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2025年4月29日 (火)

2 本足のシンプルな半導体素子「ダイオード」

Daio

2本足のダイオード。

p088.pdfをダウンロード

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トランジスタは3本足。

Transi

45981.pdfをダウンロード

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「リード線 はんだ付け コツ」で検索すると、

書物を読まない層が好んでみるyoutubeでは、 3本足 と表現せずに「リード3本」と表現していることも確認できた。

Leas

戦前からの本にも「部品の足」として文字になっておるが、学習嫌い世代では造語を好む。

lead は名詞で使う場合には、leads になる。 単数でもsがつくのは高校生英語で学ぶ。

leadsはリードとは発音しないので、webmaster(今回は法人)のお里がしれる。

ラジオの製作、無線と実験、cq誌を読んでいるならば、この会社での表現力に???と思うだろう。一般教養がなくても個人は生きていけるが、「会社websiteで教養の低さが露呈している」と技術相談はできない。

 
 

「 部品の足 」は4文字。

「 部品のリード 」は5文字。 どちらの表現が 理解しやすいでしょうか?

 
 
 
 

呼び半田、呼び水 の日本語をしらないまま成人になるのは、不幸でもある。

2025年4月16日 (水)

三端子レギュレータで整流リップル減るか? いいえ、無理でしたね。   ノイズ源に為らない型式は?、 (再掲)

2017年2月19日 公開

3端子レギュレータはラジオで使えるかどうかについて考察した。

製造メーカーsiteには「発振する」と明記がある。クローズド制御ゆえに発振からは逃げられないことが多い。ホワイトノイズ発生器として多用されるツェナーを内蔵しているのが3端子レギュレータだ。ラジオゆえに数mVのノイズが致命傷になることも多いので、ノイズレス品選定することをお薦めする。

 
 

リップル除去について

オイラは御馬鹿なので3端子レギュレータの実力を疑うことにした。

055

①3端子レギュレータ使用の波形写真

ヒータ6.3Vを倍電圧整流し,12.6Vに為ったあとに3端子レギュレータ(9V)を入れている。負荷は2sc1815が2個なので5mAも流れない。VTVMは3mVレンジ。3端子レギュレータを使っているので、「リップルが減っている?」らしい。

リップル電圧が12.6Vならばそれの1/100は0.126V.

1/500なら25mV. 

054

発振はしていないが、この3端子レギュレーターは230kHzで発振していた型式の1Aタイプ(日本メーカー品)。あの時は乾電池駆動だった。

今回は発振なし。あの時は発振。同じ型版シリーズで流れる容量がちがうだけなのに、、、。

等価回路が同じでもウエハーに形成されたランド幅が異なると浮遊C?も異なってくる。回路図だけでは性能を評価しにくい分野でもあると想うよ。

 
 

②3端子レギュレータ無しの「平滑回路39Ωの4段」では?

057

VTVMでの数値は確実に下がっている。スパイク形状のピークは同じようだ。3端子レギュレータを使わない方がリップルが少ない。

スパイク形状対策はオイラが中学生の頃から雑誌に掲載されていたので、公知の方法である。オイラがいまさら書くほどの事はない。

平滑回路の段数によってリップル減少することは公知されている。詳細な本もリリースされていた記憶だ。

058

負荷次第だが、この位の電圧になった。今は2SC1815が2個。

 
 

③次に3端子レギュレータ無しで「330Ωの3段+680Ω1段」。 

ここまで改善された。

こうなると3端子レギュレータの能力(性能)には疑問符がつく。

060

VTVMの針が映っていないので0.5mVより小さいようだ。

CとRで構成した方が、3端子レギュレーターより20円程度安くつく。 

CRによる平滑回路で効果ありゆえに、リップル除去が弱い3端子レギュレータの出番は遠い。カタログでは「55dBほどリップル改善されるのが3端子レギュレータの性能」らしいが、その性能は???。

オイラの実験では3端子レギュレータは,リップル除去では無能にかなり近い。さて無能なものに貴殿はいくら投資するか?

