ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

ラジオの周波数表示に  LEDカウンターモジュール Feed

2016年11月21日 (月)

中華製LEDカウンター 800円タイプ

Sl1600

EZMのこれがどの程度ノイズを飛ばすのか?

*************************************

「中華製LEDカウンターは使えないのか?」との質問をいただいた。 

過去記事にはあるが、もう一度記しておく。

中華製LEDカウンターが800円~1500円で入手できる良い時代になった。この安価なカウンターをラジオに搭載する場合は、次のような3点に留意する。

Plj6ledafrequencyde

 

①「電波で飛ぶノイズ」

②「電源へ漏れ出るノイズ(取り分けコールド側)」

③「信号ラインに重畳するノイズ」

対策として

①遮蔽する。或いは距離を離す。 遮蔽量は40dB目標。(写真タイプはノイズが30dB増えるので35dB減衰は必要)

②表示器電源は独立させる。電源トランスから共存させるなら60dB程度の減衰回路は必要。これに搭載されている3端子ICはノイズ源になるので使えない故、かなりの工夫が必要。乾電池駆動が安価で確実。

③結合量を減らすしかないだろう。

「ラジオの周波数表示に  LEDカウンターモジュールは使えるのか?」が過去記事にある。

この掲載写真のカウンターは感度が悪い。SPEC表より多めに入れること。

ノイズを抑えるように考慮された中華製は1つあった

2016年11月 3日 (木)

「ラジオのノイズ」考

******************************

「ラジオのノイズ」考。

耳で聞いて文字で表現すると「ノイズ」の表記になってしまうが、

ブーンと聴こえてくるのは、電源100vの50ヘルツ あるいは60ヘルツの交流分が聴こえてくる。全波整流していると、倍数の100或いは120ヘルツで聴こえてくるのは、皆様がご存知の通り。

さて、SP端子にオシロとVTVMを接続し、真空管ラジオのVRを絞り、周波数ツマミを触って受信周波数を変化させてみよう。 周波数変化に伴ないオシロ上での波形の大きさが変わることが体験できる。VTVMの値の変化をメモしよう。

VRを絞っているのに、何故信号の変化具合がオシロで判るのか?

ラジオはRF部を持っているので、VRを絞ってもRF部信号がコールドから入ってくることはオシロを眺めていれば誰でも判るほどの基本だ。電子はマイナスからプラスへ流れることは中学物理で教わってきたね。

オシロを眺めていると、「RF部の漏れなのか?」は上記のように判断できる。

  真空管によっては、オーバーシュート波形(オシロ上)が出る球もある。この場合はその球を交換する。

電源回路の平滑回路の段数が不足かどうかは、+Bのリップルをオシロで見る。20mVくらいのリップルならば平滑回路の段数は足りている。 5mVまで下げれば good.

コンデンサーの容量よりも、段数の効果があることは先達が発表された表を見れば理解できる。

ST管IF2段スーパーでの波形を参考にUPしておこう。

6Z-DH3Aの1番ピンは接地する。理由はここにある

005

間違っても6Z-DH3Aの6番ピンを接地したり、 平滑回路の接地側引き回しをしくじらないこと。修理済み品(ST管、ミニチュア管)をYAHOOで見かけるが、かなりの割合で配線が間違っている。

メーカー製ラジオ(ST管、ミニチュア管)では、だいたい平滑回路の接地側が下手。その結果ブーン音が強い。真空管ラジオ(ST管、ミニチュア管)を手に入れたら、まずは配線と接地ピン番号を疑うことからのスタートをお薦めする。

004

  「330+330+330Ω」の3段で、だいたいこの程度になる。計990Ω。1目盛りで20mVゆえに、レンジで5~6mV程度だ。1KΩの1段より格段に良い。

+Bの5~6mVは出力トランスのOUT側で「幾つの数字になるか?」は、中学生算数の範囲だ。

その計算が出来たなら、+Bのリップルが200mVの場合は、どうだろう?

