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2015年4月 2日 (木)

COSMOS ラジオキット シャーシー加工  中間周波数増幅3段化

4月に入り給料は上がりましたか??

さて、

COSMOS ラジオキットの続きです。

入手の仕方には前記事を参照されたし。

COSMOSさんのキットは 中間周波数増幅を3段化したことが多かった。

2バンドラジオは4台、IF3段にしてきた。そのうち1台はYAHOOにて2014年夏に放出してしまった。

IFを3段にするとかなり感度がよくなる。LA1050を使ったラジオよりも感度がよい。

6石トランジスターラジオで聴こえる放送局は,IF3段化で聴こえるようになる。サイドの切れも至ってよくなる。そこまで耳を良くした経験ありますか?

自作では30台超えてスーパーラジオを自作して幾つかわかったこともある。

判り易い処では、音の差。 

6AV6(6SQ7)は高グリッドリークバイアスだとどうしても音がすっきりしないとか。

6SQ7はプレート電流が多いと音が割れたり、鼻詰まりになるとか。

6CZ5,6CM6は6AQ5より良い音で聴こえるとか。6CZ5は見つけたら買いですネ。

他には、IFTは信号が回りにくい向きに配線すること。(発振しにくい向きがある)

バーアンテナのコイルは、自分でリッツ線の手巻きした方が耳が良い。(市販品は細い線なので調整がピーキー。リッツ線が太いと調整が楽ですし、BC帯の上側での感度低下具合が緩いので、耳の良いラジオになる)

①MT管の5球用に孔あけされているので、GT管用に孔あけをする。

②IFは3段化する。 IFTはCOSMOSのを「1組+1個」使う。

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オイラは不器用なので、GT用の孔にするのに2時間掛かってしまった。

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アース母線をつけた。

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電源トランスは

160V70mA。

6.3Vは2.7Aだったと想う。

ウッドケースに入るので オールメタル管で並べてもOK.

バリミューの6SS7を使う機会だ。ヒーターに余裕があるので6AB7もOK.

検波は6H6.

AVCと検波ラインは音歪みの面で別々が望ましいことは、島山氏も記事にされておられる。

AVCのレベル配分で歪みが異なってくるのだが、お馬鹿なオイラにはそういう計算ができるかな??

あとは6C5のメタル。6V6もメタルにしたいが、持っていたかな??

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トランジスタラジオは3~9Vで使うことが多い。可聴周波数帯域では1石あたり実測25dB近く取れる。6石スーパーはIF2段なので50dBほど増幅している。35Vで使うと1石で40dB近くゲインが取れるのでかなり助かる。6BE6のワイヤレスマイクのマイクアンプは35V動作の2石で足りる。

かたや球式ラジオは6BA6だと実測20dB程度なのでIF2段で40dB程度の増幅にしかならない。

局発・混合でもトランジスタの方がゲイン面で有利なので、球式ラジオのIF3段タイプでようやく6石スーパーに近づく。

IFTは受動パーツなので、ゲインは増えない。むしろ伝達ロスがある。

続く

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IF3段のSW/BC帯 ラジオ 

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