真空管ラジオの局部発振確認 : オシロスコープ (再掲)
2020年11月1日記事の再掲。
ラジオ動作具合 あるいは 受信感度を上げる方法として局部発振強さをみる。
*******************************************************************
自作真空管ラジオの通算124台目で 「真空管 ラジオ 局部 発振 確認 」で説明する。
1,
まずは6wc5の発振強度を確認する。これは少々強めな感じのosc具合だと判る。
測定点は、nhkの教科書に記されている。 WEB検索なんて安易なことをするオツムじゃ自作は無理。 自己へ投資すること。
「アースポイントすら知らない知識レス者が増加中」(雑誌執筆者、編集者等)なので、技術を継承していくには古書文字と映像で記憶にいれること。
RF成分が重畳しているのでデジタルテスターではスケールアウトして測れない。
必ず針式テスターで確認のこと。
必ず受信周波数バンド下限からバンド上限まで確認すること。局発コイルのタップ位置が低いと発振強度が不足する。中波帯ではタップ位置は下端から1/9~1/10。 短波帯では1/7~1/4がベター。
強度変化具合をみて局発コイルを巻きなおす必要も生じる。松下製品はOSC強度低いコイルが主流なので注意。
2,
6wc5のsg電圧現状はこの数字。 もう10vほど低いのがベターなので、一通り測ったら抵抗は交換する。
3,
IFTに掛かる電圧値。 この数値前後が6WC5のSN良い。
4,
2nd IFのSG電圧はこの数字。
球が元気であれば感度過多になる。 お疲れな球であれば丁度よい。
5,
トラッキングはこれからだが、入感するのでバリコンを回してみた。
、、、と 感度が出すぎなので これから感度を落としていく。 6WC5のSG電圧は マイナス10Vさせる必要がある。 2nd IFのSG電圧は30V近傍まで落す必要がある。
YouTube: 6AQ8+6BE6 : tube pcb for wireless mic.
コメント