まれに3端子レギュレーターを採用した製作例があるが、それが起因になるノイズ(電波)はすでに ご紹介した通りだ

オシロを眺めて ノイズ対策されることをお薦めする。

2016年10月 4日 (火)

ラジオの調整の基本。標準信号発生器からの信号。JISに準拠して調整。

再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2  デジタル表示
YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

不動のspeech processor  KP-12Aを直してみた。その2
YouTube: 不動のspeech processor KP-12Aを直してみた。その2

「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。
YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。
YouTube: スピーカー ラジオ 自作 :ケースに合わせて基板作成した2例。

P1010025

This straight radio is having  s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2
YouTube: This straight radio is having s-meter ; ta7642 radio 。RK-94v2

スマホでラジオauxへ入れる
YouTube: スマホでラジオauxへ入れる

自作:ミニチュア真空管ラジオ. using  bell brand  speaker which is made in usa.
YouTube: 自作:ミニチュア真空管ラジオ. using bell brand speaker which is made in usa.

 

低周波発振器の出力インピーダンスは600オームです。この廉価品も600Ωです。

Smilebox_sbxskrfq6measurementjxc_1

デジタルオシロの入力インピーダンスは1Mオームです。  低周波信号の波形観測には、インピダンス600オームで観測するのが基本です。 Z=600Ωの信号をZ=1MΩでみるような間抜けなことをしてますか?

Scs_sds1102

あなた間違っていませんか? 道具は正しく使いたいですね。

******************************************************************

*************************************************

・SSGからの信号を電波で飛ばす方法についてお問い合わせを多数いただいたのでご紹介しておく。あちこちのwebを見ると修理する側のクオリティが随分と落ちている。

この2016年時点で「ラジオの調整」と検索してtopに出るsiteでは、テストループを所有していない。つまり素人が大きな顔で、記述している。素人でも正しく記述されていれば安全ではあるが、どうかな?

・業務でラジオ/テレコ修理を経験してこない素人が、エンジニアのマネで修理しているのが大多数の時代になり、「修理技術者もどき?」が幅を利かせているので、基本すぎるがあえてupしておく。掲示板で 当該ラジオ型式の修理方法のやりとりをして、掲示板での指示通りに修理したラジオを「さも己が直したようにしyahoo出品している様」をリアルにみてその経緯を知っていると 新しい分野のパロディに充分見える。「自力で直すチカラがなく他人に頼ってでも、小銭を稼ぎたい」とは日本人としてどうなのかな ??

・掲示板の指示に従って直されたラジオを手に入れた方は、該当掲示板でのやりとりを知ってどう思うかな?

・昭和35年の雑誌広告を撮像した。概ね56年前のことので当時10代のラジオ少年だったならば当然知っている内容だ。 現在30代ならば覚えておいたほうがよい。

・webをみるとプロの修理者は2人だけ居る。後は「モドキ」だろう。

***************************************************************

基本をひとつ。 低周波発振器の出口は、インピーダンス600オーム。アッテネータも600オーム。VTVMも600オーム。 この詳細はJIS参照。

オシロの入口は1Mオームと云うことは低周波信号の波形を1Mオーム(オシロ)で直接観測するのは間違い。オシロ波高をインピーダンス換算して値を算出していますか?  600オームで入れた信号を1Mオームで計れますか? これ計測基本だがこれもできなくて大きい顔するのが多数派。

AF信号を計測するにはVTVMは必須。 モドキはVTVMを持っていない。低周波の計測は600オーム。 JA1AMH高田OM愛用の 「リーダーの1Mオーム オシロを持っていない」のは100% 電気エンジニアではない。直視して良否判別しやすいのでLBO-551(552)がわざわざ開発(特許)されたことを知らぬのは、公務員等文系の電気計測とは無縁な人物。

 VTVMを所有しないweb siteは間抜けと推認してもよい。LB0-551(552)を持たぬweb siteはAF観測しないweb siteと推認しても外れてはいない。

*******************************************************************

スーパーラジオでの調整方法である「トラッキングの仕方」⇒ ここ

NHK 567kHzや594kHz 等の低い側で感度が不足する場合の対処ここに 明示してある。

*******************************************************************

①まず、三和無線測器研究所の広告。昭和35年の雑誌から。

010

標準信号発生器(SSG)とセットでループアンテナを使う。これは往時のラジオ技術者の基本。オイラも20代時代に教えられて使ってきた。(業務でラジオ修理)

