1RWーDX 単球再生式ラジオ チョーク負荷⇒トランス負荷 実装
3球スーパー 2号機も鳴っているので、1RW-DXも少し手を加えてみました。
オリジナルは、ラジオ少年で領布している真空管のラジオキットです。
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先日の負荷実験をうけて、実装してみました。
(3球スーパー2号機のVRザリザリ音の原因は不明中。球の個体差でザリ音が消えることも確認済み)
1RW-DXは、一度部品を剥がしました。↓
↑OUTトランスは、20K:8にしてみた。
(リップルが強調されたら、従来に戻します)
いつもの1:3トランス↑(いつもYAHOOにて調達)
普通の回路↑
電源トランスが大きくないので、平滑回路のRの値は小さくして、3段です。
通電は明日にします。
追記2012/JAN/4
SGからの波形↑。
リップルに重畳しているのが判ります。
音量としては10db強upしているので、 このままで行こうと想っています。
これで1球レフレックスと同じように、「1:3トランスで昇圧」「outトランス20k:8」です。
SN的には、「チョーク負荷⇒コンデンサー⇒g1」の方がよかったのかなあ???。
(検波段のトランス負荷は、リップルを引き込みますね。 インダククティブ・ハムと呼ばれているのがわかりました)
鉄筋住まい+サテライトから35Kmの環境です。
室内アンテナ無しで、NHKがRS33程度に聞えるようにはなりました。(昇圧の効果です)
レベルUPしたこの状態でも,耳は電池式の2R-DC (抵抗負荷)よりやや劣ります。
(2R-DCはインダクタンス負荷に変えたので、その差はもっと開いて2R-DC>>本機)
(6GH8の1球レフレックスではNHK普通に聞えます。6GH8の1球レフ >>再生式)
当初、この1RW-DXに6GH8を載せたらリップル音が大きくて,
諦めて6EH8に戻しました。
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再生式ラジオは、グリッド検波やプレート検波した信号に含まれる「高周波」を
正帰還させることによってゲインを稼ぐ方法です。
おじさんの実験では、正帰還で バルボル2レンジ分ゲインが増えました。
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単球の自作ラジオは、
①「レフレックス+再生」の単球ラジオ⇒ここ。
②単球のレフレックス⇒ここ。
それに、ここ。
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本キットが 組み立てられたら、次のステップは、
①真空管3球スーパー 3S-STD ⇒記事
②7Mhz ダイレクトコンバージョン COMET40 ⇒ 記事
③AMワイヤレスマイク TX-1 ⇒記事
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2012/Aug/18追記
電池管で「再生⇔レフレッス」の比較をしたら、再生式の方がよかったです。
ラジオは奥が深いです。
「レフレックス+再生」の単球ラジオはここ。
2012/Aug/30追記
再生式3球ラジオ(グリッド検波)も製作しました。⇒ここです。
超再生って知っておられます?
超再生式FMチューナーキットも面白いですよ。⇒記事
ST管はお好きですか?
ST管6D6のグリッドリーク再生式1-V-2
YouTube: はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示
再生式でもデジタル表示できます。あなたのラジオはそれを出来ますか。
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