12au7を半導体ラジオに載せてみた。
・真空管には200Vや100V等の電圧印加でないと使えないと思われていた時代に、12V印加で使えることを1992年CQ誌上で公開したのはJF1OZL氏。以降10V,12Vでの作例が多数みられるようになった。
・約30年経過した今、それは常識にまで広がった。この経緯を知らぬヒトが増加中だ。二番煎じで大きい顔をするものもいる。 低圧駆動で真空管機器を扱うプロエンジニアすら歴史経緯を知らない。(どこぞのメーカーだかわかりますね)。「プレート電流が多い球の方が作動させやすい」ことを見つけたのもJF1OZL氏である。知見と努力に感謝候。
JF1OZL氏に感謝候。
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①12AU7でトーンコントールさせてみた。はい、JF1OZL氏の二番煎じです。12.6vの双3極管ならばok.
②
高い周波数。
③
低い周波数。 C32=102時に400Hzになるようだ。
④
ラジオICを載せた。
⑤
ラジオとして聴こえてきた。
IF=470kHzだと謎の周期性ノイズとのビートになった。このノイズは夏には無かったが、100vラインから来るようだ。 そこで455に載せ替えたのが下写真。
真空管UTのゲインがやや多いようだ。 カソード抵抗値を換えようと想う。
(バラック時にはゲイン=1なのを確認済みだが、マイナス側がよい感じだ)
こんな聞こえ方。
トーンコントロールの定数の追い込みはこれから。(ラジオICなしの時と低域挙動が違うので補正)。回路はST管・GT管ラジオ(累計19台)で実績ある回路
音がすっきりしないが、大方はまとまった。
通算326作目。
すっきりしない要因を探そう。
⑥
ラジオICを抜いて、AF信号を入れてみた。
この瞬間はよさそうだ。
⑦
これも良さそうだ。
⑧
う~ん、 真空管の周辺で何かありそうだ。
300Hz??の音高さで帰還中ぽい。
まとめ
BASS側でよくない何かがある。
・回路実績はそこそこあるのでレイアウトによるものか?。
・単にシールド化すれば良いのか?
・半導体回路に真空管を割り込ましたことによるのか?
・基板の浮遊Cによる影響か?
実験したい方がおられたら連絡ください。基板送付します。
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・基板ものはこのTA7613 TYPEⅡでもそうだったが、可聴ノイズはレイアウトに依存するので、どうしても思考錯誤の世界になる。今流通中のシュミレーションソフトでは、低ノイズ化のベターなレイアウトを選定できない。
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