「何故セットなのか?」は、画像の説明文を読めば理解できると想う。

50KC~なので455KCを飛ばせる。

011

と説明通りにSSG値を直読できる。無線電波を受信する機器に有線で信号を入れるのは不自然だよね。

オイラのは、目黒。商品名「テストループ」の文字が読める。

「ラジオ調整 テストループ」で検索すると、オイラのように「業務用テストループ」を所有するsiteが2人だけ見つかる。お一人はエンジニアだった方。もう一人は現プロ。他は無さそうだ。やはり、修理する側のクオリティがかなり落ちている。

ラジオ修理をしてyahoo出品する圧倒的大部分が「業務用テストループの所有はない」ようだな。

013

75ΩなのでNコネクター。 この頃は測定器VTVMもNコネクター。(現代はBNCだが)

3つ上の先輩のM氏も同僚のS氏も テストループで時折ラジオ調整しているといまも聞く。

014

「テストループを所有し使っているか?」 or 「持っていない」が、修理業務経験者と素人との違いだろう。

現在の入手方法は、年1回ていどみかけるYAHOO出品をgetするしかない。

見様見真似でラジオ修理を始めるのは当人の勝手だが、修理業務経験者なら半導体ラジオで1万台程度は軽く修理しているので、修理経験の桁が大幅に違うだろう。(2桁?3桁?)これだけの台数を趣味では治せない。(趣味では総時間が不足。)

「プロとアマチュアとは決定的に違う。どこが違うか?」 。プロは数をこなしているので、仕事が安定している。

これとか これも参考になるだろう。追加でこれ

ラジオ修理業務では、「標準信号発生器+テストループ」はmust。

②不幸にして「標準信号発生器+テストループ」でない場合にはJISC6102-2に準拠のこと。

JIS C6102-2によると

「標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか(第1部の表 III 及び図 参照),又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。」と定められている。

1部記載の擬似アンテナ回路網を見ると開放線の長さが、5m と10mでは 擬似アンテナが異なる。また受信周波数帯によって 回路定数も違う。 磁気アンテナのラジオだとテストループで調整するので擬似アンテナ回路網の組みなおしは不要だ。

「長さ5m程度の室内開放線アンテナのための100kHzから1.7MHzまでの周波数範囲の擬似アンテナ回路」では図示のようにCは無い。この場合はCが存在するとJISから離れた「自己流の好き勝手な調整方法」になってしまうので注意。

この「好き勝手な調整を行なう」のは知識不足に加えて民度も低い証になるので、ご注意されたし。

JISはここから読める。

開放線アンテナのない「市販ラジオ」では、標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることになる。 このためにテストループは必須であり、プロエンジニアはそれを使っている。受信機の磁気アンテナに誘起させることがポイント。

yahooで「ラジオ調整します」のようなものが出品されているが、それがJISにどのくらい準拠しているのは知りえない。プロエンジニアがJISを知らぬとは考えにくい。自称「プロ」の可能性が非常に高い。

③おまけに、松下電器からFMラジオキットが販売されていた写真。

015_2

ラジオ工作派なら、手に入れてみたいものだ。⇒半年後だが手に入れることができた

2017年6月5日 追記

雑誌で、春日二郎OMが「模擬回路の さらなるダミー回路」に言及されていた。

***************************************

2017年11月11日追記

ここで取上げたように磁気アンテナ(バーアンテナ)のラジオ調整にはテストループがMUSTだ。日本工業規格がそう定めている。半導体ラジオ・チューナーには必須だ。

テストループは90年代には製造されていたかどうかも妖しい。 オイラのは1970年代後半の製造品。

目黒も松下も大松も標準信号発生器用テストループの製造は2000年には終了していた。販売在庫品も底をついた。現行流通品はゼロ状態だった。

さて、そのテストループが数十年振りに製造された。 祐徳電子さんから販売開始された。

自称「ラジオのプロ修理技術者」もこれが入手できるとホっとするだろう。プロエンジニアは会社の業務でラジオ調整(JIS)について教育され知識として身につけている。しかし、プロの修理業務経験のない方は、好き勝手に非JISな方法でラジオ調整する。 JISに非準拠ゆえに、自称「ラジオのプロ修理技術者」と呼ばれる。

031

◇箱を開けた

BNCケーブルも付属していた。

「パイプベンダーの曲げ型をよく見つけたなあ!!」と驚く。昨今、このような小さい直径の金型は市場にないと想うがどこで見つけてきたのか?

