ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« サンデン(群馬)の凋落に思う。 | メイン | one shot beep :trial »

2020年11月27日 (金)

synchronous detection (同期検波)について

nchronous detection の実験も貯まってきたので、新しく同期検波のカテゴリを追加した。過去実験も近日中にこのカテゴリーに集める。synchronous detectionも幾つかに分類されるが、日本語文献ではもうひとつはっきりしない。欧州エンジニアに学ぶのが正しいだろう。

・電機回路プロの技量を超えると、苛めを好む日本民族ゆえにイヤガラセをうける。(うけてきた). 月刊誌で公開されていることが「実験事実かどうか?」との視点は常に必要だ。「ネジ締結にはスプリングワッシャを使え」との非科学的主張が展開されたものまで存在する。yamaも歪領域での使用になるので、わざわざと歪んだ音を好む層がyamaを支持している。

・さて機械設計屋としてはそれらの方々から圧力をうけないテーマで実験公開している。日本の机上エンジニアからは、「同期検波にDBMを2個使え」なんて恍けたことを主張してきた過去事実がWEBでもいまも見つかる。実際は1つのDBM使用、あるいはBMで同期検波できる。

偶々 ONE DEVICEで同期検波したくて2019年4月から実装実験し、A案(トランジスタ使用)、 B案(LM567)でそれぞれ同期検波できている。 基板にしたのはB案だ。動作確認済みのA案回路はこれ。RADIO-TR3syn1.pdfをダウンロード

歴史を確認しよう。11月6日の記事にて1948年発行の

Syncro01

を紹介した。この頃の文献が起点となって今はデジタルでの同期検波も登場している。変調トランス使用のAM変調も、生成波形は飛び飛びでON/OFFスイッチングされているのことがオシロで観測される。従って波形確認すると100%のアナログでは無いことが理解できる。不連続が生じる信号はアナログの範疇から外れてしまう。

 その飛び飛びの波形が確認される電波を受信し、飛び飛び具合を同期させると元の音声信号が復元できる。復元にあたり搬送波相似である必要はないようだ。スイッチングさせるので同期整合が条件となる。さすれば乗算回路を使うと手早いのでDBMが好まれる。このあたりの説明はプロエンジニアが素人向けに解説本を出しているはずなので、探している。

********************************************************************

1年振りに同期検波の実験をしてみた。DBM ICのデータシートには同期検波回路が公開されているので、今日はDBMで同期検波するのに必要な信号強さを確認した。

1、使用デバイスは 写真のもの。このICで同期検波を担ってもらう。IC初期のDBMであるが455kHzでマイナスゲインに為らないものである。ne612は第4世代?の電話回線用デバイスなので45MHzが設計センターになる。「ne612を1MHz以下で使うのはメーカー設計思想から外れ」て、信号が減衰する使い方になるので非常に注意。

このCA3028は日本で不人気であるが、実は電圧増幅は49dB(10MHz)とメーカーが公開してる高性能なic。有名なne612よりも455kc~10MHzではゲインが取れてしまう。455kcあたりから12MHzでのラジオものにはベストなdbmである。プロダクト検波(IF=455kc)にCA3028を使う根拠はそこにある。

P1010012

 2、 SSG端で70udBVあれば同期検波した。 太陽光パワコンの動作周波数4.3kHzの電波が飛び回っているので、オシロがそれを拾って波形が綺麗ではない。

P1010013

3,

67udBvだと乗算できずにこんな波形になった。

スイッチング側がかなり強いなので、limiterからのインジェクション量可変できる回路もほしい。audio のsansuiと同様にフローテイングさせた方がよいことも判った。

P1010017

*******************************************************

、、とデータは取れた。

・ICメーカー公開情報のように、支障なく同期検波した。同期がずれるとバズ音ぽくなるのはLM567ラジオと同じだ。

・LM567とほぼ同じSSG値 67udBvが必要だ。

改善点を盛り込んで2次試作に向かう。

***************************************************************

・1967年リリースの ULN2111Aで同期検波が出来る。同期検波もできるICとしては最も古い一つだ。1968年には乗算デバイスMC1496がリリースされている。MC1496のライセンスコピーがNJM1496になる。

・1968年はギルバートセルが発表された年ではあるが、乗算するICはすで出回っていた。

・同期検波に特化したICとしていまali expressで入手できるのは これ とこれ 。他型番は入手性が??だ。頭文字UのはTECSUN PLシリーズに使われていたので、頭文字Uを使えば回路公開されているので楽だ。ともに カラーTV ICから派生したデバイスなので記憶しておくように。 これも工夫すれば使えると思う。

・「sony cx857 」「sony cxa1376」がmade in japanの検波デバイスとして今も人気が高い。

・ja  yahooで同期検波デバイスが手にはいる。 これがそうだ。回路はこれ。これは安い。

・とあるSITEでも紹介されていたが、S041P (TBA120)も同期検波に使えるので、ダイヤルUP時代から欧州作例はオイラも知っている。クワドラチァ検波用FMデバイスは同期検波に流用できることが多い。上のyahoo品の方が楽だと思う。

・中波帯同期検波ICも流通しているが、本場品なのでお値段が非常に高い。それを東アジア、日本で販売している所は無い。 ⇒ 同期検波IC型番はここにUPしてある。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

上のはLM567の作例。

調整がクリチカルなので上級向けになっている。

****************************************************************

synchronous detectorに CA3028を用いた回路に上述内容をプラスした。本基板にてもう一度手配。

Photo

オイラは田舎住まいのFA装置の機械設計屋です。アナグマ、タヌキ、トンビが庭をうろうろしています。鷹の飛行姿を時々みかけます。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/549708/34220928

synchronous detection (同期検波)についてを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ウェブページ

カテゴリ