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2012年1月 2日 (月)

3S-STD 真空管ラジオ 3球スーパー 2号機

ラジオ少年で取り扱っている「3S-STD 真空管 3球スーパーラジオキット」の2号機を

組み立てました。(球を変えてあるので、改造製作ですね)

性能と値段を考えると、真空管ラジオのキットで一番良いですね。(お薦めします) この3S-STDキットは、往時の5球スーパーラジオよりも耳が良いです。 (3S-STDは、バーアンテナを採用しているからです) ***********************************

2号機の球構成は、6BY6⇒6DK6⇒6KT8(後記ありますが6AW8で行きます)

(オリジナルは6BE6⇒6BA6⇒6AB8)

1号機の製作記事は、ここ

①先日の 6KT8レフレックスは、12月30日に知人の処へQSYしていきましたので、

AF段はピンアサイン9DX系を使ってみました。

②6BE6よりゲインが取れる6BY6を採用(ピンアサインは同じ)

6BE6⇒6BY6⇒5915の順に、耳が良くなりますね。

001

3穴追加します。 

①ラグ端子用で2穴。

平滑回路は3~4段にすると、リップル音に効果があるのが、過去の経験で判っています。

②outトランス用で1穴。

キット付属のoutトランスは使わずに、

東栄変成器 12KΩ:8Ω★オリエントコア出力トランス★[T-600Z/12K]を使いました。

002

↑電源側から、部品取り付け中。

003

↑NHK 第二を受信中。

007

「100Vの交流ノイズがOUT側にでてきている」ので少し難儀中です。↑(6KT8)

0.003Vレンジなので2.8mV程度です。(VRを絞ってSP端で測定)

006

6AW8での波形↑ (6KT8とは形が違いますね)

0.003Vレンジなので1.4mV程度です。

VR以降で拾っているので、AF段の球種の差で100V交流音も増減します。

1号機は、リップル音だけだったので、

「2号機のAF段も1号機と同じにカソード共通の球にした方が好ましいのか?」と思案中です。(6KT8は、その構造に由来して交流ノイズを引き込むようです)

(聴感上、1号機はトランジスタアンプに近い静かなリップル音です)

004

VRの外装ケースもAF段のセンターピンに接続してあります。(ケース by ケースですね)

↑ノイズがバルボル読みで4dbほど下がりました。

検波は倍電圧回路にしてあります。(バルボル値で3dbアップしました)

検波出力ラインが、初段球と近いとループ発振するので、なるべく離します。

で、100V交流ノイズ低減方法を思案中です。(1号機と同じく6EH8にするのが近道??)

①6KT8時に、VRを回すとザリザリ音します。(4個交換したが、すべて同じ)

 「トランジスタラジオのVR後のケミコン極性を間違えた」とおなじ感じです。

②6AW8時には、「ザリザリ音する球」と「しない球」の2通りあり。

③↑VR受けの回路は、雑誌等で見かける普通の回路です。

 1球レフレックスの際は、ザリザリ音が無かったので、今???状態です。

追記 2011/JAN,2nd

AF段の球を 幾つか変えてみました。

「100V交流ノイズに敏感な球」と「不感」の球があることが、判りました。

追記 2011/JAN,8th

カップリング コンデンサーも、変えてみました。(4 メーカー)

ザリ音は、やはり出ます。(長野ハムセンターで売っている高いのもトライしてみました)

今のところ、6AW8では日立の球2本とシルバニア1本はザリ音しません。

(6KT8は、交流ノイズを引くので,このAF段に使うのは諦めました)

追記 2011/JAN,22rd

6AW8の確認情報を列記しておきます。

東芝の6AW8 3本もごくごく軽度のザリ音しました。

NECの6AW8 3本もあかんでした

TRU-VACの球2本はとても良好です。

追記 2011/JAN,29

6AW8考

TRU-VACとシルバニアはザリ音しません。

NECは軽度ザリ音あり。

RCAは強度のザリ音あり。

東芝とRCAは、交流ノイズを引くので、DC点灯が正しい選択です。(AF段の使用はお薦めしません)

★往時のメーカー製真空管ラジオ(5球スーパー)よりも、 このラジオキットの方が良く聞えてます。やはりバーアンテナの威力は大きいですね。
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