真空管式 FMラジオの製作 その1
松本に向かう「唯一の幹線道路」なのに、まだ除雪できていない。
まあ、オイラの住む町は、
「除雪しない町」としてこの地域一帯ではよく知られているから、
当然のことか、、、。
小谷や白馬ではしっかりと除雪車が出るのに、この町はめったなことでは除雪しない。
家の目の前の道は車幅8m、長さは500m。この町にしてはとても幅広い路。
けど、この金~日の3日間で除雪車が来たのは、土曜日の9時15分に一回だけ。
この幅広路に一回じゃ、他の道の除雪は駄目だろうね。
金~土曜日で、積もった雪はほぼ90cm。
「家から外出しないように」との役場の有線が幾度となく流れるこの町。
路がないから、車じゃ出れないけどね。 やはり徒歩だよ。最後は徒歩。
こんな事、書けるのもオイラのFamilyが除雪車のドライバーやっているからだけどね。
YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
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FM放送を受信するラジオの製作を始めた。
先回の、「実験的真空管4球 FM ラジオ」を技術ベースにして新製作です。
原理はWEB上にあるので、そちらを参照してください。
実験機の具合からすれば、6DK6のIFを1段入れれば耳は足りそう。
ご存知のように、6DK6はTVの映像周波数増幅用に開発された球。
gm=9800モー。
バリミューの6BA6よりも ゲインが取れて低ノイズ。球が不人気なので値段も安い。
★中間周波数増幅管の評価手法として
増幅できる帯域幅と利得を 「Figure of Merit」で表すのは、皆さんがご存知の通りですね。
式によると、
6BA6 ⇒67
6BD6 ⇒ 44
6CB6 ⇒ 150
6EJ7 ⇒ 192
6DK6 ⇒ 190
FMのIFで6BA6を使うのは往時の値段によるもの? くらいしか理由が判らない。
今は高性能の6DK6の方が安いからね。
RF+MIX で1球。
OSCで 1球。
IFは 2球。 耳具合で球は選定。IF一段だと球配列が苦しいので2球。
検波は ロックド・オシレーター。球は6GY6。(6DT6?)
AFは、6AQ5(5AQ5)。 足らなきゃ 3極管+5AQ5にする。
IFTはごちゃ混ぜ。組品でないので安価に入手。
検波コイルは、前回のものを利用。(つくり方は、前回の記事参照)
IFTが取り付くように、これからヤスリ掛け。
レシオ検波はWEB上でもよく見かけるので、そのうちにトライ。
(第3IFTは、レシオ用と同サイズなので載せかれば済む)
スロープ検波は未体験。
ラジオ造りは、枯れた技術。それゆえに古書で学ぶ。
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