改造中 その3
6AV6を使った真空管ラジオの続きです。
5球で一回はまとめたラジオに IFを1段追加しました。
6AV6を使ったラジオは、この1台だけなので 他のラジオとの音の違いが判りやすいです。
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容量不足だった電源トランスを、換えた。
60~70mA程度流れれば良いので、NPOラジオ少年からBT-2Hに選定した。
80mAが在庫切れとのことで 100mAにしてしまった。
電圧が変るので、 改めて平滑回路の抵抗を見直しした。
470+470+470+330+330Ωにした。
6BE6へは200V, Sgは100Vにした。
IF段は抵抗値を変えないままだが、供給電流が増えたのでSgは90~100V掛かっている。
で、Sg電圧が変ったので、当然IFTは再調整した。
リモートカット球なので、SSGの入れ具合で動作点が変るのは、よく知られている。
とうぜんSSG信号の強弱によって、同調点も455Khzからずれるは分かりますよね。
これが中国製のIFTだと、SSGのレベル具合で1/2回転は違ってくる。
日本産のIFTでも1/12回転くらいは違ってくる。
★リモートカット球をAFに使うと 「出力が入力に比例しない」ので、音としては当然???になる。
3時間ほど鳴らしていたら、急に音が消えていった。
???と想いながら、トランス周りを色々と見ていった。
テスターで測ると各巻き線は絶縁されているが、
100Vをくれてやるとヒューズが飛ぶ。
高圧もヒータ線も外して、INの100Vだけにしてもヒューズが飛ぶ、、、。
そうか、、、。
平滑回路と電源トランスをまとめて交換した。
トランスをそうさせた要因が平滑にある感じがしたので、ケミコンは捨てた。
耳はUPしたが、
1st AFが6AV6なので音が6LM8や6N2Pに比べて落ちる。
先日の6HA5よりも 明るくない。聴いていて楽しい音では聞えてこない、、。
6AV6の推奨?動作点0.5mAってのは細すぎるよね。
真空管ワイヤレスマイクで Ipが0.5mAとか0.9mAとか少なくすると、
次段に食われてしまい実ゲインは10~20db落ちることを経験してきた。
(記事になってます)
少なくとも1mAは流してやらないと 音は苦しい。
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