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2018年2月

2018年2月 7日 (水)

まだまだ雪の季節中。

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信州は雪。

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写真に写っているのは1ha程度だと思う。

2018年2月 6日 (火)

「真空管ラジオでの6Z-DH3A」はゼロバイアスかカソードバイアスか? 続

仕事で東芝のシ-ケンサーを触る必要が出てきそうな現テーマだが、東芝四日市工場や東芝前橋工場に納入した折は、東芝シーケンサーに遭遇しては居ない。寧ろ非家電メーカーのものを指定された。

 シーケンサーは国産なら三菱でしょう、、。と。

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先日、古書記載の「ゼロバイアスか カソードバイアスか?」によって、 「音質面ではカソードバイアス  > ゼロバイアス」なことが64年前から公知されていたことを記事にした。

もう1つ、平成での出版物でも バイアスについて言及されている。

 

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かなり売れた本ゆえに、知らぬ人は居るまい。

ここで紹介したように、ゼロバイアスはお薦めされてはいない。ゼロバイアスは音が歪むのでエレキギターアンプ屋が目につけて、1947年に商品化している。

audio屋がゼロバイアス採用するのはオツムも耳もかなり悪いね。

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◇ ゼロバイアスのMIC-AMPが数年前に流通していたらしいが、「歪みがどうだったのか?」が気になる。

audio界では歪み多々にて非推奨のゼロバイアス回路だが、 amateur radio向けとして 歪み特性の情報を知りたかったと想う。

真空管ラジオでの歪み音が聞分けられないならば、 ゼロバイアスを平気な顔して採用することもあるだろう。 オイラの技術力ではゼロバイアスはお薦めできない。

◇ 6BE6よりも6CS6が変調管としては秀でているらしい。PEAK波形のFLAT化を回避できるらしいことも先日判った。 6CS6は3本しか所有していない。ラジオにはちょっと、、と想ったが、「送信側に使うとよい」とのアドバイスを貰った。

5極管をトランス変調するより7極管変調の方が良いとの見解が海外では支配的のようだ。確かに7極管変調の波形は綺麗だ。「TUBEでのMINI WATTER 送信機」ってジャンルがあるようだ。。Transmitterに取り組む前に、もう少し受信機側の回路確認と7極管での製作を行いたい。

2018年2月 4日 (日)

真空管を使った半田工作の下準備中。

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真空管のストレートラジオ製作についてご質問を頂いた。

 当初は製作していたが、最近では製作しない理由は、「中波での受信周波数が上がるにつれて、感度が顕著に低下する」ことが全てだ。

これはLA1050ラジオでも同じ状態だ。半導体でも真空管でもストレートラジオでは、感度差が大きすぎる。上側の周波数で顕著な感度低下が見られる理由は、ここのNHK出版物に明記されているので読むことをお薦めする。

◇さて今日は、「ラジオ工作」の下準備を少し行なった。

ラジオカウンター用DC基板に部品を実装した。 

LC7265基板の消費電流は過去記事のここに公知してある。外部から4.8V印加で正常動作できるLC7265基板ゆえに真空管ラジオのヒーター6.3VからDC化してやれば良い。

PIC式だとリフレッシュサイクルに呼応したノイズが電源ラインに流出する。この数値確認作業途中で、3端子レギュレーターの効果がほぼ無いことに気ついた。この事は公知済みだ。カタログ数値と実体は全く違う。このリフレッシュノイズは走っているソフトによって周波数が異なってくる。

リフレッシュノイズが電源ラインに流出すると、ノイズとしてラジオのスピーカーから聴こえてくる。そこで、ノイズストッパー基板を2017年春から使用している。

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スマホ等OCL機器からの信号受けの基板はこれ。 OCL機器だけでなく、FMチューナー等の信号も受けれる「入力デバイスを選ばない基板」に仕上がっている。

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◇ 次の真空管工作は、6H6を使ってみようと考えている。

「真空管ラジオでの6Z-DH3A」はゼロバイアスかカソードバイアスか?

