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2018年4月

2018年4月 8日 (日)

マイクコンプレッサーキット(自作派むけ)。AN829,SSM2166,NJM2783,TDA1054,SSM2165   それにTA2011

マイクコンプレッサーを大別すると

1,「FL101で国内初採用されたと同様なRFタイプ」(自作基板はRK-84,RK-95) :市販品はKP-12,KP-12A、KP-60、KP-121 等 

2, 「audio周波数で制御したもの」。

・上記2の自作キットについて記する。 使用デバイスで音色が異なるので、「パイルアップ用と 通常用」の2つは用意したいですね。

◇性能を重視するならば SSM2165,SSM2166 .

◇性能が最下位でよければTA2011.

◇音が判る方にはAN829 。部品数がややあるので上級向け。

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mic-compキット。

 
 

1 ,AN829キット。

「1978年には使用レポートがJA1BLV関根OMから公開されていた」歴史の古いデバイスです。性能は非常によい。SSM2166やNIM2783のような軽薄な音にはならない。デバイスが異なると音色も違う一例。 「音が判る方向け」の基板です。 調整しだいで30dB超えでCOMPできるが、それはやりすぎ。

 

Ffc585c5d59ee24a62ced52b7bdedeb7


YouTube: mic-comp using an829,panasonic

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2, SSM2166キット。

「次のSSOP14(NJM2783)の半田付けはちょっとレベルが高いなあ」と想う方々には、SSM2166.

性能はこちらの方がよい。 「ICが1200円する」のがやや難点。 高い為りに性能はかなり優秀。 

003

 このキット品は終了ですが、基板ならまだ数枚あります。現在も製造しているコンプレッサICでは一番良好な性能。米国ではメ-カーから「SSM2166+イコライザー」の製品が3万円~5万円程度でいまも製造販売中。自作ならその1/10程度で済む。

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3, NJM2783キット

日本製デバイスにしては応答は速いが、SSMシリーズにくらべて100倍近く遅い。

013

 半田実装はやや技術が求められるが 0402よりは楽だ。 アマチュア無線技士で半田実装できる人は数人??だろう。アマチュア無線通信士が主流だ。

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4, TA2011Sキット。

造り易さで人気があるが、性能はそれなり(最下位)。 どのように工夫してもアタックの遅れによるスパイク波形が確認できる。 

011_2

共にyahooに出品中。

基板はサトー電気にもある・

Ans01

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5,   TDA1054 kit 

テレコICを利用した基板。 増幅した信号をNFBとして戻しゲインを自動で下げるIC。日本製テレコICとはコンセプトが異なる。 NFBによってCOMP時の歪は随分と減る。

RK-158.    造り易い

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YouTube: tda1054 today state.

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6,active clipper (4558 +diode)

RK-162

造り易さ重視。

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YouTube: mic amp using diode clipper . Sounds naturally.

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7,  AFスピーチプロセッサー(アクティブリミッター)

RK-110。 音声信号をシンプルにTA7061でリミッティングしています。(KP-12AのAF版イメージです)

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Ans01

 

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8, SSM2165 KIT


YouTube: DIY :mic-comp using SSM2165

Rk16801

Ssm2165

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P1010022

Ssm2165attack

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KITでない基板は、

RF スピーチプロセッサー基板も開発済み。クリスタルフィルタを使わないので、高域カットもないので ずばりAM向き。入力3mVでフルコンプになる。

rf speech processor. using ta7061. filter-less
YouTube: rf speech processor. using ta7061. filter-less


YouTube: DIY :mic-comp using SSM2165

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KP-12の基板不動だったのを入手したので、置き換えた例。フィルタレスなので音は良い。

AM向け。入力3mVでフルコンプになる。


YouTube: Rf speech processor: kp-12 is rebuilt . one make p.c.b

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KP-12Aの不動品を入手して修理した例。入力3mVでフルコンプになる。フイルタにより音域が狭くAMには不向き、SSB用になっている。


YouTube: 不動のspeech processor KP-12Aを直してみた。その2

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マイクコンプレッサー一覧はここ

2018年4月 6日 (金)

半ボケ球に対応できる基板(in-take3)

真空管ラジオの外部入力にスマホ信号をいれると、スマホが非力ゆえにスピーカーから出てくる音が小さい。この事象は良く知られている。

オイラはその対策として能動回路基板(in-take2)を興して使ってきた。時折、半ボケの球にあたるとやや非力だったので、半ボケ球に対応できる基板(in-take3)を興した。

