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2015年3月21日 (土)

真空管ラジオの修理  キット品?。 その8  発振は解決。

続きです。

前回は、IF球を抜いても発振していたラジオでした。

1st AFは1番PINがg1の6AV6だったので、g1が「IF球のPIN5」から遠くなる配置の球に換えた。

これによりIF球を抜いた状態だと発振しなくなった。 1st AF球は6AN4にした。

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上の写真のように、4~5mm距離を稼いだことで改善した。 ラジオの実装は奥が深い。

AVCラインも定数の抵抗(1MΩ)を上流に持っていくと信号が回って発振しやすいので、IFTに近づけないほうが良い。

★今回は、2nd IFの負荷ライン(+Bライン)から、IFTの1次側に信号が戻っていたので、しっかり帰還発振していた。

ドロッパー抵抗(1.5KΩ)の下流端にケミコンを付け忘れたのが原因。

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上の写真のようにケミコンをつけた。

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テストループで調整中。

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VRを絞ってのSP端でのVTVM値は0.3mVを割っている。 

出来が良すぎるほど残留ノイズが小さい。 OUTトランスは20K:8なので小さくでてはいる。

IFTの伝達能率が想いより悪く、IF球は6BA6の2段になった。

今回は、ダイオードの倍電圧検波。 複合管(6AV6等)だとIFのモレが大きくてくるしそうな気配だったので、ダイオード検波。

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ようやく無事に鳴った。

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以上、メンテナンス(改造製作??)でした。

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