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2014年9月15日 (月)

ナショナルの真空管ラジオ CM-615 その4 奮闘中

改造中の5球ラジオの続きです

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①切れていたOSCコイルを手巻きで補修してみた。

057

しかし、局発してくれない。

それならばと、予備品の松下ラジオの局発コイルを持ち出した。

058 だが、この良品コイルでもOSCしない。

OSCしない理由は不明。+Bが低い位しか思いつかない。

札幌のラジオ少年OSC-115を載せた。

059

060

OSCはした。

③AF段のゲインをSP端で測ると4dB。

062

SP端で測った場合、AF部は「14~20dB」確保できるので、

「10dB以上足らない??」と想って、6AR5バイアスを測るとマイナス25Vだった。

カソード抵抗は2.2KΩなので、I=E/Rから Ipは11mAらしい。

動作点がマイナス10V近傍になるように、カソード抵抗は換えた。

結果14dBにはなったが何か怪しい。この動作点ならば,いままでは20dB近かった。

④SGから信号を入れて追い込んでいくが、おかしい。

IFのゲインが足らない。通常 1st IFの SG電圧が70V。 2nd IFのSGが70Vならば、

ゲイン過多で廻りこむのだが、今回はそうならない。

SG電圧を110Vまであげると、6AV6で検波しきれないRF成分?がVRラインで悪さをする。

「AFの発振か?」ともおもったが、IFのゲインをあげてくると発生するので

RF成分が6AV6から抜けてくるようだ。VRの配置が悪いと想う。音質調整もついてあり結構不利。

全体で20~30dbゲインが足らない。 球一つ分足らない。

IFゲインを充分にしても耳がでてこない。何か変や。

061

つくり掛けの2BAND GT管ラジオでも触ってみる。

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その5に続きます。

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