033

◇支柱は「円筒研磨加工後、ハードクロムメッキ処理」と加工プロ仕上げ。日本の会社よりメッキ処理が上手い、こりゃ驚いた。インローに拘って丸研してある。

通常は「ミガキ棒のままニッケルメッキ」が加工費としては安価。

下の写真のように、ハードクロムメッキ処理は国内では2000円以上の鍍金費用になる。

機械設計屋のオイラからみて「贅を尽くした」と想える。

032

◇スタンドベースは「電着カチオン塗装」。

「ここまで手間掛けるの?」が率直な感想。 今の時代なら黒染めで安価に済ませて終了だろう。

034

035

◇さて電波を飛ばしてみる。

正常、受信中。

036

037

◇ HF仕様だが、2mまでは信号を入れて確認してある。

 

038

6m,2mでバーアンテナを使うかどうか?

039_2

祐徳電子の社長さんは、松下電器の元エンジニア。 ラジオ系のエンジニアだ。 それゆえに良く判っている。

よく現代に復刻(復活)させたものだと感動し、感謝します。

復活の切っ掛けは、「数人の自称ラジオのプロ修理者」がテストループの必要なことをオイラのblogで知って、祐徳さんに、中古品/新品の捜索依頼を掛けたことがが起因。テストループの内部構造と材質はオイラからも情報提供は行なった。

ある意味で、自称「ラジオのプロ修理技術者」に感謝すべきだね。

機械設計屋が作るともっと手間を省いた安直なものになるだろう。

入手希望者は、祐徳さんに問い合わせのこと。

***************************

MWでのトラッキングについてはここに列記済み

AM transmitter ,using mc1496.
YouTube: AM transmitter ,using mc1496.

ロクタル管自作ラジオで youtubeを聴く
YouTube: ロクタル管自作ラジオで youtubeを聴く

周波数カウンタ付 自作6球式真空管ラジオ
YouTube: 周波数カウンタ付 自作6球式真空管ラジオ

IFT調整用の455kHz電波発振器。
YouTube: IFT調整用の455kHz電波発振器。

スマホでラジオauxへ入れる
YouTube: スマホでラジオauxへ入れる

2016年6月25日 (土)

自作ラジオ用周波数表示、専用LCDでデジタル表示。

この2014年6月24日(金曜日)一日で溶かした年金(株式市場に投入)が、なんと3兆6千億円だそうだ。

日本政府の凄い処は、8%消費税の一年分の税額を 日本の株式市場がopenしている6時間ほどの間の使い切ってしまうところだ。 これでは消費税を60%くらいにしないと株価維持できないだろう。 これを見て無能と想うか、有能だと想うかは立場による。 上級国民様からみれば3兆6千億円ですんで安堵したはずだ。

下人のオイラからすれば、「たこ焼きが何億個買えるんだ?」と計算してしまった。

重要なことは、

公務員様の年金は、会計が別で、溶けていません。とても安泰です。上級国民の皆さまにはご安心ください。

*******************************

LCDで周波数表示するラジオ1号機を製作して18ケ月経過した。すでに50台を超えた。あちこちに嫁入りした。ラジオ専用LCDなのでノイズ源には為らない。このLCDはよく考えられている。自作派にお薦めする。

154_2

YAHOOなどで見かける「2000円周波数カウンター」はそのままだとラジオには載せられない。 既報のように強力なノイズ源になる。 ラジオ側筐体がアルミ(鉄ケース)で、2000円カウンターもアルミケースに閉じ込めればシールド効果により、使えることが報告されている。多謝  to  ala1530s  OM.

