Klon Centaur : ギターのエフェクター。 信号レベル配分考
webをみていたら「 diode clipper + tone +α 」の作例が人気だと一昨日知った。
ギターからの出力は実測3Vを超えると公開されてはいる(写真付き)。ここ。
たまたま回路は落ちていた。 著作権者は図中の人物。この回路で初段入力4Vだと歪みそうだ。
CRに寄る共振点が15個ほどあるので、周波数特性はぐちゃぐちゃだと判る。LTspiceではシミレーションできない分野。 複合的共振回路はLTspiceは演算しないようになっている。
snをよくするのに、コールド側の引き回しが肝だが、 そこまで踏み込んだ作例は日本になさそうなところまでは視た。
負側電圧発生に7660を使っている。 スイッチング周波数は???で、電波としては飛んでいるだろう。1kHzから15kHzあたりの周波数でon/offしているようなので、この周波数ではヒトの耳にも聞こえる。
したがって、7660起因の音が、どの程度聞こえるのかをあちこちの製作記でみた。しかし電源の波形写真が簡単に見つからない。何も考えずに真似真似siteが多いこともわかった。
倍電圧回路なので10mAも使うと電圧がさがり、デバイスがトランジスタであれば音がふらつく。
「この負電圧発生デバイスをツンツンすると面白そうだ」と気ついたオッサンです。フラツキを利用するのも妙案です。
Centaurは、昇圧負電圧発生ICを使用して、マイナス電圧を生成し使っている。データシートにclock周波数起因の交流電圧利用した 2倍電圧回路が公開されているので、合わせて利用している。DCに整流しちゃいるが随分と脈流なので、そのままじゃ褒められない回路。
工夫すると3倍電圧もとれそうだがそこまでの工夫はない分野のようだ。
コピー版を興して波形確認するのが安全らしい。
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