実験室で行なわれるデータ取りは実環境と異なるので「チャンピオンデータ」と呼ばれている。この用語は、エンジニアなら聞きなれた言葉だ。この3端子レギレータは残念ながら日本メーカー製である。 

061

 
 

③9V出力にする抵抗値を少し探ろう(3端子レギュレータ無し)

062

68Ωの4段にした。 これで初期(3端子レギュレータ使用)よりはリップルが確実に低い。負荷は2SC1815が2個ととても軽い。

10.7Vなので 正規な負荷をつけて追い込めばよいだろう。

3端子レギュレータは整流後のリップル減少にはほぼ効果がないようだ。材料費では3端子レギュレータ使用が高コストになる。

上の写真たちでは、VTVMは3mVレンジゆえに、波形の大小の比較は簡単だ。

参考にSPEC表

059

公開されているSPECには上のような表がついていることが多い。本レギュレータのは表なしだったので表は借りてきた。

表からはそこそこリップル除去できるらしいことが載っている。55dBなら500分の1くらいには減っているはずだね。①の数値を

実際にはこの実験のようになった。 SPEC表を信じるか、自分で波形確認するかはご自由にされてください。

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3端子レギュレータ起因の電波ノイズと信号ラインへのノイズ流出

①電波ノイズの実例

安価にて日本へも多数上陸しているLEDモジュール(PLJ-6LED-A3)は使えるのか?

乾電池駆動にて作動させてみた。VTVMが振り切れるほどのノイズ(電波ノイズ)

063

電池を外すと静かになる。

064

ここで紹介したように電波ノイズとして飛んでいる。

基準クロックTCXOからも電波ノイズが飛んでいるね。

多くのラジオ工作者がご存知ないようだが、日本メーカーには

「三端子レギュレータは 1~3MHz 付近で発振します」の文字がある。

②電波ノイズには為らぬが,ラインノイズ流出する3端子レギュレータータイプ

波形は230kHz前後で発振中。これも国産メーカー品(アルファベット 3文字)。

041

+Bのラインからケミコン経由で波形観測。

032

③信号ラインへの漏れが極小タイプ

1mVレンジで計測なので、0.01mV程度と極小流出

045

これは海外メーカー品。

もっと低いタイプも流通しているが、それは後日紹介しよう。

まとめ

ノイズ大小あるので、可能ならノイズ流出しないタイプの3端子レギュレータを採用すること。

リップル除去程度は実測し確認すること。

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PIC式ダイナミック点灯表示器。

周期ノイズ流出。

ON/OFF動作させているのでその周波数のノイズを観測できる。

基板の+端子に9V(乾電池)をつなぐ。その+端子からケミコン100μFを経由してVTVM側に信号を取り込む。

これで+Bラインに重畳しているノイズが波形で取れるはず。

032

①乾電池がOFFなので 何も来ない。

031

②規則正しいのが来た。

036

このパルスの周期を知るために低周波発振器の信号と比較した。100Hz近辺だろう。ダイナミック点灯の周期のようだ。

038

VTVMが0.1Vレンジなので70mVほど電源側に漏出ている。

ヒータ6.3Vを整流後のリップルが2mV以下なので、周期ノイズの漏れが大きいことが分かる。

072

このままなら従来通りに乾電池駆動しか手立てがない。

 
 
 
 
 
 

③ この漏れを減らそう。

073

CRで回路構成した。25dBほど減衰している。 10mVレンジ計測なので4mVくらい漏れ出ている。

45dB減衰が理論値ゆえにもう少し減衰させれそうだ。

目先は乾電池駆動がノイズ面では安心だ。

周期ノイズ漏れも1~2mVまで下げる工夫を行えば、ラジオの電源トランスからエネルギー供給することもOK.

◇原作者製作のラジオカウンター(参考にどうぞ)

当然漏れました。3端子レギュレータは全く異なるメーカーだがね。

042

3端子レギュレータの無能には驚きましたな。

 
 
 
 

④内⇒外に流出阻止具合の確認

◇3端子レギュレータを使って供給。

041

◇3端子レギュレータをパスしてみた。

 040

4dBほどは増えた。

阻止作用は4dBくらいだ。

まとめ

 ・3端子レギュレータはリップル除去能力はほぼ無い。

 ・内⇒外に向って流出を止める作用は4dBていどで、30Ω抵抗1個程度の作用もあるかないか?

