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2019年9月 5日 (木)

プロダクト検波と同期検波の違いを教えてくだい。⇒datasheetに載っていました。。

同期検波作例のカテゴリーはここ

 
 
プロダクト検波の製作基板紹介1.

IF=455kHzでFosc=456.5(LSB用)させた例 :記事はここ


YouTube: product detection: osc freq=456kHz using NE612.

 
 
 
 
 
 プロダクト検波の製作基板紹介2
 
USB /LSB 2モード対応のプロダクト検波基板(rk-234) : リレー切り替えタイプは RK-234 Relay


YouTube: product detector unit : select LSB or USB , IF=455kHz.

キットでyahooにある。
 
 
Ans01
 
 
 IF=455kHzでのプロダクト検波キットは、 shopからはリリースされてはいない。

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プロダクト検波する差動回路は1963年に2回路が記載された1出願されておる。IC型番ではCA3028( LM3028.TA7045) . その後に 「 出願済み 2回路の隙間を突いた ギルバートセル回路 」が公開されている。

往時の同僚が現存しており半導体ラジオ掲示板の書き込みをみても、彼を誉めてはいないので、隙間をついたとみるのが正解だろう。

日本ではTA7045のプロダクト検波が知られている。CA3028の ジャパンコピー(ライセンス料支払っての製造)がta7045。

 
 

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1968年リリースのMC1496データシートに。

This circuit may also be used as an AM detector by
introducing carrier signal at the carrier input and an AM
signal at the SSB input.
The carrier signal may be derived from the intermediate
frequency signal or generated locally. The carrier signal maybe introduced with or without modulation, provided its level
is sufficiently high to saturate the upper quad differential
amplifier. If the carrier signal is modulated, a 300 mVrms
input level is recommended.

とある。 違いは54年前からデータシートにずっと公開され続けている。これが理解できる程度のオツムは必要だ。    半導体デバイス使用での日本語による説明はこれより後世のことなので、原典の英文理解がベターだ。 

  1968年発売のMC1496が、5年のちの1973年刊行本に日本語で紹介されているので、日本語印刷物でも50年前からだ。  ご本人に学ぶ意志があるのであれば、その為の資料は書籍として出回っている。  タダで知識を手に入れようとするのは、オツムの弱い人間が思いつくことだ。       スキルupの為には、自己投資は必要である。    タダで知識を手に入れつづけた結果、日本の技術はかなり下向きに進んでいる。日本国としては公的に白旗を上げた(総務省 2021年レポート)

 オイラからみりゃ、あんたが技術低下に貢献している。

  英語文献を見ると日本では紹介されていない回路がそこそこ見つかる。ラジオ技術は欧米からの輸入技術なので、本国文献のほうが詳細に記述してある。

・英文sheetでは52年前からvcoを使ったsynchronous detector回路が紹介されている。  「高級チューナー 山水 tu-x1」ではmc1496使用の同期検波に為っている。JRCの受信機にも同期検波が搭載されておる。

・SN16913で同期検波基板化したのが RK-154。 

下動画が「本記事時点 最新の同期検波作例 2020/nov/30 時点」(後続で3種類の基板 公開済み) 

欧州製同期検波デバイス(TDA4001)を採用。性能は最高。 難点はICがやや高い。秋月さんに泣き入れすれば取り寄せてくれるだろう。


YouTube: synchronous detection: homebrew, trial

このラジオ基板は領布中。6石ラジオキットが組み立てるチカラがあれば、鳴らすことが出来る基板になっている。(非常に鳴らしやすい)

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日本製同期検波デバイスを使った中波帯ラジオ。この基板も領布中。上の動画よりは技術力を必要とするデバイス。


YouTube: ta7641ラジオ: そこそこ鳴るようになった。

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これは 廉価で有名な lm567で同期検波させたもの。技術がさらに必要なデバイスなる。


YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

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・実際に廉価な同期検波デバイスではDBMは10個弱ある。下は現行も生産中のICである。日本にもこのデバイス搭載したラジオは国内に上陸して販売されている。このデバイスは至って廉価だ。

033

製造メーカーが

AM Demodulator
The alignment-free AM demodulator is realized by a
synchronous detector.

と言い切っている。この市販ラジオを購入し使っている日本人userがweb上でsynchronousと云っているので、聴感上も同期検波作動で間違いだろう。

・同期検波は、DBMはひとつでも成立するし、DBMを2つ使って上下単独に取り出してもよい。そこは設計者の思想による。ことラジオに関しては英語圏から情報を得た方がよい。日本よりは真実が転がっている。 

・数式を優先して思考したい方は、振動解析の結果がソフト開発会社(国土交通省指定銘柄品)ごとにまったく違う事実について深く思考することを勧める。表面の基礎理論は同じだが、行く通りもの答えが物理振動系では今も存在している。 その辺りは姉歯氏の耐震偽装で報道されてもいる。ソフト毎で解が異なるなら、基礎理論も妖しいねえ。不思議だねえ、、。

・dbmものでは負荷値によっては加算動作になる。 とある範囲の値に限って乗算動作する。常時、乗算動作ができるわけでない。 しかし、乗算動作の説明式にはこの事実は反映されていない。式とはその程度のものだ。

・dbmもので数式発見出来ないのが、キャリア注入量の大小による受信感度差考察だ。受信時では送信時よりも強くキャリアを入れると感度が高くなる事実がある。50mhzではconvertさせるのにオシロ読みで3.5v入れて感度確保している。数式で現象を説明できるのであればそろそろ関連式が公開されても良いだろう。

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アマチュアのラジオ工作においては、synchronous detectorの分野では日本からの情報は弱い。

この本は入門用であるが、synchronous detectorに触れている。

P1010026


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。


YouTube: Single tube radio : reflex . 6AW8

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YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く

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SSBをプロダクト検波復調する短波用基板、はサトー電気にて扱い中。

自作でSSB受信したい方むけです。「サトー電気 プロダクト検波」で見つかる。

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