« 2024年9月 | メイン | 2024年11月 »
JF1OZL氏によるラジオ。 もとのsiteに写真があっかどうかの記憶が不鮮明だ。
周波数変換は 乗算回路が最も優れているが、この回路だと強い受信信号をぶっこむとそれらしくは音になる。ただし質は劣る。2波によるビートを下流に伝えるので、感度は劣る。
op ampで乗算するには、対数変換回路と逆対数変換回路の組み合わせにはなる。回路例は教本にあった記憶なのでサラっとみておこう。
2~3個op amp使うよりは、dbm ICで簡単にまとめたいです。 OSCの安定度もCR発振だと格段に劣るので、LC回路を視野にいれたい。と考えるとAMラジオ用ICになってしまう。あるいは「OSC+乗算」で有名なNE612になる。
高周波増幅を抵抗負荷で行うとSNが劣化する。 SNが悪い抵抗負荷例としてTA7641がある。このICを使うとSN35dBは無理。 そんなことも考えるとLC負荷で信号は増幅したい。
2021年2月18日の再掲。
今日は、自作ラジオ3台並べてみた。スピーカーは皆おなじのフルレンジ品(大陸から発送してもらった)。
左は9石スーパー。中央が「LA1600+LM386」ラジオ 。右が「3石+LM386」ラジオ。
「AF部をトランジスタで構成したラジオ」と「LM386を搭載したラジオ」の聞き比べになった。
9石スーパーとRK-44のラジオ部回路は同一なので、AF部の音比較(LM386 VS OTL6石)ができる。
***************************************************************
この9石スーパーは半導体ラジオにしては音が柔らかい。音が角々しくない。ホームラジオにお薦めできる音色だ。
increment agcのsメーター回路は100uAタイプならば用意し、LA1260ラジオに載っている. 対数特性はFETがベターなので、FETの世話になる。
図中22PFの後段にプロダクト検波を入れることができる配置にしてあるので、短波化しAM/SSB RX(オールトランジスタ)化も視野に入れてある。
このラジオ基板は サトー電気で扱うと思う。
2021年9月9日追記
ラジオアンプ部だけを基板化した。⇒ 記事。
LA1600の検波出力が実測5mV~10mVなので、5mV入力でMAX POWERになるように調整すること。
2石ラジオの後段にも使えるようにしたが、AF出力が数mVあるかどうか。
***************************************************************
ラジオ工作派ならば、奥澤先生のこの本を読んででおきたいものだ。
OSC強度と感度の関連性について、グラフを用いて説明されている。
闇雲にOSC強度をあげては駄目だね。
power op ampは歴史が古く1991年には三洋からでていた。0.5Aは流せるので放熱板は必須。
audio ICでつくる小出力アンプ基板は、50種に近くなってきた。音色がよいICと 並みのICに大別される。
「NE5517をどうすりゃベストなのか」を思案中。
OP AMP + boosterでは、ここにも公開ずみだが 2ルートNFBは音色でNGなようだ。時間遅れ信号とのバトルはやはり拙いかんじだ。
トムソン tda1517が不良多発にて落ち込み中だ。
Huntington Beachにある nexxonがリリースしたuln2280で鳴らしてみた。 年代の割に不良がないのでic製造技術は、欧州トムソンより上だ。texasの下請け工場かも知れないね。
Philippinesでの製造品。1985年。
lm380よりは格段に音色が良い。パワーゲインもあって使い易いIC
uln2280Bは若松に在庫多数。
通算578作目。RK-323
このTDA1517では、不良率が40%~50%と高いので、推奨はしないIC。
製造後50年ほど経過している感じで、VCC と GND間で導通抵抗が3オームから10Kオームのものもある。これ壊れている。
PIN5とPIN7間をテスターでみて100K程度あるのが良品。
音色は平均。その他大勢に埋没してしまう音色。
褒める音色でもなく、不良率が高いので、手を出さないのが安全です。
RK-319.
題名 オペアンプドライブ 10Wパワーアンプ
これは、MJ誌の第6回自作アンプコンテスト参加作品のひとつ、六田嘉明氏の手によるもの。同誌1994年4月号 130頁から133頁に詳細が掲載されています。(引用元はここ。 chibidac殿、多謝)。写しは国会図書館等から金員と交換でゲットできる。
Q: OP AMPのIN Zは10の12乗と高いデバイスだ。そこで信号源とのインピーダンス整合用にもう一段 CR回路は必要ないのか? 。 Zが10の7乗なのを1段で誤魔化すのは経験上きついぞ。
ゲインは「1k vs 100」に依存する。 100オームを入れることによりOP AMP個体差起因のトラブルを減らしてもいる。 実装時には PIN2での電位差を確認する必要がある。差が0.1mVもあれば拙いように思う。 PIN6が供給電圧センターからズレていることもありそうなので要チェック。
あるいはここも有名だ。
Q:「同相で信号を戻している理由は、どうしてか?」
デバイスは push pull動作なので、B級。 condution angle が重要。
クロスオーバー歪み改善技術は、1970年から71年にかけて欧州で確率された。 日本の技術ではないので情報が弱い。 current dumperと呼ばれていた技術。
JF1OZL氏の1998年公開回路。
JF1OZL style .Emitter-follower-power-amplifier.として公開中。
豊科のハーモニックドライブと光電グループで譲りうけるらしい。
資料によれば、 裁判所での進捗具合次第だが11月には 新ネーミングで動きだすだろう。 工場は稼働している。
ハタ研が大きくなりだしたのは1987年頃。オイラの同期も何人か転職していった。 オイラはFA機械設計屋になった。
豊科にだけハーモニックがある時代に、オイラもそこにお邪魔してハーモ役員とはお話を聞いたことはある。
先日から製作中だったGT管ラジオがかなり出来上がった。
YouTube: made tube radio. 6BR5
真空管ラジオの自作数として147台目。通算573作目。
2nd IFのSG電圧は30V前後がベター。 6SA7のSG電圧は85Vから90Vがベター。OSC強度を確認して6SA7のSG抵抗値を決めること。球の個体差起因で10v程度は異なるので、実測しつつ抵抗値を決定。
ne5532はシグネティクス(Signetics Corporation)による製品。1979年から流通。これはここに公開済み。
data sheetで公開されているように ノイズ高が違う。 低ノイズは NE5534である。 往時のlow noise向け回路には ne5534が好んで使われいた。 audio愛好家でも 違いの判る男は、黙ってne5534。
5534等価回路が示すように 差動回路での信号質は調整できる。 内部Cで補正が追い付かない場合には、外部でのC補正もできる。 基板に実装して 基板のもつLCRによる影響と見比べてから、Cを検討するのが設計上では正しい。
リードフレームは銅が主材料で技術開発されてきた。オイラがボンダーオペレーターしていた時代には金ワイヤーが主流でもあった。 その後にアルミ系ワイヤーもでてきた。ccd cameraはチノンの独り勝ちの頃だ。
最近のコメント