  よって過剰に期待せずに使用することをお薦めする。

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追記 2017/05

2012年には、真空管用+Bでのリップル低減の実験結果を公開している。

トランジスタ式リップルフィルターの作動具合もUP済みだ。

CRによる平滑回路で0.00094%のリップル率も確認している。「半導体リップルフィルターでの実力がそこまであるか?」は未実験だ。

また2012年内容と重複するが、読まない方が多いようなので。再掲した。

もともとラジオ向けの技術確認ゆえに、電波ノイズになる半導体は使用不可だ。 

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・日本の技術者は絶えたので、眉唾のwebsiteが多くみられる。 東芝、JRC等のノイズ大メーカーの製品を使うような電子工作siteは、ノイズに無頓着だろう。技術面では低いと推認される。

2025年3月27日 (木)

ClassAA って名の動作は、存在しない。 嘘の世界の話ですね。

アナログの動作は以下の4種。 ABはAB1とAB2にも分けることが多い。

Classesofpower20amplifiers_3

A1 ,A2動作は 某雑誌が流した虚言。 ここにまとまめた。

[ClassAA とは、Technics が開発した疑似A級アンプ方式だ。 電圧増幅と電力増幅を別々のオペアンプに行わせるので、単なるオペアンプ一発よりも、低歪み率で高ドライブ能力を誇る]と主張

CLAS AAと呼ばれる回路は、遅延信号(同相)を加算しただけ。
 
大量に見つかる回路とメーカー公開取説付属図面とは、部品点数はちがう。
信号ライン数3と異なるのでかなり注意。
コンデンサー多数で相補正しまくりなのを確認しておくことを進める。
 
 
 
 
push pull 回路(バイアスはAB)でも微小電流域では片側デバイス動作範囲に収まる。(だからPP回路でも A の文字がついている)。この辺りのリアルな数値は 某アンプメーカーで2000年頃から公開されているので、学んだほうがいいね。
 

疑似A級とは、A級ではないことを示す。純A級ってものもない。 そんな動作点はない。上記の4種しかない。

CLASS AAを conduction angleで説明したものが存在しないので、動作点への考え方ではない。 技術教養を身につけたほうがいいね。

LTspiceでは現実と異なることは多数紹介してきた。使えないソフトを信じるのは宗教と同じ。

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 自称 class-AAの回路を拾ってきた。

このAAなる回路は、 時間遅れの同相加算するので、信号処理としては「やっちゃ駄目の見本」。 誰が考え付いたんだ??

Que10143832310

「自称AA」等のop amp 直接続では、内部回路起因で動作しない傾向が強い。IC出力端の電位を確認すれば動作する or しないも判る。

「周波数特性はop amp内のCが、大きい小さい?」の影響がとても大きい。 ICがまともならば1MHzあたりまでは平坦。プリント基板化すると板材料のLCR成分影響を受けて特性は変わる。(製造後年数たったICは 内部Cが減少する傾向がある。35年前製造品を使うのもテクニック)

有名な4558型オペアンプの出力跳躍現象があるのでユニティで使う場合には慎重に

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「A級、B級、C級、D級アンプの違い」 

ってのがあるから、そこで学習してほしい

 
 

純C級、純D級ってのが存在しない理由を考えられりゃ、CLASS AAの妖しさも理解できる。

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YouTube: Regenerative vacuum tube radio, frequency is direct reading digital. 再生式ラジオ 1-V-2 : RADIO KIT IN JA


YouTube: testing indicator movement: ta7642. parts kit on sale. named as RK-94v2.: DE RADIO KITS IN JA


YouTube: 真空管ラジオ自作 :6EH8     DE RADIO KITS IN JA

2025年3月25日 (火)

マルツ販売の「 無帰還純A級オールディスクリート 」。これは定本記載の直結型NFB。それを無帰還と唱える闇について

マルツのサイトで、無帰還、、、、と紹介してあったここ

定本記載NFB回路(昭和47年には、CLASS Bと紹介されている)をわざわざ「終段に無帰還A級」と公言している闇について確認してみた。

 
 

この手の回路、無信号時でも精密級テスターで測ると0.00Vには為らないのを経験してきたが、これは0.00Vつまり 0.004Vよりゼロボルトに近いらしい。スンゴイ。

差動部も等負荷でないので、Q1,Q2に流れる電流は違うはずだが、ちょっと不思議ぽい。

「CLASS Bとラジオ技術定本で紹介されているpush pull回路」を、 class Aと云える間抜け具合もすごい。(マルツさんよ、 こんな間抜けを支援して大丈夫ですか?)

