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2017年12月19日 (火)

実習④ NJM2073を使う受信機の製作。SANYO LA1600。ノイズ考

SR-7はご存じのようにNJM2073(DIP)を採用している。 紹介雑誌販売が1994年5月号ゆえに少なくとも24年前にはNJM2073は存在していた。

NJM2073で検索すると「NJM2073 ノイズ」の検索が引っ掛る。

ノイズと単に言われても

①「デバイス内在のノイズ」

②実装が下手でノイズを吸い込む

とに分別できるだろう。 回路定数の数値設定失敗は実装以前のお話になる。

WEBを見ていくと、どうも実装が下手のようだ。とりわけコールド側ラインの考察がほぼ無い。オシロ波形で電源の質も含め考察することも大事だろう。

自作真空管ラジオを110台しか作れていない「駆け出し」のオイラでも、コールド側の配線ルートは多少気を使う。audio系ではプリント基板(穴空き基板)のコールド側は「信号さん(信号くん)」から見て迷うことが無いようにする。分岐は基本駄目だ。電子はマイナス側からプラス側に移動するので、進路を分岐すると彼等の迷いが発生する。

マイクコンプレッサー基板(SSM2166)で良好なSNを得ている理由はそこにある。

「何故分岐が駄目なことに気ついたのか?」は松下製真空管ラジオRE-760,RE-860それにシャープFM-11ではプリント基板が採用されているが、ブーン音量はメーカー毎の差があることを知った2014年だった。「シャープ製はブーン音が小さいのに何故松下製ラジオはブーン音が強いのだ?」とパターンを眺めていて判った。「松下は平滑回路のコールド側で分岐がある」、、、と。 家電メーカーですら往時の技術水準はそういうものだ。

ラジオだと、ラジオノイズより低いノイズ雑音になるように考えればよいので、コールド側の引き回しは多少甘くても支障ない。

LA1600+NJM2073の回路ではBTLになっている。

NJM2073がノイズ多々なら既に廃番になっているだろう。

La1600

SPEC表をみるとLA1600のSNは平均的だろうと思う。

オイラはどこにでも居る田舎のおっさんだ。

上記部品量だと、eagle cad(free)のほぼ上限に近いことが判る。

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