源を搭載した音の汚い無線機 としてはICOM IC-710が国産初。音の汚さで知名度はあがった。10W TX電波が 内蔵電源にガツンと入り軽微な帰還発振モードで運用できた一品。トランス抱かしてりゃちがったのに、、、。
 

2

日本では差動入力を組むのも流行りだが、 等負荷の差動回路ではないのが9割占有しており、その回路ではデバイスに流れる電流はイコールにはならない。

hfe特性を揃えてもそれぞれの電流が違うので、動作点が違う。 動作点が異なるのにも関わらず特性を揃えるメリットは、 心理面だけだ。    非等負荷の差動入力回路では、特性を揃える科学的メリットは薄い。

 某有名web masterも2019年頃 ようやく差動回路を理解できたらしく「ペアデバイスは不要」と云いだした。これで電気回路を学習せずに始めたのが内外にバレた。 

 英語圏では 等負荷差動入力回路を頻繁にみかけるが、日本でのweb siteではレアだ

 

 

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9石のフルディスクリートヘッドホンアンプ(片ch)。回路は1969年頃の古典からもってきた。差動回路で入力。

2SA1015と2SC1815.  3V供給時には12mW. 6Vだと150mW.  RK-225。 Low noise仕様の2SA1015Lでつくると実に低ノイズアンプが完成する。(Low noise品は、量産品からのノイズ選別品なので 通常品は2sk170と同ノイズ)

図中D1とD2は必須。これがない超古典回路もあるが、少々問題があるのでダイオードが入った回路に進化した。 D1,D2の役割を解説した本、web siteは多数ある。      役割を知る人間は、回路にdiodeを入れておる。diodeを入れることにより硬めの音になる。メリハリがはっきりする。エッジが立つ。 これは真空管回路終段のsgにdiode経由で印加した場合と同じ傾向の音にかわる。                     「エッジの立つ音を嫌う層は 抵抗だけでまとめている」のも事実。クラッシク系は抵抗だけでseppをまとめたほうがよい。       そういう歴史と回路を学習するかしないかは、製作側のオツムの出来に依存する。      指示待ち人間や知的好奇心のない者は真似して終わりなので、外部からみて、彼等の将来性まで含めて判りやすい。

 
 
 
 
 R5でゲイン調整。動作点へガツンガツンと影響ある部品ではないので 好みで触れる終段を2SC3422,2SA1359等にかえてR2、R3、R7を変更すると 出力は実測1.1W(14V供給)程度になる。 9Vで350mW出力前後と小さい。 12V供給では820mW(このあたりが使いやすいだろう).

 14V時 300mV INで1.1W前後。R5=100.

   17V時には出力1.95W。R5=82

終段に流れる電流の大小で音色が異なる。 エネルギー変換効率を上げると音は細くなるのは真空管アンプも同じ。 one deviceのClass_Aでも電流を大きくしたampでは良い音するのと、全く同じ。

「RK-143,RK-150で電流値を変えて音色確認した経験」がここに生きている。2SC1815でも無信号時50mA程度は流すと音質が上がってくる。

Rk22913

ぺるけstyleの1.8倍ほど電流は流れる。結果、艶のある音になった。

 NFB量はR4,R6比率で決まる。

 
 
 

3v供給時のR

Rk22509_2

 

2sc1815と2sa1015で構成されたアンプの音。6vで100mW超え出力。 つまり9Vも掛ける必要はない。


YouTube: ディスクリートアンプ /2SA1015+2SC1815 (100mW ? )の音

 
 
 
 
 
 
 
 終段パラ (7.5V時)
 

Rk226v2

BLで2パラ :シングル時よりよい音。


YouTube: 2SA1015と2SC1815だけでつくる 220mWアンプ。7.5V供給

 
 
 
 GRで5パラ 。見かけのCobが増えたが ヒトの声は 地上会話で耳から聞こえてくる音に近づいた。


YouTube: ディスクリートアンプ 2sa1015+2sc1815. 出力300mW. 8V供給

 
 
 
 

14V供給時には1W出力したsepp 回路

 :

Rk229

 
 
 

SEPP_OTLなので回路としては、CLASS_AB.