Nfb_2

 
 
 
 
 
 

seppで無帰還ってのは コールド側からの信号が回って簡単に成立しないので、眉唾???と思って古書で確認した。

昭和47年(1972年)刊行。

P1010010

P1010009

上記のように回路説明が1972年に存在する。

RNFと表現されている。直結にするか C経由なのかの違いではある。 CLASS Bと紹介されている。

 つまり無帰還純A級オールディスクリート(自称)は、知見がないことを自ら公言している。
 
 
 

勉強レスの状態で、誤ったことを世間に広めるのは公序良俗に反する。

 
 
 

、、とラジオ技術全集 木塚茂著の「トランジスタアンプの設計・製作 172ページ」でしめすように、NFB抵抗が配置されている。 赤線で囲った。

Nfb

 上図のように直結帰還型アンプである。電圧勾配を利用してR2経由でも入力端にNFBが掛かっており古典回路とイコール。 定本通りのNFB アンプなので、これは「自称 無帰還アンプ」になる。
 

Nfb_3

 
 
CLASS Bが50年経つとCLASS Aに彼の頭のなかでは昇格できるらしい。それを支援するマルツも間抜けだ。
 
ずいぶんと非科学な日本。
中国、韓国、インドネシアに抜かれる原因はここにもみれる。
 
 

以上

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追記

昭和38年(1963年)でも公開されている直結差動形増幅器。

P1010018

P1010015

入力端でない側は 帰還信号を受けるのがデフォルト。 上図のように等負荷にして対電流がイコールになるように考えてある。

この等負荷回路では TR1,TR2はhfeを揃える(TR5の影響で厳密には電流値は異なる)。TR3,TR4は電流イコールにならないので それなりのhfeで使う。  

Gateway2000

ゆとり世代は学習しなくても大人になれるので、 オツムの弱いのが目立つね。

2025年3月17日 (月)

ClassAAの闇

資料が落ちていた。

Nazo

初段増幅器からの電流は ゼロとしている。

⇒で表記のI1は最初の交点より信号上流なところの状態を示しているので、 ブリッジ回路への流入状態は言及ない。(これも闇)

「 R1,R2の交点から、 R3,R4の交点への電位差」はゼロである。これはブリッジ回路を正しく設計すると静的には成立する。

しかし、今回は外部(初段増幅器)からブリッジ回路方向に電流(電子の移動方向とは真逆)が供給される。この電流(電子移動)は、全量2段目増幅器に流入するかどうか?

  図中I 1が不存在であれば、信号は伝達しない。 

 
 

Q1 :ブリッジ回路に流入することなく2段目増幅器に初段増幅器の電流全量入るか?

A1 : 電流は、抵抗勢力の弱いところに流れ込み特質があるので、 2段目増幅器の入力Z一桁であれば全量流れると推測されます。

 
 

Img017

「初段OP AMPからの電流がブリッジ回路に流入しない条件」は、2段目OP AMP のインピーダンスとは無関係なことの証明がwebmasterに必要になるが、これに触れていない。

ここに、この回路の深い闇がある。

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原理図は、 DとBでの電位はゼロである。 これは正しい。

Wheatstonebridgesvg

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YAHOOの知恵袋にも質問が寄せらている案件でもある。

回路メリットはない。

遅延した信号を加算してもメリットは生まれない。

非常に遅延するとNFBにはなる。

 

2025年3月14日 (金)

真空管ラジオの局発強度を確認する方法と実測例。 感度影響。

2018年2月15日に公開済み。

計測点についてはNHK出版から公開されているので、転記はNG. 

著作権事項なので測定箇所を公開しているweb siteがあれば訴えられたら100%敗訴する。 実測強度は著作権効力が及ばないので公開OK.   (オツムが悪いと著作権理解できないので注意)

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ラジオ感度はMIXERの発振強度に依存する。必ず確認する項目だ。

挙動がやや奇怪しい状態の自作ラジオ。(OSC-220)

1,OSC強度確認をした。 妙に強い。う~ん。

 
 
 

2,次に6SA7のSG電圧を確認する。

72V前後と 平常値。 SG電圧を掛けすぎないこともノウハウのひとつ。 オイラは80V前後にしている。

040

3,

上記1と2の結果から、OSCコイルのタップ点が従来品よりグリッド側に近く局発が強すぎる状態だと判明。恐らく2ターン違うと想う。発振強にて回り込んでいたことが判明した。バンド幅が取れなかった要因はここにあった。

 
 
 

