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2017年10月17日 (火)

AM変調、周波数変換。 乗算回路考

株価だけ上がった昨今。毎日160億円投入してると日本経済新聞記事。

エンゲル係数も上げた安倍先生、がんばれ。

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1、ここの実験のように、加算回路で作ったものが、ラジオで音として受信できる。

この加算回路を変調回路と呼ぶかどうかは、電気エンジニアに質問すべき事柄である。

所謂AM変調は、乗算回路でなくとも加算回路でもできることは実験がしめしている。

「AM変調とは何だ?」が原点である。数式的に表現するのか? 事象で表現するのか?

雑誌には加算回路でのAM変調記事もみかける。

2, NFBとは「位相遅れの信号で オーバードライブをする」事。

これは加算回路だろう。「現信号+180度遅れた信号」の加算結果として歪みが減るらしい。 単調な波形同士を180度遅れで加算するのであれば支障はないが、音声信号のように動的なものに、時間遅れ信号を加算すると波形が異なるものを加算することになる。音声信号あるいは楽器信号で、1/2周期後の波形が同一あるいは相似になる確率は、お馬鹿なオイラには分からない。ほぼゼロだと想う。

3,ツートーン発振器でよく見かけるのは、簡便な加算回路である。むしろ乗算回路でツートン信号を起すことが論理的には優れているはずだ。しかしそれをトライするのは少数である。その意味では探究心・向上心が弱いと言えるだろう。

下のはツート-ン発振器(加算式)の波形である。AM波の波形と似ている。RFでなく周波数がAFなので目が粗いだけの違いだ。

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ツートーン発振器では可聴周波数の加算回路で行なわれるが、片側の周波数が高くなっていったなら RF+AFの加算回路でいわゆるAM波の波形が観測できるだろう。

 

4, オシロを信じる限りでは、乗算回路でも加算回路でもAM波には成る。加算回路による電波をラジオ受信するとしっかりと音が聴こえる。算数的に 「加算回路によるAM変調」をどう表現するのかは、田舎のおっさんには無理だ。電気エンジニアの出番である。おそらくどこかに数式があると想うので探してみる。

5,歴史的には、事象がありき、その後数式で表現である。

 ヒトの目で確認できる水の流れですらまともな数式はない。マニングの式の適応範囲外が多いことはよく知られている。 ヒトの目で直接確認できないものに対して数式で表現することの限界も知られている。

AM変調は奥が深い。

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