SEPPでのCLASS_Aは論理上存在しない。 SEPP回路はCLASS_Bに該当し、歪を減らす方向でA級側に近づけただけ。 日本語教本、英語教本をみてもSEPPはCLASS_Bで動作説明されている。

「波形上側と下側の担当デバイスが個々に存在するのでCLASS_Aとは呼べない」。 しかし学習レスの人物がCLASS_Aと誤称している。  回路作図者ごとに呼称が違うのも不思議だが、1970年にはCLASS_AB あるいはCLASS_Bと呼ばれていた。

歪率測定はルールが定まっている。 音源インピーダンスは1Kオーム。入力信号強さも定まっている。これに適合して計測している高名な個人siteはゼロぽい。 

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LRを1枚基板に載せたのはRK-226(4月14日リリース済み).

初段をFET化すれば入口のCは不要になる傾向だが、音源と結線すると電圧勾配が生じテスター計測できる程度の電圧は生じる。 この生じた電位が音源に影響なければ結合Cレスにはできる。

入力側のssm2210? ssm2110?等の回路は見かけなくなったが、どうしてだろう。

電気信号の伝達が生じる限り電位差は発生する。 それが測れるかどうかは測定器に依存する。「テスターで測ってゼロ」だから「電位差ゼロ」では幼稚園児と同レベル。

 
 
 
 


 
 終段をパラレルにすると見掛けのCobが和算で増え、基板のCも加味枯れて、ガツンと音質が低下する。 ラジオのAFであれば 3パラ(出力260mW弱)までだろう。 audio としては3パラは音ですぐにバレル。
 
音が良いと評判のトランジスタはCobが小さい。
 
 

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List

東光のアクティブ バンドパス フィルタ(ラジオのAF用). THB111A

東光のパーツで、貴重な「BPF for audio freq」を紹介する。THB111A(300Hz~3000Hz帯域)

アクティブ バンドパス フィルター で数種類生産・販売されていたので、往時エンジニアならば公知だろう。

商業用ゆえに民生用市場での流通は不明。

P1010003

Tbh111a

Wa6ejorcver

型式は知っていたが実物を触るのは初めてだ。 遣い方は簡単で+Bを印加するだけだ。

英国の有名パーツ屋で2個だけ売られていた。たまたま入手できた。もう在庫は無いとshopに云われた。

いまWEB検索するとオイラが引っ張ったPDFデータ(青コピー?)すらHITしない。 

東光のPDFでは、設計はIWAKI(岩城氏). 1988年2月3日でサインされている。承認はフキガワ(蕗川?)氏

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2025年1月20日 (月)

PWM変調考  LTC6992

先日は 「D級デジタルアンプ IC についてのメモ書 :自作向け忘備禄。」にさらっと書いた。

今日はLTC6992の低周波入力レンジを確認する。 喋りのプロであるNHKアナウンサーでも声の大小差は40dB(100倍)ある。 クラシシック音楽では生で120dBを超える。

音楽CD当初はレンジ100dBあったが、80dBにまで減った。120dBを80dBに圧縮しているのでCD,MP3で臨場感再現は無理。 失われた40dBを復元することは無理。

 
 

LTC9962の写しだ。 低周波信号がすくなくとも0.1Vは必要。入力上限は1V.

つまり10倍しかアナログ入力レンジはない。 20dBしかない。 ピポパフ等のトーン信号くらいしか入れらないことは判った。アナログ信号をスイッチングさせてpwmぽくして入れるとレンジは広がる。 それだとこのデバイスを使う意味はない。

Ltc6992

LMC7555でPWM変調させた基板が領布中だが入力レンジは30dBほどしかない。

UCC25702も入力レンジはさほど広くないので、困ったネ。

UCC28C53が 25702より20%ほど広そうだ。 UCC28C53は0.1~4.8Vの間で低周波信号を請けれるようだ。それでもレンジ幅で50倍(34dB)はない.

入力レンジとしては通信限定であれば40dBほしい。 音楽系ターゲットならば50dBはほしい。

 
 
6WC5をワイヤレスマイクに使う場合には、 低周波信号5Vが6WC5に掛ると概ね変調100%になる。無信号時には1mVは掛からない。 5000倍ていどの信号大小差に対応しているので、入力レンジは74dBくらい。  球の元気具合にも依存するが マイクアンプ部の増幅度目安にはなる。
 
 
 

PWM変調デバイスでは、もう少し入力レンジがほしい。、、、、データシート確認中。

ここは某氏のようにコンパレータがいいのか?

