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2014年3月 8日 (土)

4球スーパーラジオ2号機の製作 その4 回路図 (双2極+バリミュー5極のEBF80,6AB8)

「先日、IFT⇒バーアンテナに正帰還していたラジオ」の続きです。

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別なIFTを換えると正常動作するので、

このIFTの中味の結線を見た。

もともとP,B等の表示がないので、適当につけたのだが、

「1次側が地側、2次側が天側」で使っていた。

360度、相が回る側が、調整用穴に近かった。

360度回ると発振するのだが、「2次側は磁界による誘導なのにかなり影響がある」ことが

このトラブルで判った。

手元のIFTを幾つか見た。大部分は1次側が天側になっている。

180度、相が回った状態(NFB?)で使うのが、ポピュラーらしい。

で、1STのIFTの方向を換えてみた。(6BE6の1次側を天、IF球の2次側を地にして使った)

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おお、正常動作する。

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思い切って、ここまでバーアンテナを近づけた。

NFB状態?なので、発振はしない。

バーアンテナとシャーシーが近づいたので、 

同じインダクタンスにするのに4巻き追加した。

★スピーカーを取り付けた。丸ダイヤルもつけた。

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VRを絞ってのSP端のVTVM値は0.7mV。

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球の構成

ヘテロダイン検波⇒  6BY6                               カソード電流は8mA

1st IF        ⇒    6BA6                                カソード電流は7mA

2nd IF      ⇒    EBF80 (バリミュー5極)             カソード電流は8mA

DET        ⇒  EBF80    (2極+2極)

1st   AF       ⇒ 6AB8   (3極)

2nd  AF       ⇒ 6AB8  (5極)                    6AB8のカソード電流は11mA

                               Rkには4.5V掛かっている。3.6Vにした。

この電源トランス(BT-1V)でも、なんとか鳴らせることがわかった。

一時、AFを6EH8にしたが、RK4.5V時の電流が20mA流れていたので、6AB8に戻した。

音は普通。

3極管の6AV6に比べるとこの6AB8の方が格段に良い。

音質面では、6AV6は使わない方がよいのだろうなあ、、。

★AFの発振防止に、0.0047μFをOUTトランスの1次側に半田つけしてある。

OUTトランスのインダクタンスと、このCで共振周波数ができるので、

本来ならつけないのが好ましい。

★2nd IFの負荷は、4mHのチョーク。

 デイップメータで4mH単体の共振点を探ると、概ね1000Khzあたりにある。

実装してから4mHの共振点を探ると、

オイラのアナログデイップ(750Khz下限)では測れない。

★このBLOGを始めた頃、1mH~30mHまで7種類ほどチョークで実験したが

 「ラジオ少年の100円タイプ」が一番 効率良くOUTしてくれた。

 それ以来、100円チョークを使っている。

 

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6AB8で11mA流れるならば

6GK5+6AR5でも鳴らせそうだ。

お馬鹿なオイラは、数多くつくって経験値を上げています。

無事、鳴っていますので、製作終了ですね。

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4tube_super_ebf80.pdfをダウンロード

テレフンケンの双2極+5極複合管EBF80

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以上、4球スーパーの製作記事でした。

本ラジオは都内の知人の処にQSYしました。

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