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2021年1月31日 (日)

不思議な「整備品ラジオ」: 1

1, ヒーター配線方向の正誤

ST管の6Z-DH3Aはヒーター配線方向が規定されている。6Z-DH3Aをグリッドリークで使うと歪んでお話にならないことも先達が伝えている。上述の基本を踏まえて、整備品を診る。


2, dc流出機器は30年前からの歴史。

日本製のic : mdプレーヤー等の小型音響機器むけステレオ用デバイス。沖の開発品だ。負荷は8オームなので随分と開発は古いので調べたら、IC発売は1990年のようだ。 1992年のトランジスタ技術にこのデバイス紹介記事がある。かれこれ30年前からスピーカー あるいは イヤホンにdcが注入されている。

供給電圧に応じて流出dc値が異なることを説明している。

Direct_drive3

DC流出するが直結をお薦め。

Direct_drive4

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「スマホ32オーム用 ダイレクトドライブic」では、例えば これ

サイズは3mm x 3mmのQFN16L。ダイレクトドライブだからコンデンサーは使っていない。

011

Photo

確実にdc出力されることはデータシートから判る。コンデンサーの投影面積がICの1/2にもなるので、わざわざとコンデンサーは入れない。

dc出力される音源とどうやって接続しているのか? も気になるところだ。

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Inside Apple's New iPhone 5

2012年のモデル内部写真

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スマホにステレオイヤホンを刺して、片耳分を取り除いて其の位置でテスター(made in china,デジタル、売価800円)により直流μA(デジタル)を計測してみた。アナログだと過小負荷で燃える??とも思い、デジタルで計測。

 10μAくらいは流れているぽい。 音の強弱につれて値が変わる。正負の値だ。

ジャックからイヤホンプラグを抜くとテスターゼロになった。低周波信号が直流計(cheapなものなので精度は信用できないだろう)で計測できたか???との記憶が曖昧だ。IC保護が内蔵されてりゃ1オームのような低抵抗だと出力制限されるので、実挙動はブラックボックスに近い。

計測できる程度には何かがきていることはわかった。オイラのスマホは2015年製造モデルだ。


YouTube: スマホのイヤホン端では、テスターでの電流値が計測できるぜ。

このレンジだと内部抵抗は実測100オーム近傍だった。1000オームとの公開情報もある。IC内部プロテクトで電流値が絞られている可能性も内包している。もう少しIC dataを探る。

下流に直流が流出しないためのコンデンサーを「直流ブロックコンデンサー」とテキサス インストルメンツは呼んでいる。

 直流ストッパーが入っていない製品としてはスマホがある。漏れ電流では説明できない量が確認できる。ダイレクトドライブタイプならもっと確認できるだろう。

スマホのスピーカーは2~3オームと云われていた時代のスマホを使っている。

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下流に直流が流出しないためのコンデンサーを「直流ブロックコンデンサー」とテキサス インストルメンツは呼んでいる。

 直流ストッパーが入った製品として低周波発振器がある。製造後45年経過しているので漏れ電流はしっかりとあるはずだが電流値は未だに計測できない。


YouTube: 低周波発振器端では、電流計(テスター)の値はゼロだぜ

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JH4ABZ氏の開発基板を手にいれての2次利用だが、 出品者が開発したと誤認させる表記だ。ヒトとしてかなり拙いね。

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続いて、これ。UZ-42とこのインピーダンスだと3kHzあたりの音が随分出力低下する。アンチハイファイ派むけ仕様。

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外観は綺麗だが、ヒータ配線が駄目。ブーン音愛好家向け。

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商用電源のハムをC結合で貰うように、わざわざと配線してありますが整備品です。

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エアバリコンが7mmほど傾いているが、整備品です。

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