pwm 7MHz帯 1000w送信機がでていた。
デジタルオシロでは違いが判らないが、この写真のようにアナログオシロだと稜線に凸があるので変調の違いに気つける。
変調は波形がきれいなものほど、音がよい傾向はある。そこの判断は制作経験数にも依存する。
(電波法はSN50dB必須:)
この作品は、2018年に入賞している。ここ。
「何が凄いのか? 」は、北陸での2文字コールサインで存命なこと。おそらく65年前に取得しただろう。当時20歳であれば大半は鬼籍だ。
製作時の年齢は75歳を超えておるだろうが、その意欲が凄い。
雑誌qexでの波形写真では、微妙な変調具合が不明ではあったが、 この写真で理解はできた。
アナログdbmを採用した波形とは全く違う。 pwmデバイスだが、版は同じで温度槽通過中での特性検査で振り分けしていることが、 データシートに記載されている。
温度特性が最も優れているのがUCC15702.
一番下がUCC35702. 流通量からみると35702は少ないので、この版下の設計の上手いことは理解できた。UCC25702が採用されているが このICの入力レンジ50dBはなく狭いので注意。NHKアナウンサーの原稿読み音声で信号レンジは60dBくらい。
ラジオ局送信機信号入力レンジは120~130dB。
オイラが造る真空管ワイヤレスマイクでは 0V~5Vの低周波信号を6WC5に伝達するようにしている。
近年ラジオ放送設備はSN低下している。1960年代よりSN20dBちかく劣っている。
中波帯放送はpwmに移行して45年?経つが、 真空管でのAB2送信機との音色の違いは 変調波形からも読み取れそうだ、、。
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