必要なシールドは40dB減衰。

それでも素のまま取り付けて「ノイズや調整で少し問題がありました」などど逃げを打つことも出来る自作の世界、まあ趣味の領域で逃げを打つのならば本業はどうなのかなどと頭脳に浮ぶ。繰り返すがシールドは40dB確保の事。オイラは御馬鹿だから、仕事でシールドBOX納品経験も多々ある。常人にはシールドBOX依頼などそうそう来ないよ。

★カウンターへの信号引渡しはOSCのお邪魔に為らぬようにすればよい。それだけのこと。OSCの一番敏感な処に取り付けている事例が多いが、オイラは推奨しないな。

★1-V-2のように「再生検波で良好に受信中」でも「JH4ABZ式表示器」ならLED周波数表示は出来る。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

上記のように再生検波中はカウンターで検出できる程度の発振状態になる。「軽微な発振」とオイラは呼んでいる。取り付け

How to make up

上記に再生動作のゲイン増などの情報は上げてある。

昔昔、 「再生検波時は発振状態だ」と書き込んで多数から叩かれていた技術者をみたが、実際は動画のように発振中である。彼は、 「それでも地球は廻っている」E pur si muoveの心境だったに違いない。 

技術は正しく継承されるべきものだが、過去50年ほどの本をパラパラとみても「浅い理解の執筆者」も居られるようなことは捉えることが出来た。 真空管のヒーターピンは、ハム音が小さくなるように接地する事が大切だが、近年の雑誌にはその言及がほぼ無い。間違ったヒーターピンをグランドに接地するのは作業者の勝手気ままだが、それが市場にでて一人歩きするのが拙い。真空管ラジオを手にいれたなら、「ヒーターピンの正しい側がグランドに接地されているか??」を確認することをお薦めする。

 科学事象と異なる「所謂常識」のようなものが一人歩きすることが良く無い。時折そのようなものが通説として出まわっていることに遭遇する。

2017年1月14日追記

基板化した。ここ。と ここ

061_2

2016年5月28日 (土)

「なんちゃってマジックアイ」が眩い。    LED式マジックアイ

**************************************

昨年秋製作のGT管ラジオがメンテナンスに戻ってきた。

特別に悪い処はない。LED表示部が白色だね。これを見ると白色も具合よさそうですね。

111

真空管6E5の代わりに、JH4ABZ氏製作の「なんちゃってマジックアイ(R)」が眩い。

「なんちゃってマジックアイ(R)」は2005年3月頃にはすでに先駆者の力で登場していた。

オイラがラジオ工作を始めたのが2011年なので、実物を見るチャンスがなかった。(このblogは2011年にスタート)

実に良い出来だ。 オイラも所望したい。

マジックアイをONOFFしてもノイズレベルは変化ゼロ。

112

クロックノイズ、3端子ICノイズも皆無。見事な出来栄え。LEDカウンタも含め、よく判って製作していると重ね重ね想う。往時はキット品もリリースされていたね。

113

「なんちゃってマジックアイ(R)」に似たLEDマジックアイが再び流通しはじめているが、そりゃ2番煎じ。

先駆者たちの想いに感謝。

出品中の商品はこちら

2016年4月29日 (金)

ラジオの周波数表示に  LEDカウンターモジュールのラジオ  補足

90fba601871917f6b05b58

90fba601871917f6b05b59

90fba601871917f6b05b5e

****************************

どういう訳か、田舎住まいで都落ちしたようなオイラにハンドキャリー式シールドBOXの依頼がきたことがある。

SHF(センチメートル波)のアンテナ特性を測るための「シールドBOX式アンテナ器台」ってのを3度ほど設計し製作したことがある。

 ユーザーは自衛隊とか家電メーカーなどの民間になる。

「シールドBOXでどの程度減衰するか?」 は目張り具合で10dBほどは軽く違う。総減衰量80dBの仕様もあった。

アマチュアライクに作ると50dBも減衰しない。

それ以上は、ノウハウになるので悪しからず。

 

