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2013年11月17日 (日)

プリRF付レフレックスラジオその3 。回路図UP

今日は、

昨日の5球ラジオに、段間トランス(低周波トランス)を追加してみた。(オイラの環境では段間トランスは必要)

段間トランスは、昔にセンター附きのものを「五麟貿易」さんから手にいれていたが

web上では見当たらなかった。

そうすると、

1:3の段間トランスをweb上で購入するには「サトー電気さん」と「ラジオ少年」から販売されているだけだと想う。

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上の写真は、ラジオ少年さんの段間トランス。型式はINT-1。(BT-INT-1)

センタータップはない。

球は、今回の主役の6AL5。

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後つけだが、 最初からレイアウトされたように収まった。(偶然です)

この1:3トランスは、電源トランスから離して配置するのが、キーポイント。

その理由は、web上に沢山あがってますね。

066スタッドで浮かしてある。 スタッド長は11mm。

 廣杉計器から売られているスタッド。

★1:3段間トランスは、1stAF ⇒2nd AFの間には、レイアウトできなかった。

6AL5の検波出力を、2ndRFの球でレフレックス動作させるようにすれば、

1:3トランスを配置できるので、 6AL5⇒2ndRF(6DK6)⇒1:3トランス⇒VR⇒AFの信号ラインにした。

★RF附きレフレックスラジオに、路線変更しました。(高周波は2段になります)

067SGから信号を入れた。 昨日より耳が良くなっている。

068実際の放送を受信してみた。聞えてきた。

音は高域が出ないのが判る。五麟さんのよりは、フラットに近い感じで聞える。

回りこみも無く、聞えているので安心、安心。

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①ギア附きのバリコン。今回の準主役。五麟貿易さんから購入。

この容量と「小型バーアンテナのインダクタンス」から同調周波数を計算すると

520~1700Khzあたりまで、上手い具合になったので、購入。

他の容量だと「RF部の段間コイル」を手巻きしなきゃならないので、

不器用なオイラは「手巻きの段間コイル」は造れないのも、購入理由。

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②重要な脇役の、小型バーアンテナのツイン。

ワイヤレスマイクで時々、登場しているPA-63R

初段RFの負荷として、PA-63Rを1個。

次段RFの入力にPA-63Rを1個。

ツインのPA-63Rは、それなりに近くに配置して磁界(電界)での結合をさせている。

PA-63Rは緑色のラインで200μH弱になるので、①のバリコンをBC帯に使うと具合よく使える。

厳密には、受信のバーアンテナと同じインダクタンスにせにゃならんのですが、

そここまで追い込んでも、2球スーパーに追いつかないので、それなりにあわせてます。

初段側のPA-63Rは高圧がかかるので、次段側とは2~3mmのスキマを確保。

結合が足らないようなら、コンデンサーを追加してC結合もさせてください。

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調整するところは、

初段の感度ピークを次段に合わせるだけです。

初段の入力側のフェライトバーに取り付いているアンテナコイルを移動させて

感度がピークになる位置に持ってきて、終了です。 

アンテナコイルは200μH近傍になりました。

球の動作点(バイアス)は、受信環境によって決める内容なので、

電波の強い処では、深いバイアスにします。

★構成

初段RF  6DK6   (負荷はPA-63R)

次段RF    6DK6   (レフレックス動作で 1stAFもさせてます)

検波     6AL5 の倍電圧。

2nd AF    6EW6

3nd AF    6DK6

6DK6を使った理由は、在庫で40本あるからなのと、

AFで実測25dbゲイン(実験ノート)が取れるからです。

6AU6や6AH6はさほどゲインが取れないので、めったに使いせん。

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★市販のバーアンテナを使って、RFの段間コイルに使用できたのは

収穫でした。

★昔,記事でUPしたように

RF段間コイルの1次側の固有同調点がBCバンド内にあると、TWO TONE波形が観測できます。(理由は判りますよね)

今回はセーフのようです。

******************************

以上、プリRF附きレフレックスラジオの自作記事でした。

「5球も使って無駄な事を、、、、。」とオイラも想ってます。

素直にIFT使った方が耳が圧倒的によいです。

球数の割には、耳が良くないのでお薦めはしません。

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