実験的FMラジオ その2 ロックド・オシレータ検波 ⇒ 6DT6+検波コイル
ロックド・オシレータ検波の続きです。
最初は、先日後回しにしたAFの回り込み?発振の原因を調査。
レイアウトに起因するなら、またシャーシ加工せにゃならんです。
★まずは、事象確認。
①VRを3部ほど廻すと、「ボッボッボッ」と発振する。
②AF段のゲインを下げると、 VRをもっと廻せるが、やはり「ボッボッボッ」とくる。
★+Bのリップルを見た。
上の写真のように、120Hzのリップルが0.1v近くあった。
今回は平滑は3段なので、まあ仕方がない。
★VR直前の結合コンデンサーでの波形をオシロで見た。
見慣れたバースト波形。60Hzも120Hzも。
6DT6はヒーター波形が、つよめにOUTされることが判った。
⇒検波コイルのグランド側を配線しなおす必要あり。
★ VRを廻して、「ボッボッボッ」させた。(6DT6のOUT側でみている)
AF段の発振というよりも、電源が負けているイメージ。「ボッボッボッ」は10Hzなのか、、。
⇒平滑回路のCを増やす必要あり。
★平滑回路を修正した。↓
上の写真のように、低抵抗値の6段にした。
「ボッボッボッ」は止まってしまった。
検波コイルのグランド側も配線しなおした。
★6BE6後のIFTをC結合にした。
冊子を見ると6BE6をつかったFMラジオの初段IFTは、どれもC結合になっている。
波形はでてきた。AM変調だと、何も出てこない。FM変調のみOUTしてくる。
先日は気にとめなかったが、バズ音?がやや気になる。
SGの入れ具合からすると、RF(IF)であと30~40dB位は、必要な気配。
放送局(サテライト)近郊なら 「6BE6+6DT6+AF」で聴こえるだろう。
★ 真空管ハンドブックで6DT6を見ると、もっとSG電圧を掛けて使用している。
★検波コイルは、もっと巻き数があっても良い気配。
★RF用のソケットに球を挿すのは、のちほど。
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