「トランジスタラジオ用oscコイル」の種類について。
オイラがレストアしたラジオ
YouTube: FM /AM 真空管ラジオ FM-11 シャープ
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トランジスタラジオ用oscコイルは 製造元によって巻き数比、タップ位置が異なる。⇒ 「発振強度」 と 「バンド内の発振強度安定性」がまったく違う(oscさせてosc強度分布表をつくれば理解できると思う)。 IC DATAには巻き数比の指定がされており、IC毎に微妙に巻き数比が異なる
性能が違うので互換性は無い(寸法は同じなので実装は出来るが、発振過多 または 発振過小になる)
・バンド内の発振強度安定性では、サトー電気のものが優れている。
・「oscコイルに合わせた回路定数にするか?」、「回路に合わせたoscコイルを見つける、作るか?」
◇◇オイラが把握しているだけでも3種類。 ali -ex、ebayを見ると10種類程度はある。1種類だけだと信じるのは勝手ですが、知識レス者の扱いになります。
1、マルツ
2, 千石さんの「CO1」 ⇒ KURA電子も同じもの
3, サトー電気 の 「osc」
上記は把握しているがaitendo 販売品は不知。
上記理由により、回路図中ではoscコイル販売店を指定している。他コイルも持ってきても望みの動作は無理。
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下写真のように 巻線機のメーカーから異なる。 ⇒ 出来上がったコイルは互換性ない。(差し込み、半田はできるが、 発振過多 または 発振過小 になる).
この互換性のないことを知らぬまま自作製作記事を公開しているsiteが多すぎるので注意。
発振過小だと感度不足になる。発振過多はピーギャーの音になる。
写真を見て違いが判らないならば、ラジオ自作を諦めることをお薦めする。
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RK-44には 、サトー電気 の 「osc」がgood.
RK-44に、「CO1」使用だと中波帯下側の感度低下がよく分かる。⇒ 無頓着なれば CO1でも使える。
オイラの業界では、巻線機メーカーは日本の△△△が良いとの評判が頻繁に聞こえてくる。 田舎住まいのオイラには巻線機の設計製作はハードルが高い。
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