ゲルマニウムダイオード倍電圧検波の真空管ラジオ 2 (ベース機は、CX-555)
壊れかけたIFTも復活できてました。
もともと塗料でロックしてあったので、外部からみえた塗料は剥がして調整ネジを廻したのですが、塗料が軸ベークに入っていたのが、原因です。
もうひとつの方を分解してみて、往時の工程がわかりました。
①往時の作業工程として、調整ネジを上部端近くまで持ってくる
②塗料を塗る。
③乾く前に、調整ネジを締めこんでIFT調整する。(濡れた部分がベーク軸で固着できる)
④乾いて終了。
の流れのようですね。
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SGからテストループで信号を入れます。
いつものように、波形ででてきます。
局発6BE6は、+B 205V。SGは95Vにしてあります。
あとは、1st IFと2nd IFのバイアスをきめて、SG電圧も決めます。
IFは6BA6の2段
検波はゲルマダイオードの倍電圧。
AFは6GK5(3極管)+6AQ5.
★2nd IFの負荷は、4mHチョークの2段(写真参照)
2段の効果は、この記事。
上の写真は、1st AFのバイアス点を測っている処です。
1ST AFは6GK5にしました。
0.87Vと表示されました。カソード抵抗が300Ωなので
流れる電流は0.87V/300Ω=2.9mA
6GK5のIP 2.9mAです、 バイアスとしてはもう少し深いのが一般的です。
まあ、のちのち修正します。
ボリウムがガリガリ申すので、こちらの対応に意識がいってます。
コイル長が伸びているのが判ると想います。手巻きです。(最近、手巻きしてます)
換装すると、この耳の良さがわかります。210μH近傍の値です。
言葉にすると、「BCバンド上側での感度だれが少ない」から「全体の感度が上げれる」って
イメージです。
放送を受信してみた。 うん、うん、鉄筋住まいでもガンガン聞こえる。
あとはボリウムのガリガリ君。
いつものように、VRを絞っててのSP端の波形。
VTVM読みで1mV。
波形に 局発の漏れが重畳しているのがわかる。
6BE6の近傍に平滑回路があるので、こういう波形になる。
ラジオ電波はそのままでは耳に聞こえないので、無害ですね。
放送局のKW出力で体に害がないので、SP端のこれは些細なもの。
メーカー製ラジオでは、ブロックコンがバリコンの際にあったりするので
こういうOUT波形が観測できると想う。
ガリガリ君は、明日対応してみる。
今宵はこれで寝ます。
くれぐれも、お馬鹿なオイラの真似は薦めません。
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