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2012年8月29日 (水)

再生式 3球ラジオ (6688+6688+6LF8) その2

再生式ラジオ製作の続きです。

今回の真空管は、CK6688 と 6LF8。

6LF8って6AW8より具合良いので、おじさんは好きな真空管です。

6DK66EH8も好きな球たちです。局発には、6BY6ですね。

CK6688高一中一ラジオで使いました。CK6688(E180F)

IF用の球なので、どんどん使おうと想います。

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↑2球式再生ラジオ。

(6LF8が複合管なので、O-V-2です)

087

↑SGを受けた波形。グリッド検波の再生式です。

ラジオ少年の200Hチョークを初めて使いました。

結果、具合が良いです。

「1:3トランス」とのゲイン差がありません。(付け替えてみました。)

この200Hチョークは、再生式ラジオにお薦めです

086

↑NHKを受信中

ガツンとは聞えてきませんが、鉄筋住まいの環境でも

35Kmさきの電波が聞えます。

★AFのVR8分目で、「RFCで留めきれずに流入してくる高周波信号」に起因する回り込みがありました。(後記ありますが、2段RFCにしました)

6688⇔6LF8の距離が近かったようです。

もう10mmは離した方がよいです。

★聴感上、低域が不足していたので、SGで400hzと1kKhzの変調で

波形をみると、やはり400Hzで音でてません。12dbほど差があります。

(後記ありますが、Cをパラにして低域をハイインピーダンス化し,

改善されました)

088

↑6LF8と松下の6688。金メッキの脚ですね。

真空管6688のSgは20v近辺でしっかり発振します。

トラブルも無く完成し、鳴っています。

調整することとしては、

①耳が良くなる位置に、アンテナコイルを持ってくる。

②再生具合をみて、再生用コイルのターン数を増減する。

③受信可能帯域をみて、アンテナコイルの巻き数を増減する。(これは①と相互関係にあります)

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で、AFを1球追加して3球ラジオにしました。

①SGで400Hz,1khzを変調すると、ハイブーストだったので、

少しでもフラットにしたくて、トランスは、ラジオ少年の「20kΩ:8Ω」に変更。

 (3dbほど400hzが改善されました)

②グリッド検波6688

    AF  6688

 AF  6LF8の構成です。(6LF8が複合管なので、実質はO-V-3です)

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↑NHK受信中。普通に聞えます。

球を追加したゲイン増は、SGで15dbでした。 

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主要パーツ

バリコン                 290PF

バーアンテナ        BA-380                       (ラジオ少年)

電源トランス           BT-1V                          (ラジオ少年)

OUTトランス     BT-OUT-1H                      (20K:8   ラジオ少年)

チョーク        BT-CH-8          (ラジオ少年)

ケース                    S-7

真空管               CK6688,6LF8

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★再生管とAF管との距離について、

おじさんが持っている雑誌や教科書には触れたものがありません。

今回、このラジオを製作して、もう10or 15mm離すべきだったと反省してます。

★バーアンテナのコイル位置は、感度ピークを追っていったら

写真の位置になりました。バリコン(金属片)に近いと耳悪いです。

「バリコン⇔アンテナコイル」の距離は、耳が良くなるベストポイントがあります。

アンテナ位置も調整が必要ってことですね。

★BC帯510~1600Khzまでの帯域になりました。

回路図は、のちほどupします。。

★RFC2段を薦めます。1段では高周波成分が留まりません。

★真空管3球を使っていますが、耳的には3球スーパーに及びません。

 IFTの効果は偉大ですね。(IFTのQの大小で耳が異なるのは、ご存知ですね)

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単球再生ラジオキットの製作は、1RW-DXです。

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