5球スーパーラジオ自作。実装の肝 その4。 ツマミ軸。完成。
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⑬テンションスプリング: 線径は重要。
プーリーを購入すると付属はしてくるが、線径が細い。
下のok品は線径0.45mm。
線径は0.45~0.5mmにしたい。
糸長が長いほどbufferinngがますます必要になるので、糸長に合わせた吸収代が求められる。諸処確認してみると糸の伸び率を1~2%にしてその伸びが吸収できる「バネの伸縮量」にするのが良さそうだ。
糸長250mmであれば4mmほどはバネで吸収したい。
最近はsotecでネット販売しているので、それを推奨。
⑭ツマミ軸:
これは 既報のようにオイラの設計品。オイラのcad図面通りに出来ている。
⑮ 残留ノイズ波形:
sp端でのVTVM値は0.7mV。 やや高いのはOSCからの漏れが強いようだ。 OSCはもう少し弱いほうがgoodらしい。波形の凸凹は真空管を載せかえる度に多少異なってくる。
ことミニチュア管ではシャープ製真空管が最も低ノイズだ。人気は無いが性能高いシャープ真空管。
トーンコントロール付きst管ラジオが完成した。
⑯OSCコイル。
ラジオ少年、祐徳電子から販売されている。2011年製造のコイルと現行販売品ではOSC強度がかなり違うので注意。
現行品の発振強度分布からみて、バンド低域側での強度低下が強い。結果、低域側での感度が劣る。この劣りを補正する技が必要になる。具体的にはOSCコア回して感度がピクンと上がるコア位置が520~528kHz近傍で存在するので、そこを受信下限にする。測定器必須だ、
オイラが真空管ラジオを触り出した頃のものは、低域の垂れがかなり弱い。現行品のタップ位置がやや外側だと推測できる。この事象は、製造側は気ついていないし、無頓着に製造しているようだ。部材購入の折に連絡したが無返答だった。
発振強度分布重視であればoscコイル手巻きしかない。
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通算287作目。
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