ミニチュア管真空管ラジオの製作 6BY6 6BJ6 EBF80 6J4 通電した。
球を並べました。
まず、球を挿さずに通電させて安全確認します。 その後球を挿します。
球を挿して通電したら、強烈にザー音するので、全く???状態です。
6J4で発振しているのか?
6AB8で回っているのか?
色々と疑念が湧きあがりました。
下流から攻めていったら、6BY6がNGなことがわかりました。 「6BY6のNGはこういう音がするんだ」と学習した一日です。
良品な球を挿してIFT調整、トラッキングです。
思いのほか6J4のゲインが取れてしまって、6AB8のバイアスを深くしました。
6J4のバイアスはマイナス1V。 プレート負荷抵抗30KΩ。 IP=1.5mA
6AB8のバイアスはマイナス11V。 (本来はもっと浅い処で使う球)
6J4は良い球ですね。 ゲインが取れるのでカソード側のケミコンを外しました。
VRを絞ってのSP端でのVTVM値は0.5mVです。まあまあ低い値です。
が、周波数カウンターを作動させると1.5mVまで 跳上がります。
バンド上限です。
音は良いですね。6AQ5を使ったラジオよりも電源トランスが熱くならないのでメリットがかなりありますね。
6J4⇒6AB8は良好です。NFBは1dB掛けました。
ラジオ用周波数カウンターの製作とOSCとの結合はここを見てください。
製作上の注意点は、IFTの向きくらいです。
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以上、5球スーパーの製作記事でした。
第114作品目になります。 自作真空管スーパーでは21台目です。
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