NE570系の出番???

 
 
 
 

中波帯放送局ではPWM変調は1975年ころからの技術。入力レンジについて調べている今日だ。

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最近は14?bit処理らしい。

入力レンジは昔もいまも120dBほどあった。

 この信号をラジオ電波として送って昔はSN75dB.

近年は63から50dB。 確実にSNは劣化している。 どうしてこうなった?????

2025年1月19日 (日)

電池管1R5で造るワイヤレスマイク。

2025年1月6日の続です。

マイクアンプはJRC4558.

bufferは2sc1815. 動作を強くするとmic-ampに回り込むので、ほどほど強さにした。

真空管式ワイヤレスマイクではこの程度では回り込まないので、 「高域が垂れる特性にC補正」であれば、回り込みにつよいはず。 


YouTube: 電池管1R5で造るワイヤレスマイク。

P1010013

P1010007

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通算590作。RK-341.

Rk341

ST管のラジオ回路。 マジックアイは6BR5。 スーパーの感度を上げる。

外部入力には「RK-40」をつかっている。

Radio_schmetics_2

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真空管の増幅度は、バイアスで決まる。 浅いと増幅度がおおきくなる。

また データシートに記載されているように、規格上限品と下限品では増幅度は1.5倍近く違う。

ラジオでは信号ラインに4球使うので、1個で1.5倍違えば 、上限品球のラジオと下限品球ラジオでは、放送局からの信号をうけても5倍ほど差がでる。AVC(AGC)はその差を判りにくくする機能もある。

加えてお元気球とお疲球の差もあり、下限品・上限品の性能差も含めると、個々合わせてカソード抵抗は増減する。 教科書回路、メーカー回路での数値はいま現在は目安にしかならぬ。

電源側の供給能力も揃えて実測バイアスと実測増幅度を含めて、はじめて議論になる。60mA供給電源と200mA供給電源とでは球の挙動は不思議に違う。

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1,感度を上げる方法。

「AVCを浅くする。」もある。 

2、マジックアイを景気よく振らす方法。

「AVC電圧」の大小で指針が違うので、AVC電圧が上がるようにAVC抵抗値を増やす。上限は10Mオーム。結果バイアスは深くなりIF球、混合管の増幅度はさがる。 

感度は下がってしまうので、元にもどすにはAVCコンデンサー値を減らす。473,223にする。この下限は103くらい。 322なんて小さくするとゲイン過多でIF段が帰還発振傾向になるので注意。 AVCの効き具合は変わるので好みに合わせる。AVCはこの時代規定がない。

 「理論では C x Rが同じであれば 時定数は変わらない」とされているが、それは机上(空想)に近い。

AGC,AVCの規格はミリ秒数値で存在している記憶だが、そこは通信プロに任せる。

ロクタル管スーパーラジオ。 マジックアイは6BR5。回路図は2021年に公開済み


YouTube: ロクタル管スーパーラジオ。 マジックアイは6BR5

6br5

2極管検波でのAGCラインと信号ラインは別々。 これは 「放送機の神様 島山鶴雄氏」が云いだしたことで知られている技術常識。

委員会からの刊行本は、当時6000? 8000?で扱われていた記憶。いまは20万するらしい。

送信機側の放送アンテナとのマッチング技術にも触れてあった記憶。 

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球ラジオで通算148号機。

2025年1月18日 (土)

7段平滑回路。 通電してから電圧がおちつくまで。


YouTube: no sounds. rectifying circuit.

トランスにはAC400v近くかかる。 「真空管ラジオでSN良く試聴する電圧」は180Vから220Vなので、330オームの7段平滑にした。

まだ高いので390オーム抵抗を手配した。235Vの予想。

430オーム 7段で220V予想。

「9石スーパー(OTL) 」と 「LA1600+LM386」

自作品ダイジェストから2基板。


YouTube: SANYO LA1600 homebrew radio just on the case.


