ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« 真空管ラジオ 455Khz IFTにあるフィルムコンデンサーの謎。電線溶け出し。 | メイン | オペアンプ交換 注意 »

2023年5月 4日 (木)

complementary transistor :Cobの大小。 ミニミニワッター の回路

 

Images_2

Images5

 

雑誌とweb, data-sheetでcomplementary と明示されている型番を列記してみる。何を調達すりゃいいか?

audioの音がよいと評されているが、switchig や dc-convert用で開発されたものが多い。ヒトの声を波形でみると、パルス変調。    出力0.3W~0.6W用で知られたものを忘備として記。3種類ももっていればOKだろう。

Cobは少ない方がベター。 真空管では「Grid to  plate 容量 10pf以下のが双3極管では主流」。パルス変調波専用に開発されたトランジスタも流通しているが、audio分野では 知名度は低い。(過去に型番upしたが 探してみる)

日本ではCob=35PFのトランジスターが Cob=45PFタイプより好評である。

*******************************************************

・2SA607/2SC960         Cob=50PF

・2SA606/2SC959         Cob=50PF

・2SA950/2SC3422       Cob=35PF (オイラはこれを常用)

・2SB834/2SD880    Cob=150PF  やや不向き

・2SB772/2SD882         Cob=45PF   (これを手配してみた)

・2SB1151/2SD1691  (これを手配してみた)

・2SA1931/2SC4881     Cob=45PF  (これを手配してみた)

・2SA985/2SC2275       Cob=29PF  お薦め   1.5A 

*********************************************

「1991年刊行の トランジスタ回路の設計」を紹介しておこう。

webで謎情報を拾うのでなく、正論を学ぶことをお薦めする。

P1010022

「クロスオーバー歪を無くす回路」の説明。 91年刊行なので34年前からの公知。

P1010016

「データシートでみて音が非常によいトランジスタ」が型番で紹介されている。この型番で検索したら Hi-Fi amp用と書いてあった。

P1010025

ミニミニワッター の回路。 

P1010020

********************************************

ラジオ造りからみてると audio ampは さほど難しい要素はない。 高周波回路はない上に、扱う信号レベルは10~100mV。

ラジオように 信号1μVは触らないし1KW AMPも触らないので、audio ampで扱う信号範囲は随分と狭いので、トライアンドエラーがほぼないので助かる。

オイラの本業はFactory autimationの機械設計屋。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/549708/34259344

complementary transistor :Cobの大小。 ミニミニワッター の回路を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ウェブページ

カテゴリ