SANYO のAM チューナーIC LA1135を使ったラジオ基板を通電した。ne612単体でのプロダクト検波確認(455kHz)。
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LA1135の作動具合はわかったが、NE612による455KCでのプロダクト検波挙動がもうひとつ掴めないので、 「NE612+後段TR(ゲイン25dB)」で確認してみた。
NE612は7MHzダイレクトコンバージョンでは 「アイテック電子 SR-7」 よりも感度良く作動している。(基板ナンバー RK-22).
しかしLA1135基板で確認していくと、どうも455kHzではマイナスゲインらしい。 その確認をしたい。
1,
NE612でのOSC強度は0.3V程度。
2、
SSGから455信号を入れて、NE612の1番ピンでオシロ観測した。
LA1135基板では80mV~500mV強さの波形がNE612の1番ピンで確認できている。ゼロインすればAMも聞こえるはずなので、CSB455を作動させて確認。
3,
後段トランジスアンプの出口の波形。 VTVM読みでは0.9mV前後。外部ノイズに負けて波形がすっきりしない。TRアンプは22.5dBのゲインがある。
110⇒0.9に減っているようだ。凡そ -40dBにもなってしまう。 TRアンプの22.5dBを含めてこれだ。この値ならば 充分に出力されてこないことにも合点がいく。 NE612を受信側455kHzで使うのは、どうもNGぽい。
4,
まとめ。
受信側455kHzでのNE612使用はかなり無理だ。
LA1135基板でのSSB受信は違うデバイスを選定する。①「ダイオード X4 」ならば挿入ロス含みでもマイナス10dB程度だ。②TA7310ならばデータシート上、 -6dB程度。 どちらかにしよう。
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