「in-take 3」(写真 右)は、概ね65dBの増幅度がある。NONーNFBならば75dBに届く。

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2018年4月 5日 (木)

マイクコンプレッサー基板(TA2011)のブロック図。

マイクコンプレッサーのブロック構成。データシートをみるとTA2011Sはそのままだと3.5mV近傍からCOMPスタートさせる作動が推奨作動らしい。

オイラの作動確認では SSM2166では1.5mV。    NJM2783も1.5mV近傍からCOMPスタートなので1段増幅(8dB)をTA2011Sの前に入れ、1.5mV近傍でCOMPスタートするように工夫した。 時定数も推奨値とは異なる。

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5dBほど掛かる作動具合は、動画のようになった。


YouTube: MIC-COMP ,useing TA2011s

オイラの記憶通りなら、アマチュア向けでは50年前からCOMP6dB程度が指針とされてきたと想う。業務用機器は性能も優秀だが価格もそれ相応になる。

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このコンプレッサー基板(TA2011)は基板ナンバーRK-15になる。COMPスタートは「固定R11 または VRによる可変」をジャンパーソケットで選択できる。R11が回路図値だと1.5mV近傍でCOMPスタートになる。ブロック図で示すように2SC1815の増幅度を上げると もっと小さい信号でCOMPスタートになる。

出品中の商品はこちら

2018年4月 3日 (火)

3.5MHz 自作ラジオ(am検波/プロダクト検波)。 続

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ta7613の中断している「3.5MHz 自作ラジオ(am検波/プロダクト検波)」の回路図を書き直した。(プロダクト検波の作動確認できているのでラジオic次第)

このデバイスならば短波実績は多数英語で報告されているが、入手がかなり難しい。もっともオイラの技術興味で興す基板ゆえに、デバイス入手性は今回検討していない。

入手楽なのはプロダクト検波させるのに、トランジスタで中継する必要があった。(これの回路図は仕上げてある)

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メータ回路もin-chipなので、接続できるようにした。

2018年4月 2日 (月)

9R59向けラジオカウンター製作の試み。 5桁でトライ。

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4桁表示のLED DISPLAYでは、動画のタイプがある。これは2016年12月に基板化したものだ。


YouTube: RADIO COUNTER

さて2018年は、5桁表示にTRYしてみた。

5桁LEDは昨年夏にALI-EXPESSで販売している様だったが、実際の製造実績はゼロでカタログに掲載だけされていた品だった。 長崎の裕徳電子さんのプッシュで「限定数の製造」に持ち込み、昨秋から販売中。事実上は開発品に近い。左様な経緯で、日本国内での5桁LEDの取扱いshopは、裕徳電子だけだと思う。

①50MHZ帯も表示した。

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②OFFSETもできた。

P1010012

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まあまあだと想う。今年中には仕上げたい。

ダイナミック点灯式だが、チラつかない。 PIC式ダイナミック点灯だとチラつくがこの方式はチラつかない。両者の差はオシロで確認済みだ。(ノウハウとして取得できた).お金と時間を費やして得たノウハウなので、、、、「教えて君」には不向きな表示機だろう。

中波~50MHzまでokなので9R59向けに良さそうである。50MHzでも1khzもズレない優れものだ。

出品中の商品はこちら

2018年4月 1日 (日)

真空管ラジオの自作数は116台目に入った。ブロック図。

 

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構成は以下の8球になる。

「真空管ラジオの基本として、AVCと信号は別回路。 このことは先達が書籍にてかなりの量で公知されているので、現代人がこれを知らないとは考え難い。知らぬなら「お馬鹿」になってしまうほどラジオ工作の基本だ。

左様なお馬鹿には自作はおそらく困難だろう。

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ラジオのAF特性はAUDIO用特性とは異なり、高域が出ないようになっている。取り分け、オイラが常用する東栄のトランス(t-600)は200Hz~3KHzの間で特性アバレがあって平坦でない特性だ。100個以上使って、傾向は掴んでいるが、嫌らしい処に共振とおぼしき5dBほどのピークがあり、素のままだと聴感上明確にわかるので、それを誤魔化すのに苦労する。

250Vや300V等の電圧を掛けて使うと結果が違うはずだが、6BE6などをSN良く使える180V~200Vでは「出力トランス起因の周波数ピーク特性(可聴域)」が嫌らしい。東栄から購入して使っている立場なのでこれ以上詳細には書けない。 販売を断わられぬ程度に書いてみた。手頃な価格帯なので、国産ブランド品としての選択枝はここだけだろう。

 

 

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これで完成。 

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半田工作累計で245作目になった。自作ラジオ一覧

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