4、

OSCコイルを交換した。

OSC強度の目安はこの位の値。計測点はこのNHK出版物に記載あり。

NHKの教科書を読んだ方が良い。 WEB上にあるラジオ製作の基礎情報はほぼ教科書に記述がある。

有名なwebによればosc具合を「デジタルテスターで計測できる」とあるが間抜け状態。  デジタルタイプではRF成分を検出してしまい、数値が頓珍漢になってる。実測せずに机上で空想している記述だ。 

先人達は発振強度と感度の関連について述べている。

041

多数実測していくと「このテスターレンジで指針がここらが平均」になっている。 osc強度過多だと感度過多に傾くので ラジオ全体の受信感度で適正量を決めていく。

mixer(乗算回路)では注入量(osc量)が増えるとIF出力が増える傾向がある。 これはギルバートセルタイプでも数式で公開されていない。

 
 
 

5,テストループで飛ばしてトラッキング中。 この後、バーアンテナコイルをを固定する。

042

ほぼ完了してきた。

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1950年では 高周波信号の同期性についての考察が多数あったが、1980年以降はそれについての知見が公開されていない。 ロストテクノロジーの分野らしい。

2025年3月10日 (月)

CLASS AA :スピーカードライブアンプは松下電器製品。

Nazo_1

「初段増幅器出口端と次段増幅器出口端の最短ルートにはR1がある」図示である。

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su-a700の回路抜粋

上のモデル図とは結構形が違う。

Sua700

1chあたり20個部品を使っている。 webで出回っているものとは部品数から異なるので、この回路で実験することをお勧めする。cは沢山いれてます。そのおかげで相は進みます。

ブリッジ回路はv-amp出力で焼損したようでワット数が変更になっている。  

a700なので40wは出るアンプ部。

su-a700sch.pdfをダウンロード

Vamp_ppclass_ab

この図が示すように次段へは信号ラインが3本ある(1ch)。⑮、⑯は取り出し位置同じで 行先が違う。抵抗値に違いがあることが読み取れる。 

信号強さは ⑬からの抵抗値と比率で決まる。  最終はspラインに辿りつくようだ。何だろうね? 

vーampと呼ばれているのは 超古典なpish pull回路(1970年頃のまま)。current damperが入っているので1971年だとは思う。

動作は、class bからabの動作。conduction angleは180度、200度?程度なので、class aではない。

push pullをclass Aと呼ぶ知的水準だと、「バイアス」について全く学習していないことがバレてしまう。

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MOSクラスAA(自称)の回路を搭載したテクニクス の音響機器. スピーカードライブアンプはSVI3201シリーズのどれかが搭載されている。

16V 22uFの方向からみて 出力(無信号時)はDCマイナス側らしいことも読み取れる。お得意のブリッジ回路???はこれから眺めてみる。

松下電器の音響ブランドがテクニクス。

Technics1 で検索。

Svi3206pinout

ハイブリッドICは松下(実態は三洋電機にて製造)。 


YouTube: SVI3206


YouTube: SVI3205B

落ちていたがメーカー品らしい。 電流アンプは、B class.(ppなので B class表現は正しい)


Vs2xj2fg

回路図が落ちている機器として

1, レシーバー SA-GX230

2, SU-A700

3, SU-A900

4, SU-900S

Svi01

向山一人氏が興した「興亜工業」(現 KOA )  のCHIP抵抗 と 自社(松下)のCHIPコンデンサが載っている。

向山氏は 国会議員を3期つとめた。「 伊那谷にはライバルなし」だったのをオイラは覚えている。

0402 chipを世界最初に売り出したのは松下。 2000年秋のこと。業界では速報がでたほどの衝撃だった。(オイラは速報を受けた側)

Svi02

このアルミ線で0.6A流せるらしい。

IGBTでは同じランドから複複数のアルミ線がでている(富士電機のIGBT siteに写真ある)

CLASS AAと謳ってはないが、そんな回路が落ちている。

IC601RSN309W44B.PDFをダウンロード

SVI3205.PDFをダウンロード

RSN3502A.pdfをダウンロード

LRの信号が「signal level det」(Q551 )の前回路で混ざる設計にはなっておる。R553.R554は3.9Kなので 確実に混ざる。落ち着いて眺めるが、 一見ALCのような動作?????。

ブリッジ回路でのRは低ワット品。1/4wを1/2wに変更した履歴あり図面も落ちていた。ブリッジ回路で、貴重な音エネルギーを食っている証が公開されている。全量の何%を食っているかも知りたい。

「WEB時代に突入して散見されるCLASS AA ブリッジ回路ワット数」 とはワット表示が違うので、 現行解釈が正しくない可能性もそこには存在する。

 ClassAA回路を内蔵したse-A100

technics_se-a100_sm.pdfをダウンロード

ここにブリッジ回路があるはず。

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松下電器2000年代の某事業部長(工業新聞に顔写真よく出ていた)とは顔見知りであったが、都会に行ったままで 狸と狐の出る田舎には戻ってこなかった。

7MHz ダイレクトコンバージョン RX

Agc_80db

基板サイズはこのくらい。

AGCレンジは80dBから100dB?