YouTube: 「LA1600ラジオ」 と 「9石スーパー」とで聞き比べ

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3Vでsepp回路ではSP端で100mWにはならない。 

雑誌公開回路もWEB回路も試したが彼らが主張するより小出力だ。


YouTube: 3 transistor sepp : supply only 3v sound like this.

2sc1815で3V供給だと出口で40mWが限度。3Vで100mAながすと熱暴走するのはyoutubeにて公開ずみ。熱暴走開始電流値の1/3くらいが使用上限になるので、30~40mAで使うのが安全な2SC1815。 供給エネルギーとしては3V x 40mA=120mW.

主たる理由はSEPPでの効率が30%もないことに起因。 音が良いと主張するSEPP回路では効率7%から15%。音を歪ませると波形面積が増えるので出力平均値は上昇し、パワー計測値は増える。

「CLASS-B,CLASS-ABはバイアス点をどうするか?」である。 電気回路に対してA,B,C,D,E,Tと呼ばれてはいない。 単にバイアス点を示す。

AAなる回路は、 時間遅れの同相加算するので、信号処理としては「やっちゃ駄目の見本」。おまけに遅れ時間はop amp型式で増減がある。古い版下と近年の版下とでは遅れ時間はちがう。

 当時の音で再現するならば同じ製造品を持ってきて確認するしかない分野。

有名な4558型オペアンプの出力跳躍現象があるのでユニティで使う場合には慎重に。(オイラはユニティでは使わない)。op ampはpush pull回路なのでB級動作。バイアスを多くながしたのがAB動作。 

 

Njm

トランジスタ1個を通過する時間は、アンペア数の大きいTRでは50nsくらい。ダイオード1個で1nsくらい。

opa2604

A51

A51a

Opa2134

OPA2604では応答がおいつくまでに100nsほど遅延する。5V信号いれると1usも掛る。信号強さで遅れ時間が変わるので、 AUDIO愛好家がこのむ回路ではないはず。

おまけにシュートする。 遅延を少なく設計するとシュート量が増えるので 半導体設計屋は 苦しむ分野。

高速アンプのLMH6628(2005年リリース)で出口0.1v時には遅延は20ns。

時間遅れの同相加算するAA回路は、やっちゃ駄目。

2025年1月17日 (金)

殺虫剤クロルフェナピルの残留濃度基準、台湾:0.01ppm、日本:5ppm

日本では農薬が大量に使われているので、台湾側で イチゴ廃棄。2025年1月7日。

情報元

イチゴは夏季の作物。春5月頃に中房川、高瀬川沿いでみかけたが、農薬普及でみかけなくなった。

ハウス栽培で旬でない時期に出荷。

2025年1月16日 (木)

D級デジタルアンプ IC についてのメモ書 :自作向け忘備禄。

とある回路にD級動作ICを使いたいので、 メモ書き。

 
 

PAM8012  出口はBTL、 内部クロック250kHz、ゲイン18dB   Vil Vihあり(中間電位入力処理はよくわからず)。

 

PAM8304  出口はBTL、 内部クロック400kHz、Vil Vihあり(中間電位入力処理はよくわからず)。

 

IRS2092   出口はBTL、 内部クロック800kHz、ゲイン60dB(アナログ入力の思想)。供給電源として30v程度は必要。

 

SSM2305    出口はBTL、内部クロック280kHz、ゲイン18dB、Vil Vihあり(中間電位入力処理は?)

 

TPA3122  出口はBTL、内部クロック250kHz、ゲイン36dB、Vil Vihあり(中間電位入力処理は?)

 

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Vil,Vihがあるので、その中間電位入力の処理が不明。

「on信号になるのか? off信号になるのかはICのお気持ち次第」なことは理解した。

Vil,Vihの差が小さいICがアナログ信号請けとしてはベター。 

この不安定具合の除去には前段リミッターIC(古くはTA7061、CA3028等)を入れて中間電位にならぬ工夫する。

上記5品では、TPA3122とIRS2092がお勧めぽい。

IRS2092は出口にフィルターがないような模式図なので、PWM電波信号800kHzで出力されそうだ。そのままAMワイヤレスマイクにできそうだが、周波数はデータシート範囲で動きまわるので注意。

外部から周波数を触れそうなPWM DEVICEもあるが700KCが上限品らしい。

内部クロックがつくりだす高周波の対策は必要。 おそらくは80dBほど減衰必要だろう。

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UCC25702.

