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2018年8月29日

2018年8月29日 (水)

村田製作所のフィルター CFWLB455シリーズ

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村田製作所のセラミックフィルターのカタログは公開されている。

murata_filters_AM.pdfをダウンロード

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特性図も公開されている。

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入手したのは±3kHz(-6dB)タイプ。 -70dB近傍まで綺麗だ。 IFTを3段にするので跳ね返りは判らなくなると想う。  SPEC表でみると このCFWLB455シリーズは CFWM455シリーズと同じだと想う。

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LA1247ラジオには、 CFWM455 或いはLTM455が載る寸法にしてある。LTM455はトーケン製で廉価だが、特性上跳ね返りが強いので原則推奨不能だ、しかしIFTを3段にするのでトーケン製の跳ねあがりは誤魔化せると思う。

本来は、村田のフィルター(CFWM455,CFWLB455)を使うこと。

タンポ印刷が W55H ゆえに、村田製作所 W55Hで検索すると見つかる。

SANYO LA1247 ラジオ基板。 AF ICは TA7368化。

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AF ICを TA7252 ⇒ TA7368に変更し低ゲイン化した。

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バリキャップVRの回転具合 あるいは バリコンのバーニア機構を備えれば、3~8MHzをカバーするようにコイルを巻けば 短波 Hバンド をカバーできる。

データシートをみると28MHzあたりまで守備範囲ICの可能性はある。

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ロクタル管での短波。

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短波① 2.3~4.4MHz

短波② 4.4~9.5MHZ

中波  の3バンドST管ラジオ。

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SANYO LA1247 ラジオ基板。通電して確認中。② Sメーター作動中。

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昨日の続になる。 AMチューナーICのLA1247(LA1245)を使った7MHzラジオ基板を通電確認中だ。

(S+N)/N=10dBとなるのは この位の値。 セラミックフィルターが3eleのLTM455(トーケン製)。感度面ではアイテックSR-7と互角。

フィルターは村田製のほうが格段に良いので、本基板時の製作にはCFWM455を推奨。

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Sメーターも振れる。もう少し振れてもよいが、メーターの感度か?? 

データシートには入力信号とSメータ指針の関係について公開されているので、自作する折には一読を推奨する。

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この位の信号で IF段で歪むようだ。 波形のクリップが見られる。駆動電圧を12Vにまで上げると改善される可能性が大である。メーカー推奨は12V。

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受信周波数表示もできた。このカウンターは RK-01 になる。

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50dBu時に、LA1247のPIN 13では8mVほどの検波出力。

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一通り確認できた。 具合よいと想う。

data sheetでは IFTを3個使用することが推奨されている。 この基板は2 IFTではある。 PIN10 とPIN11間の接続部品によって SNが変化する。 オイラはSNが悪い 2IFT式にしてみた。

・セラミックフィルターは1ele タイプが推奨されているので、現3ele ⇒1eleにすると感度upされる。 IFT x3 に セラミックフィルター 1ele で選択度として充分ラジオ向きだと想う。通信機型受信基板にするのであれば、AGCレンジは80~100dBほしい。

・BFO化はしない。 BFO付きラジオ基板としては LA1600基板が現存する。 プロダクト検波基板としてはTA7613基板がある。  TDA1072基板が28~50MHz主体なので、このLA1247基板は中波~18MHz辺りを狙っている。 FCZ 1.9で中波がカバーできるかどうか? 出来ないならトランジスタラジオ用赤コイルに50cm~70cm巻けば、 先日 紹介したようにoscする。

・AF AMP ICを低ゲインのものに変更するかどうか??  思案中。

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