不人気のデバイスを使う計画

CLASS AA

「 CLASS AA 」で [禁断のClassAA ヘッドホンアンプは完成するか・・・迷走編

にコメントしておきました。

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OP AMPの直結回路なので、「同じ型番での直結が事故が少ない世界」。

ノウハウ:

型番が同一でも直結によりpccパターン上での電位差が生じるので、ICは多数用意して「差し替えつつ安定し動作する」のを選別する。 例えば基板( RK-284 : NE5532 搭載 )はIC選別必要。

経験上では、FET type  op ampだと9割は動作しない。 その理由を探っていったら等価回路を

理解できるようになった。

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op ampの出力端電位は 供給電圧の1/2(概ね そうなる)。

プラスマイナス電源で供給すると、出力端はゼロVに近くなる。 それでも0.1V程度の電位になる。 これをさらに小さい数字にするにはICを取り換えている。 

所謂選別行為になる。 私経験では0.03Vまでは来た。 その数値を超えるには、ICを100個くらい交換してみなきゃわからん。

住宅の完了検査、検査済証の義務化は昭和25年11月23日から

完了検査、検査済証が義務化されたの昭和25年11月23日。

建築基準法が施行されたのが同年月日です。

完了検査、検査済証の規定は最初から存在います。

第6条、第7条に明記されていますので、完了検査受けてない物件は 悪質な工務店の作品です。

2025年3月 9日 (日)

DAIWA IC エコーチェンバー  :松下のBBDを使った回路

BBDは、1968年F. J. Sangster(フィリップス研究所)が発明した素子です。CDやDVDの規格もフィリップス規格が世界標準になっています。

パナソニックBBDを使用しているエフェクトユニットの例として、ボスCE-1コーラスアンサンブルやヤマハE1010。

2009年、ギターエフェクターメーカーのVisual Soundは、パナソニックが設計したMN3102 とMN3207 BBDチップの生産を再委託した

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遅延時間 τ(タウ)=N/2fp.

fpが低いと5kHz,10kHzの減衰が大きい。 無線用であればfpは40kHz。 エレキギターなら100kHzで設計したい。充分な遅延には4 ICは必要なこともわかった。

 このfp と倍数、1/2倍数は漏れてくるのでそのストッパーも回路に入れる。

日本でのBBD使用例はハムジャーナル no11の p148にある。1977年刊行。およそ50年前のことだ。

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「マイクコンプレッサー、feed-forward式 」で2021年12月にはBBD ジュネレータ起因漏れ量等は確認してある。コールド側からも回るので、エレキアンプ屋は気つかないらしい。

2025年3月 8日 (土)

DAIWA IC エコーチェンバー : ダイワインダストリ ES-880

英語圏で人気なので 驚いた。

ケース寸法 :85 x 23 x 90 mm。 1978年製造。

Photo

落ちている写真では、ES-880はDC専用。 松下のICで構成されている。

 
 

これは上より部品数が増えている。基板形状から異なるので上とは回路が違う。

コンデンサーのジャケットからみて1980年後半らしい。 

Untitled

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2台並べ写真のようにVRも異なる。 3点LEDが載っている基板も違う。 トライ アンド エラーで基板Verが偏移している。

mic-amp に1 TR. TRは計8?

