真空管ラジオの製作 中波&短波 2バンド GT管ラジオ その5 IFT 6SD7
2バンドラジオの続きです。
**********************
通電して、455KhzのIFT調整から始める。IF球は6SD7を2本。
どうも2nd IFTの挙動が奇怪しい。ピークが来ない。IF段全体でゲインが来ない。
先日のCM-615もゲインが奇怪しいので、う~ん、苦労する。
①STARのIFTの中身をSGに掛けた。
本来は、それぞれマイカがついている。
とりあえず片側のマイカをチタコン(120PF)に換装してSG信号を入れる
上の写真のように、チタコン側⇒マイカ側は信号が伝達される。
②それならば、逆方向で確認する。
マイカ側⇒チタコン側は、信号が伝達されない。
これでマイカが奇怪しいことが判った。
③奇怪しいマイカの容量を測定する。 表向きは静電容量があることになっている。
マイカが奇怪しいので、IFTはA,Bの2個ともチタコン(120PF)に換えた。
上の写真のように、チタコンに換えたら信号が伝達されてきた。
④正常なIFTは、下の写真2枚のように 逆方向でも伝達するので
今回はIFTが奇怪しいわけだ。
これで、ラジオは鳴るようになった。
***************************
コメント