WA1QIX氏が2003年ころから使っており知名度は高い。

日本では JA9YZ氏の作例が有名。

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古いところでは、

1977年リリースのSG3524。(クロック300kHz) 等が工夫すれば使えることも判った。

1977年でfreq=300kHz.  2018年でfreq=700kHzなので 技術はすでに頭打ち。多分1980年代リリース品が作例多数で 楽??にも思う。

自作向け忘備禄。

2025年1月15日 (水)

三菱UFJ銀行の元行員が、顧客の貸金庫から現金などを盗んでいた問題

三菱UFJ銀行の元行員が、顧客の貸金庫から現金などを盗んでいた問題。

短大卒業で支店長ランクには登れない。学閥が生きているので、無理。

長野県の銀行では150%無理。

おそらく支店長、役員の愛人になっていたと推測される。 

2025年1月14日 (火)

コロナワクチンとは?  

二階堂のおいちゃんのとこに公開されてた。

「溶けるオブラートで毒を包んで体内細胞に取り入れる」イメージになる。 だから米国では騒ぎになっている。

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接種はコロナ感染時より桁違のスパイク蛋白を長期にわたり産生

米テキサス州がファイザー提訴、「コロナワクチン有効性の説明に誤り」

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カンザス州、COVIDワクチンに関する主張でファイザー社を提訴    (2024年6月)

米ファイザー、病院向け薬剤部門の売却検討 (2024年11月)

どうして切り売りするのかねえ?

ワクチン訴訟から逃げたいのは、彼らの本音。

単球真空管ラジオ :段間トランスを中国から引っ張った。バンバン使えた。

単球レフレックスラジオでは、増幅度に余裕がない。 検波後に段間トランスを使って信号を昇圧させると単球でもラジオが聞えてくるようになる。

Ddd

段間トランスの選定ポイント

1,増圧比      巻き数比に依存するのは学習済みだと思う。

2,抵抗値  能動デバイスの動作点は、抵抗値(1次側)できまる。インピーダンスはバイアス設定へ僅かに影響あるが、無視できるレベル。

 Primary copper resistanceは 1kオーム程度ほしい。

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米国製の段間トランスは 15K :60K。15K:135K。

本品は 10K: 90K。

東栄では1:3段間 として販売している商品があるが SPEC不明で売っているので、その状態ではまず買えない。

Primary inductance: about 22H.
Secondary inductance: about 170H.
Primary copper resistance: about 950Ω.
Secondary copper resistance: about 2820Ω.
Overcurrent 15mA.
Frequency response: 10Hz ~ 45KHz -1DB 20Hz ~ 33KHz -0.6DB

P1010015

抵抗値は 「昭和トランスの段間トランス」とほぼ同じ。made in china で性能良い。

「specでは15mA流せる」のでAUDIO用ではある。電圧増幅段で10mAも流すと200V x 0.01A=2W inputにもなるので後続は100W outだろう。業務用PA用か??

ラジオの低周波段間トランスとしては5mAも流れると1W inputにもなってしまうので、3mAから5mAの電流がよいと思う。

このトランスを秋月電子 あるいは aitendoに泣きつくと国内販売してくれると思うよ。   shopに NJM2783、 TDA1072、 CFWM455、LC7265等泣きついた人数が多くて国内販売になった実績があるので、 泣きつく人数次第だね。  オイラが秋月にWEBから依頼しても無視されている商品もある。

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トランス取付基板はRK-245.