OP AMP 2こ。

MN3008.mn3101

LED点灯に 4つのTRらしい。

出口にTR1個

TR3個の使い方が読めない。

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BBDのデータシートをトレ-スした。 EC-505の基板写真からみるとイコールに近い。

Echo

3点LED点灯回路をこれから追加する。回り込み防止のCRは4個は入れる。CBだとBBDのクロックが音声信号に重畳しそのまま流出するらしいのでTRAPはほしい。(

AN6551(6552)の等価回路に「dual op の電源分離等価回路部」がでており、この回路の優劣でセパーレーション大小に至る。

2025年3月 7日 (金)

「禁断のヘッドホンアンプ」 考

 

回路考察

1、

回路を見ると、2回路内蔵op ampでのセパレーションが悪くなるように回路化してある

LR信号が混ざる傾向の回路にした意図が不明。ここに回路があった。

 
 

2、

「出口には電流がバンバンでてきて、ヘッドホンアンプの振動子は飛び出た状態がニュートラル」

 
 

3、

自称class-AA回路は、 時間遅れの同相加算するので、信号処理としては「やっちゃ駄目の見本」.  エコーチャンバーほどは時間遅れがないが、同じ内容。

 
 

4,

op ampの信号遅について。 オーバーシュートについて 」はここに公開した。

信号強弱に依存して遅延する事実が製造メーカーから公開されている。 つまり自称class-AA回路は単純加算するので遅れ時間が 信号起因で不揃いになる。

これに無頓着な人間(感性が劣るとも云う)のであれば 採用するだろう。 ヒトは0.1ms( 100us )  遅延でも違和感を持つ。

 
 

5、オーバーシュートしないop amp型式も多数存在する。

2025年3月 6日 (木)

sanyo LA4227 amp : 3W x 2

1980年代のラジカセ用アンプ IC.

LA4227.PDFをダウンロード


YouTube: sanyo LA4227 amp : de RADIO KITS IN JA

Rk35101

Rk351002

癖もなく鳴っています。

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YouTube: ne5534 stereo amp : d.i.y

ne570 と ne571 の違い

上限の電源電圧が違う。

570

571

メーカーは用途でICが違う。

受信器側は571でいいよ。送信側は570だよってことだが、版下は同一で通電検査時に分類していることがわかる。 INTEL のCPUと同じで「性能良いのを570スタンプで出荷」。

軍用は「 ー40℃ から85℃ 」製品。

2025年3月 5日 (水)

転売ヤーのWEB店舗を発見した。

3月5日に発見した。ここ

Photo

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レターパック(520円)にて発送です。

2022年10月から2024年9月の情報取得らしい。

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2025年3月 2日 (日)

BTオーディオレシーバ [BT5VP7C] 。aitendoでも2019年販売品。ノイズ強さ。

2019年には流通している Bluetooth Stereo Audio Module – WIN-668。 BTオーディオレシーバ

アンプ基板化してみた。2.4GHzでの相互通信モジュールだ。

P1010028

RFノイズが強くてAF ICが帰還発振してしまうので、 BT5VP7Cの特性を確認

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BT5VP7CのLR信号を真空管ラジオ auxに入れVRを絞っての波形。(アース側から出てくるノイズの観測に向く)

スパイクノイズが出ている。 コールド側で確認できる。オーディオレシーバdeviceは offさせてoscさせるので、吊り下げ波形が多い。P1010009

周波数は265kHz前後。 これの周波数でAF処理しているらしい。2.4GHz信号はでているはずだが、私の測定器(上限520MHz)では捉えられない。

1

RFスパイク波形なのでVTVMでは測れない。 AF信号発生器を通電させて、波形高さを同じになる信号つよさは8mV. レシーバー波形は吊り上げで表示された。(反転切っ掛けは不明)

P1010025

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まとめ

・流下してくるノイズは8mV程度。周波数は265KHz前後。

・流下経路は、信号ラインを閉じても出ているのでコールド側。 信号側も漏れているはずなので かなり工夫しないと使えない。 電波ノイズとして100Vラインに載っている気配すらある。

・ペアリング時に50cm離すと無理なので、公表?specより電波は1桁以上弱いらしい。

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対策案

1.  捨てる。電波でノイズ飛び回るのでラジオのアンプにも飛び込むだろうから捨てる。

2, 「BTオーディオレシーバコールド側」と「アンプ側コールド」の電気的分離は必要。(30dBくらいか?)

