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2022年4月

2022年4月 3日 (日)

ケンプロ KP-60 :スピーチプロセッサー 修理。

修理????対象の「KP-60  3号機」が届いた。

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フルコンプに至る入力信号は8mV~9mV。動作はするが工場出荷時ほどの性能はない。劣化した半導体があるね。 こういうのも正常動作と称して流通している。

・PSNでのズレは無い様だ。

・1st op ampはバンドパス回路。 設計は1970年頃?。72年には回路は広く知られていたようで、オイラもそれを入手した。入手した回路+2SC1000で信号の流れは判明する。  qst 1972,1973には記事がないぽい。

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・KENPRO スピーチプロセッサーで「初段に使われているトランジスタ」は動作劣化が目につく。6台触ったが3台は寿命になっていた。

・東芝としてはaudioプリアンプ等の低雑音ニーズには2SC1815 他を推奨しているが、2sc1000は推奨されていない。2sc1815のノイズ選別品 2SC1815Lを使うのが設計思想上、正当だと思う。

・水漏れコンデンサー時代の製品ぽい。開放あるいは短絡してしまった電解コンデンサーが2つあった。

・初段の2sc1000を撤去したら 1st op-amp 741の3番ピン電圧が0.5v上昇した。つまりトランスからの電流が細い。これを誤魔化すために2sc1000周辺の抵抗を加減して、電流は0.2mA程度も2sc1000に流れる。「電源トランスの容量が不足」は KP-12、KP-60の共通。audioだと入力信号に応じて+Bが暴れるのを嫌がる。へたすりゃモーターボデイングになるから、嫌う。

 KP-60は外部DCで動作させた方が良い音するはず。

2022年4月 2日 (土)

日本国における知的水準の指針。 80台  と 80代 

昨日、信越放送の部長ってお方がお茶を飲みにオーナーの処に来られた。オーナーがお話を聞くと「会社CMを流してほしい」ってことだった。

 こっちは、オイラの高校後輩が役員している「FM長野」にはCMを流している。 やや記憶に残るCMに仕上がっており、「あれと同じようなもの」との依頼がちょこちょこあると後輩は云っている。

 原案をアレンジして フレーズを語呂よくまとめたのはオイラだが、社内では当初怒られたね。いまとなっちゃ、記憶に残るCMに仕上がっているので商業エリアの被る同業者は後発CMを出しつらい。比較されちゃうからね。

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80台  と 80代 

正しいのはどちらでしょう?

「80台の夫婦」ってのは、信越放送社には存在しているぽい。

80dai

「小学生低学年と同程度のおつむで つとまるお仕事」と理解できました。

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信越放送の担当営業から「曲つけは放送局側でしますので、CM案をつくってください」との電話が夕方来た。 参ったねえ。

オイラは田舎のおっさんです。トンビが今年は少ないようで朝は静かだ。

2022年4月 1日 (金)

プロダクト検波 の案

先日、TDA7000でのダイレクトコンバージョン受信機製作は記事に上げた

きょうはラジオIC利用のプロダクト検波(F=455kc)案を考えてみた。 周波数帯を7MHzにすればダイレクトコンバージョン受信機になる。ta7320またはne612利用よりは低信号で復調できる。

同期検波ICなので、DBM(SBM)が内包されている。基板サイズでは50 x54mm程度。

Ta7641

・CSB455あるいはZTB455を利用するが、レゾネーターを接地する発振回路だと復調音が濁る。接地側経由での重畳ノイズも加えてOSCされた音になる。真空管で短波帯OSCさせると判りやすい。

・また負荷をLC共振にすると綺麗な復調音だが、電波で飛んでIFTで受信するので調整がややこしくなる。

このデバイスはそのうちに実験したい。TA7641ラジオ基板はRK-128で領布中。

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FMラジオICでSSB派に人気なのは、MC3362, MC3361

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