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YouTube: 6GH8 one tube radio : regeneration d.i.y

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他励式スーパーヘテロダイン。 3極管でmixゆえにノイズが至ってちいさくHi Fi向け。

いわば 音の判る方むけの真空管ラジオ。


YouTube: separate osc : 6BQ7 RADIO

2025年1月13日 (月)

6E5は1939年には存在しているので、誕生してから85歳くらいだね。

 同調指示器は、近年Sメーターと呼称される。この同調指示器に少し触れてみる。

 

AGCには 

1.「受信信号が強くなるとavc電圧が下がる方式」(decrement agc)

2,「受信信号が強くなるとavc 電圧が上がる方式」(increment agc)

との2つがある。

  歴史的には、「受信信号が強くなるとAVC電圧が下がる方式」が最初であり、     のちのちに「受信信号が強くなるとAVC電圧が上がる方式」が公開された。真空管ラジオも半導体ラジオも上記2通りの回路で流通している。真空管では「信号が強くなると電圧が下がる方式」がAM放送では席巻している。

歴史での事実は上記の通りなので、仮に「本来のAGC」と云いだすと デクリメントAGCがのみ該当する。インクリメントAGCの出現は20年ほどのちなので、デクリメントagcの亜種あるいは派生種との位置づけにおちてしまうので、「本来のSメーター」と云いだすと 本来のAGCに整合し指針式回路だけになってしまう。

LED表示、液晶表示させたものは本来のSメータではないのも事実。

「 本来の 」 とはオイラは使わない。             

  LED表示、液晶パネルでの表示は 閾値が運用側で任意設定できる。技術を有する個人で設定が触れる。結果、共通の物差しには為りえない。呼気中アルコール濃度検査機が、判定ソフトごとにバラツクので、未だにJIS認定に至らないのと同質だ。

・真空管時代のマジックアイを起点として「受信具合を目で確認できる道具」として進化してきた。

 同調指示器で有名な6E5は1938年刊行本(日本語)で紹介されておる。  前身の2E5は1937年には流通していただろう。6E5は測定器として用いられておったのでそこは覚えておくように。時系列では「同調指示器普及より遅れてVUメーターは定義された。」と覚えておくとよい。

マジックアイ 6E5は「信号が強いほどAVC電圧が下がる回路特性を利用し目が閉じる」商品であり、デクリメントAGC対応。

・実験的FM帯放送の頃(昭和32年)に6AL7が普及してきた。これは6E5とは逆動作の「信号が強いほどAVC電圧が上がる回路特性を利用し目が閉じる」。                 vuメーター出現は1939年であり音響機器の測定器として規格公開された。

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上の表示器が、6AL7. 

 

2025年1月12日 (日)

ロクタル管ラジオ 第11号機 に通電してみた。

通電しても無音だったので、ドキっとした。

2nd  IFの7A7が生きておらんかった。

2nd IFのSG電圧は29Vにした。 カソード抵抗1Kオームに1.0V掛かっていたのでカソード電流は1mA.

1st IF 7A7に流れる電流は2mA.

発振強度の確認はアナログテスターで見れる。heptode 管の20K抵抗とシャーシー間の電圧を確認する。 局発コイルのメーカーによるバラツキがデカいが、600kcあたりで電圧がでていればok. 

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Q6:6WC5のOSC強度と感度の関係で公開済み。 適正電圧については、NHK発行のラジオ技術教科書に記載があります。

 

他の注意点はここ

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この条件で追いこんで感度を確認していく。 写真のテストループは必ず必要。

+Bが高いとコンバーターノイズが強くなるので、180V~200Vで使うことを薦める。

ソフトウェアラジオ KT0913 :KT0936M : KT0937

秋月のここにあるIC群。廉価なSDR デバイスだ。

AMの感度は平均値。

SNは55dBが上限。 ta7640等1980年代ICでも65dB取れるので、45年近く技術革新しているはずだが、アナログICを超えるのは廉価品には無理。

選択度はちょっと駄目ぽい。200kHz離れて50dBしか減衰しない。IFTの2段より劣りそうだ。

kt0913_v1.8.pdfをダウンロード

KT0936m_b9_v2.2-english.pdfをダウンロード

kt0937d8_programming_guide_v21.pdfをダウンロード

選択度はもっと良くなるはずだが、信号処理が拙いような感じ。 まあそこは信号処理屋の腕しだい。

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AM放送では音声信号7.5kHzまで送るので、どこまでHi Fiなのかは、データシートからは読み取れない。 ここは製造側が手抜きで公開していることも読み取れる。

オイラはそれなりの年齢なので8kc音の感性は下がっている。それでもFM NAGANOの技術部長に云わせると「すげえ聴感」らしい。  と田舎の放送局にも知人はいる。

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