他励式真空管ラジオ :検波は6AL5 :2014年9月の製作品。
環境は かなり悪く、パワコンノイズがしっかりと観測できる。スイッチング周波数が4.6kHzなので高調波が30MHzまで上がってくる。500倍前後の2.53MHzが最もつよく1mの同軸に0.5Vほど重畳するのが100MHzオシロで確認できる。
「50KWパワコン x20発」から150mほどの環境である。パワコンの制御周波数を一般人は知らないで生きていける。
この細かいのが「4.6kHzのパワコンスイッチング周波数」
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「50KWパワコン x20発」の環境で受信してみた。
がさがさと片つけしていたら出てきた。2014年9月の製作品で通算28号。この頃はラジオカウンターの開発に至っていない。6AL5+6AR5の音です。
6BZ7 ⇒osc ,mix
6BD6 ⇒1st IF
6BD6 ⇒2nd IF
6AL5 ⇒ 検波
6AHM5 ⇒1st AF
6AR5 ⇒2nd AF
回路図は公開済。
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7極管(6WC5,6SA7,6BE6)はどうしてもノイジーになる。これは構造に起因する。50MHzでは7極管はガサガサ云ってだめだ。もちろん中波帯でも3極管mixerと7極管とを比較するとノイズ差が聴感認識できる。6BE6を通信型受信機に採用しては駄目だ。ターゲット信号が自前ノイズに埋もれる。
3極管mixerの残留ノイズを計測してみた。
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3極管mixerなので、局発漏れ起因のノイズ波形がさほど見えない。結果、残留ノイズは低い。
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およそ0.25mV(3mVレンジ).
ソーラー発電起因のスパイク波形ノイズもあまり見えないのは不思議だ。「50KWパワコン x20発」だとは信じられないほど、パワコンノイズに強いラジオだ。
おそらくは、低抵抗5段平滑回路が効いている。 オイラの現環境では低抵抗3段平滑回路だとパワコンノイズに勝てないことも判明した。
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2019年製作の通算123号機(製作記事)でノイズ具合の比較を行った。 2020年1月。
1.5mV (3mVレンジ)。
パワコンノイズが吹荒れている。
このノイズの周波数は120Hz. 右は低周波発振器からの60Hz。
パワコンの60Hz x2 =120でがばがばと商業電源に載ってくる。(電波かも)
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前の環境での測定値は0.7mV(3mVレンジ)である。製作時の写真を再び公開する。
パワコンノイズは無い。ヒーター起因のノイズ波形が確認できる。
上述の0.7mVと比べると現環境では2倍超えでノイズが強く確認できる。
その環境でも低抵抗5段平滑の他励式真空管ラジオは、非常に低ノイズだ。商業ノイズが強くオイラのようにガンガンと計測できるばらば、7極管でなく3極管mixerがよいようだ。
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