 電源の分離として30dB程度は必要。 

3,BT5VP7Cの下流側アンプは高域が垂れた特性が望ましい。 RF=265kHzが出力端で減衰している特性が必要

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時間費やしてラジオのAUX結線させても RK-40より性能が劣るので、オイラこれは捨てる。

BTオーディオレシーバは audio向け特性ではないのが確認できた。

2025年3月 1日 (土)

都合の悪いことは隠す自由のある国。

00070228134315

1740808962708

天然ガス代(7年分)を払いたくない国が戦争をしかけた。

 ユダヤ人が topに座っている国:ウクライナ。

天然ガス代の請求がきたら戦争をはじめたユダヤ人。

時間軸ので事実は上記2点。

2025年2月28日 (金)

HC-49sの安定度考察。

cq ham radioでは 水晶のカット面と周波数安定度について紹介されていた。1960年代の本に載っている。

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HC-49sの安定度は等級によってちがう。

製造メーカーでは50ppm製品から20ppm製品(周波数偏差及)を製造している。ppm指定品が入手できればそればベスト。   「温度ドリフト+周波数偏差及」を加味して調整。

中国から届いて国内に出回っているのは、50MHzで2kHz程度は違う。これは20ppm(偏差)製品。公称周波数と実周波数とのズレが偏差になる。温度ファクターも同時に影響がある。室内温度20度±0.5度で、運用できるのであれば温度ドリフトは無視してもいいとは思う。

電源投入しなおすと周波数が1kHz程度はズレるので面倒だ。

50MHzでの±20ppmで±1kHz。 これが最上級品HC-49s

50MHzでの±30ppmで±1.5kHz。 3kHz幅ある。 

50MHzでの±50ppmで±2.5kHz。 5kHz幅ある。 これ日本製です。

調整肝は、       偏差傾向をみる。「電源投入毎に毎回周波数が違うので何に合わせりゃよいか?」の傾向を掴んでから、トリマーCで合わせる。 3端子レギュレーターは通電ごとに±1%は電圧異なる。  5vレギュレータであれば ±0.05v(幅で0.1v)は違う。それも加味して傾向を掴むこと。

高精度・低消費のシャント型基準電圧ICで±0.5%。

そこそこ調整できたら温度ドリフトの事を考える。 連続通電8時間での経過を表にしてみる。

、、、と安定しないことに気つくので、PLL化あるいはTCXOを検討するのが次ステップ。MC145163Pがまだ流通している。

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多摩     tama_hc49us.pdfをダウンロード

シチズン   ctiz_hc49_u.pdfをダウンロード

kdk             kdk_hc49us.pdfをダウンロード

                  kdk_hc43u.pdfをダウンロード

 
 

水晶振動子の体積が大きいほうが安定度は各段に高い。 HC-43は偏差5ppm製品もある。

 
 

米国ECSには、 APRの概念について説明がある。10年後の偏差は±10ppm 。

セラミックフィルター、水晶信号子分野では世界的p企業のECS.

  エプソンの水晶振動子系は1960年?~2012年は社内生産していたが、分社し子会社化をした先で生産中。 フォーク型振動子を生産していた松島事業所をhoyaに無償譲渡したのが2012年頃。
 労働者の給料はリセットスタート。元気な係長がシュンとしていて可哀そうだった。無償譲渡はこれで3回目の記憶。 近々にもう一回あると予測。
 

セイコーエプソン、HOYAに光学事業譲渡

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HC-49s送信側の周波数安定度はこのくらい。安定度が不足なので制御(PLL)が流行ったのが1970年代。

PLL技術も1985年 アルインコ製430MHz trxでは,1時間で20kHz周波数が動いていた。trioではそうならないので、アルインコはヘボイのた体験した。

2000円程度のtcxo(0.1ppm)を仕入れてcrystalを入れ替えた方が各段に安定する。これを2005年頃に実行した方が数名。


YouTube: ロクタル管スーパーラジオ。  マジックアイは6BR5。  de  RADIO KITS IN JA。


YouTube: 真空管ラジオ自作 :6EH8     DE RADIO KITS IN JA

12AU7 twin ダイレクトコンバージョン受信基板 (40m)

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Rk206v11

2025年2月27日 (木)

welz sp-10x とrp-120 (QRPを計れる唯一の市販品)

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第一電波がFCZ研とコラボした商品。 RP-120.

上のSP-10XをベースにICが入ってQRP電力を計測している。 YAHOOでは5年に1回程度の頻度で見つかる。SSGを入れて計ると結構正確なので驚く。 

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YouTube: WELZ QRP MILLIWATT METER RP-120の修理中

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yahooでの新古品。ここ

Rpp

生産台数を推測すると、maxで5000台。 おそらく1000~2000台だろう。

Ans01

Bluetooth付真空管ラジオ。

これ日本の電波法からみてアウトのが主流。

2025年2月26日 (水)

NE555の トーン信号で加算回路(ツートーンジュネレータ)。

Rk346002

Rk34622

Rk3460202

Rk3460022

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