音が柔らかい自作ラジオに為った。:9石トランジスタ OTL方式
今日は、自作ラジオ3台並べてみた。スピーカーは皆おなじのフルレンジ品(大陸から発送してもらった)。
左は9石スーパー。中央が「LA1600+LM386」ラジオ 。右が「3石+LM386」ラジオ。
「AF部をトランジスタで構成したラジオ」と「LM386を搭載したラジオ」の聞き比べになった。
9石スーパーとRK-44のラジオ部回路は同一なので、AF部の音比較(LM386 VS OTL6石)ができる。
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この9石スーパーは半導体ラジオにしては音が柔らかい。音が角々しくない。ホームラジオにお薦めできる音色だ。
increment agcのsメーター回路は100uAタイプならば用意し、LA1260ラジオに載っている. 対数特性はFETがベターなので、FETの世話になる。
図中22PFの後段にプロダクト検波を入れることができる配置にしてあるので、短波化しAM/SSB RX(オールトランジスタ)化も視野に入れてある。
このラジオ基板は サトー電気で扱うと思う。
2021年9月9日追記
ラジオアンプ部だけを基板化した。⇒ 記事。
LA1600の検波出力が実測5mV~10mVなので、5mV入力でMAX POWERになるように調整すること。
2石ラジオの後段にも使えるようにしたが、AF出力が数mVあるかどうか。
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ラジオ工作派ならば、奥澤先生のこの本を読んででおきたいものだ。
OSC強度と感度の関連性について、グラフを用いて説明されている。
闇雲にOSC強度をあげては駄目だね。
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