2016年4月26日 (火)

ラジオの周波数表示に  LEDカウンターモジュールのラジオ

*****************************

先日、LEDカウンターモジュールがノイズ発生源になって30dBほどノイズが増えて困ったことをご紹介した。

075

3端子ICをPASSして使うなら、まあなんとか我慢できるノイズ量。

もっともアンテナ側が感度悪ければ、ノイズすら気つかないこともある。

LEDカウンターモジュールを使うには、アンテナ系の感度が悪いことが必要条件だろう。

感度悪いラジオを造るのは簡単なことなので、 LEDカウンターモジュールの発生させる雑音を拾えない程度に耳の悪いラジオを造るのも面白いかな?

さて、yahooではほぼ毎週、LEDカウンターモジュール(2000円モデル)を使ったラジオが見つかる。 配線部を見るとそのまま使っている。

ノイズだらけで聞けたもんじゃないだろうに、、。

************************************

JH4ABZ氏のカウンターユニットは good.

2016年4月24日 (日)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その3

285

201212291844559939076

********************************

前述のようにノイズが増えるメリットがある「LEDカウンターモジュール」の続実験です。

「PLJ-6LED」が製造メーカー型式。続番として色指定番号がー△△で表記されます。

SPECを見ていると

「外部からレギュレートされた5Vをいれてね」と書いてある。

基板上の3端子ICを破壊し確実に外部5Vだけで動作させた。

(良い子はICの破壊までしないように)

095

電池はまだ接続していない。

OSCバリコンの既存ラインを半田こてで外して、LEDカウンターモジュールをつないだ。

096

さて 1.5Vx4=6Vを掛ける。 基準クロックTCXOが5V規格だが、あとで検討する。

(実測したらお疲れ電池らしい、5.2Vだった)

097

おお、ノイズ増えた。 5~6dB増えた。

3端子ICがないので、その分だけは少ない。

ピーンって1kHz位の音が明確に聴こえる。 JH4ABZ氏のユニットは異音しないぜ。

おそらくTCXOからの音だと想う。音が聴こえちゃ拙いね。3端子ICのノイズに隠れていたのが露見しちゃったな。

ラジオ専用LCDと比べるとあからさまに感度が悪い。

098

黄色と緑のツイスト線が2組みあるのは、

★バリコンから外れているライン⇒ラジオ専用LCD(公称入力0.3~0.6V)⇔通常0.4Vくらいで使っている。

★バリコンに繋がっているライン⇒LEDカウンターモジュール(公称0.06V min)

LEDカウンターモジュールの方が入力大きいにも係らず、ゼロ表示。(過入力かも知れん。)

ノイジーなものを採用する勇気はオイラにはない。

(ブーン音が聴こえないように実装しているのが、ノイズ源の増加で逆戻りになるのは避けたい)

まあ、ここまでノイズが増加するアイテムを好んでラジオに載せるのは、御馬鹿の部類になってしまいそうだ。あるいはノイズも拾えない程度の感度ならば、このアイテムを使うだろうな。

まとめ

①LEDカウンターモジュールは、3端子ICからのノイズが大きい。30dBほどノイズ増

(元来、3端子ICはノイズ源なのでラジオ向きではない)

②LEDカウンターモジュールはTCXOからのノイズも大きい。音が聴こえる。6dBほどノイズ増

③感度悪い?。(入力レベル管理が必要?)

