JRC NRD525 回路図: 同期検波
サンスイのAM チューナーはMC1496で同期検波。 DBMで最も綺麗な波形はMC1496.
JRC NRD525も同期検波できる。
復調デバイスは、「上記IC記号の1」: SN16913を使っている。
DBMをON/OFFさせるにはRF入力 0.6V(0.7V)は必要。DBMを受信信号と同じ周期でスイッチング動作させりゃ同期検波する。 同じ周期なのでシンクロダインと呼ぶ。
RF=0.6V生成の半導体3石使っている。非反転出力することがポイント。TA7061は使い易いがJRCなので放送設備ライバルの東芝ICは使いつらいようで、トランジスタ2SC2712 ( 東芝)になっている。RF=0.6Vが強いと出口端信号も大きくでてくるので、受信信号が増えるかどうかはリミッター部次第。
下画像は1948年公開物。 シンクロダイン(同期検波)は およそ80年前からの古典技術。
**********************************************
「学習せずに質問するのが大流行りのゆとり世代」向けにひとつ。
シンクロせずに信号処理するとプロダクト検波になる。1968年公開のMC1496 datasheetに記述されている通りだ。
相についてもヒントがデータシートにあるので、学ぶことをお薦めする。
相情報はMC1496にだけ載っている。(世界初のギルバートセルタイプDBMなので、学ぶ情報がすんごく沢山ある)
IF=455KCでの基板になるが、LSB/USB 切り替えはリレー。RK-234relay.
コメント