用語の歴史について

1,西暦1934年の刊行本 Radio Designer's Handbookでは zero biasとされておる。

2,  The first stage of the 1937 "Rickenbacher" M11 uses grid-leak bias とある。エレキギターのアンプだ。

RADIO歴史上は、zero biasと呼ぶのが正しい。 商標登録からみで わざわざとgrid-leak bias名付けた勢力がいたことも判明している。

radio 知識があるなら zero biasと呼ぶこと。エレキギター派はグリッドリークでよいだろう。そのために新語をつくったのだからね

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6Z-DH3A,6SQ7,6AQ7,6AV6など複合管(ダイオード+トライオード)は、カソードバイアスにて製作をオイラは継続している。

6SQ7をゼロバイスでつかってラジオ自作した2012年に、出てくる音が拙くて「ゼロバイアスじゃ使えない」と聞き分けできたことが発端だ。それが「複合管を使ったラジオの初号機」であったことも幸いした。

◇COSMOSのおやっさんに云わせると「6Z-DH3Aのバイアスについて往時雑誌で話題になった」そうだ。

それ以来、注目していたがようやく出典の情報がWEB上に公知された。1953年の刊行誌だそうだ。 オイラの生れる前のことではある。 「ゼロバイアスかカソードバイアスか。6ZDH3Aのトラブル

往時ラジオ少年(12~17才)であれば64年を加算して、76~81才に至る。COSMOSのおやっさんが86才なので,きょう現在80歳を超えてこの文献を知らないならば、「往時はラジオ少年では無く、一般的少年だったであろう」との推論が成立する。

しかるに「自称 ラジオ少年」も紛れ込んで「ラジオ少年」のふりをしているのが理解できた。だから、音の劣るゼロバイアスを好むのだろう、、と。

◇さて、文中にあるように、結論まで明記されている。このpdfによりゼロバイアス主義者は無学だと判った。先人等の論文を読むチカラがないのであれば声を小さくしていただきたい。 

オイラの製作ノウハウでは、一貫してカソードバイアス推奨だ。音色が違う。 ゼロバイアスの汚い音を聴いても楽しくあるまい。オイラの製作品はカソードバイアスだ。 AVCと信号ラインが個々に取れる6SQ7や6AQ7,6AV6などは、AVCと信号ラインを個別にし、音が汚くなることを避けている。

「論理的にもゼロバイアスの音の拙い」ことが公開されて、よかった。よかった。

それにしても半田工作派では音の聞分けができない方が多いらしい、また聞分けできない方が主流だろう。audio愛好家でもzero biasのyaha教が流行るので耳は悪い。grid-leak biasとご本人が公開してますね。

◇音の聞分けが出来るならば、6Z-DH3Aや6SQ7はカソードバイアスで製作することをお薦めする。カソードバイアス(6Z-DH3A,6SQ7,6AV6)で製作公開しているサイトはオイラを含めて僅かながらある。しかしさほど有名ではないのが残念だ。

プレート負荷抵抗等についての続きは、「真空管ラジオでの6Z-DH3A」はゼロバイアスかカソードバイアスか? 続で記する。

◇参考回路

回路図6SQ7,

6Z-DH3A回路

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リードのs10に組み上げた3球ワイヤレスマイク。

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上記のは2014年12月の作例であり、このサイズでの2号機になる。 初号機は都内に嫁いでいる。

初号機製作後3年6ケ月が経過したが、web上ではこれと同サイズあるいはより小型の3球トランスミッターの作例はまだ無い。「ラジオ製作⇒ワイヤレスマイク製作」はラジオ工作の王道であった。真空管トランスミッターを製作するラジオ工作派は少数かも知れない。

アマチュア無線通信士になるのは、己の勝手だが、免許にはアマチュア無線技士と明記されている。「技士」の2文字の読み書きができるなら、無線技士の道に進むことをお薦めする。

◇真空管式FMワイヤレスマイクの自作。⇒ここ

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2018年2月 2日 (金)

「基板ナンバーRK-05」を10枚 用意しました。

アナログデバイスのIC'SSM2166'を採用した基板の復活ご要望をかなり頂いたので、「基板ナンバーRK-05」を10枚だけ製作した。

KITは今のYAHOO品がラストワン。 なにせICが高い。製造終了品らしいので高いようだ。約1000円/1個+送料と高いので、今後のKIT化は無理ぽい。マルツさんで600円台で取り扱っていたのが終了して,結構な価格になっている。、、、と、製造終了の話は事実のように想う。

バックノイズ対策としては、現行ICではこのSSM2166だろう。テレコ用ICも多数市場にあるが、スレショッドレベルを触れるICの種類は限られている。

とあるテレコICのアタック時間が1mSとか0.5mSなのだが、この1mSは割と長い時間で、 精米機での異物吹き飛ばしで採用されている電磁弁(空圧制御弁)の応答時間だ。 それも30年前の製造技術で現在も大きな変化はない。往時は廉価なラインセンサーで画像判定させていたが、今はデジタルカメラのデータ通信規格も2001年頃にUSAを中心に定まっているので、通信速度が出て楽だろう。

チップ部品のテーピング機では、19年前は1サイクル20ms前後であったが、今は1サイクル10msになった。6000個/分が日本製装置の平均らしい。センサーの応答時間も0.5msものが多数あり良い時代だ。

0.5mSで応答する空圧制御弁(電磁弁)はまだまだ先のようだ。

 

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このアクセス数は間違いだろうと想うんだが、どうなの?