結論

現段階では、ラジオや受信機に使える水準ではない。

3端子ICなし、TCXOなしのモジュールならOK。

************************************

改めて、3端子ICがノイズ発生源なのが判明した。数値も取れた。

ツェナーダイオードもノイズ発生源なので 注意。⇒ホワイトノイズ源で検索のこと。

2016年4月23日 (土)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その2

Chicagoig215

baby metal は 狐さん。

Babymetal

Cgpz1zmveaagj2jpg_orig

**************************

ラジオの周波数表示させる方法の

続きです。

077

さて載せてみた。

外部から006Pで9V印加した。

078

おお、綺麗だぜ。

100Hzの処もふらつきなく表示された。

079

周波数表示はOK。

ラジオの音さえ聞かなければ使える。

クロックノイズ?がだだ漏れでSNが30dBほど悪くなった。乾電池駆動でこの様だから3端子ICから供給するなんて無謀すぎる。

6Vまでモジュールの+Bを下げてくるとノイズがやや弱まってくるが、ジャミングの中で放送を聴いているような状態や。

①20cm強 離した状態。 9V駆動

082

②近い状態。9V駆動。 見事にVTVMが振り切れているぜ。

083

近づけて強烈になったので、電波ノイズとして飛んでいることは想像できる。

③さて電池を外す。 静かになった。

084

と30dBほどノイズが増えることが観測できてしまった。

耳で聞いても増加具合は、楽にわかる。

★ラジオに使えないものに2000円も投資してしまった。

バリコン類から30cmほど離せば 程度は軽減させるが、このレベルでOKを出すお方はいないだろう。

大型なケースで細工するか??

或いは、シールド被せてもコールド側からノイズが入るので、本来のラジオ技術と無縁なことに注力するのは、オイラはあまり気乗りしない。

と言うことで、中華製LEDカウンターモジュールはラジオ向きではありませんでした。

結論として、中華製LEDカウンターモジュールを使ったラジオ工作品は、そのままではSNがかなり悪いので疑うこと。

手を加えてみるぞナ。⇒続きます

*******************************

オイラの工作実績からは、発光式は「JH4ABZ氏の表示ユニット」を推奨します。

従来の「ラジオ専用LCD」と「JH4ABZ氏の表示ユニット」のお世話になるオイラです。

645796409065

推奨「 JH4ABZ氏製作表示器」 を搭載したST管ラジオの記事

2016年4月22日 (金)

ラジオの周波数表示  LEDカウンターモジュールは使えるのか? その1 デジタル表示

**********************

ラジオ工作で苦労するのは、シャーシ加工と周波数表示。

シャーシ加工は体力があれば時間が解決してくれる。

027

033

周波数表示は、ラジオ専用LCDを使うのがもっとも安価。35年前のカーオーディオもLCD表示。バックライトなしの頃なのでムギ球で光を当てていたナショナルカーオーデイオ。デジタルで表示。

①一昨年から LEDカウンターモジュールが安価に市場にでてきている。それでもラジオ専用LCDの2.5倍ほどのお値段。0.1kHz単位で表示されてもラジオとしては困る。局発の揺らぎもバレてしまう。

075

さて、上のLEDモジュール(PLJ-6LED-A3)はつかえるのか?

2000円程度で購入できる。 クロックの漏れはどうなのか??? 

電波発生器になっていないのだろうか?

②実績のあるJH4ABZ氏の周波数表示ユニットを購入した。多謝。

076

これをST管ラジオにつける。昨年使ってかなり明るいのをオイラ知っている。

実験して確認した。続きます。


YouTube: 再生式はいぶりっどラジオ 1-V-2 デジタル表示

2016年3月 8日 (火)

ラジオ用周波数表示、専用LCDでデジタル表示。

Photo

***************************

ラジオ用周波数表示lcd。

オイラは、2014年12月からラジオに使用している。

安価なカウンターキットで-455させて 表示させても良いが、0.1kHz表示されると局発真空管の安定度がたちどころに判明してしまう。

サイズが90mmと大きいので、横300mm程度のラジオなら違和感が少ないだろう。オイラのラジオは200mm~230mm。sp付きで250mmなので0.1kHz表示のfreqカウンターは大きすぎる。 

局発は上がったり下がったり揺らぎながら安定していくことが多い。

ICを半田つけする際に両面テープはタブーだな。初回は両面テープを併用したがテープの厚みがランドとの高低差になるので、半田がfitしにくい。

046

さて、

2000円中華製LEDカウンターモジュールはつかえるのか

 発光式でデジタル表示ゆえに見栄えする。

Plj6ledafrequencyde

結論は そういうことでがんす。

2017年1月1日 追記。

廉価版LED表示器をご紹介

007

 

 販売終了のJH4ABZ式表示器の紹介。

 

ウェブページ

カテゴリ