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オイラがテレコを触っていたころは、トランジスタガバナーだった。まだ2SAで駆動させていた時代だ。そうこうしている内に、ガバナーICが登場してきた。

応答時間1msの話をしたが、オイラの機械設計による装置を「windows搭載pcで制御」してもらったが、1サイクル運転中にPCから無反応な時間が2~3ms必ずオシロで観測されるので、USAのエンジニアに「こりゃ何?」と聞いたら、 「英語OS上に日本語バッチで走らせているのがWINDOWSだから、そのオーバーヘッドタイムだ」と米国人は真顔で答えてきた。あれから20年経つ。

まあその頃は、オムロン・三菱等の市販のシーケンサーの処理時間が遅くて、マシーンのボトルネックになっていた。次は自前で’トロン’を載せるような話題もちらちらとはあった。

SANYO LA1600。続。再配置した。

「エンゲル係数の規定が日本語wikiだけ書き換えられて、本来と違う虚偽説明になっている。」ことが安倍先生の答弁後に発生中だ

その後に、英語版も書き換えられていたが、今は正しく戻っている。時系列からして日本発祥であることが確認されている。

「嘘を100回云えば事実になる」とはかの国のやり方だが、それを実践する勢力が日本語圏に居る。

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LA1600続。

局発の漏れを考慮すると、COLD側はこういう流れが良いように思う。

配置しなおしたが、図中のE点は基板端には為らなかった。

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 周波数表示(カウンター)用のエミッターフォロアも載せた。「エミッターフォロアでは増幅度は1」としているSITEもあるが、オイラが実測すると5dB程度(於1MHz)の増幅度はある。100%NFBになることは机上だけで、諸処の要因にて増幅作用が発生する。 かのJF1OZL氏のSITEにもそれはグラフとして公開され続けて早20年になる。これを読んでおくことをお薦めする。

 セラミックフィルターの中心Freq次第だが、「OFF SET =455」になる確率はかなり低い。ダイヤル表示板のほうが安全だ。

ベタアースはダメでしょう、、と。ベタアース化によりSNが改善された覚えがない。

追記 もう少し手直しした。

COLD側は、随分と一筆書きに近くなった。

依然、悩みは中間周波数が455に固定できないことだ。 セラミックフィルターの中心周波数に合わせることになるので455になる確立は低い。 良い案は無いのか??

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2018年2月 1日 (木)

LA1600 ラジオ基板(試作中)。OSCの漏れ。BFO。

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LA1600ラジオの続だ。

忘れぬように、 oscの漏れをあげておく。

BFO用2SC1815のEにて、波形を眺めると、

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この程度のもれが観測される。 このときBFO用2SC1815には電圧を掛けていないので、作動中ではない。COLD側から上がってくる波形だ。

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◇BFOに通電し上記2SC1815のエミッターでBFO波形をみた。 この程度の強さだ。

IFがSFU455に依存して453なので、BFOは当然453にする。

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BFO信号をLA1600の4番ピンに注入してみた。4番pinでの波形だ。LA1600が沈黙する注入量はこの程度。 この値から弱めていくと1.7V近傍で息を吹き返す。 ヒステリシス特性のようなものがここにはある。

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◇これで最大注入量(bfo電圧)は5V近傍にすればよいことが判る。 ただしVcc=8vの場合であって、それより低い駆動電圧ではここまではおそらく必要ないだろう。 BFO部駆動電圧は1.7V~2.5V程度で充分のようだ。

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◇ほぼこれで作動条件が決まったと想う。BFOに梃子摺った要因は、中華製トリマーを使ったことだ。トリマーを固定コンデンサーにしたら、強めの発振ではあるが普通動作になった。 ハズレのトリマーだったようだ。BFOは1石でもOSC強度が足りることがわかったので、 基板を1石向けに変えようと想う。

◇LA1600はSNにおいては中程度なことがカタログから判る。後発のICではもっとSNの良い物がSANYOからリリースされている。

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