TX-1 真空管2球式AMワイヤレスマイクキット2号機(6BK7+6BE6) その2
今日は旧暦の、正月ですね。
皆さんがご存知のように、「ヒトの運気」は2月4日を境として変わりますが、
それゆえに節分と言われています。 天候の節だけの意味ではありませぬ。
ご年配の方々なら、知っているのが当たり前のことですね。
前から申しているように、オイラはお馬鹿ですね。
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球は6BK7+6BE6にしました。⇒その3では、6n2pに換えてみました。
真空管ワイヤレスマイクTX-1の2号機の続きです。
今日は発振させてみました。OSC球は、キットについている6BE6です。
↑上限
↑下限
この位、可変できれば遊べそうですね。
↑小型トランスに2球実装させていますので、
6BE6の「7番ピン⇔カソード」の電圧を測ると、1.7Vでした。
マイク入力を3mVと仮定すれば、1.7÷0.003=1706倍 増幅すれば足りそうですね。
デシBellですと、65dBになります。
デシベルが、「Bellさんに由来」ってことは皆さん知ってますよね。
↑マイクアンプ部のゲインは58dbほどです。(計算より獲れてます)。マイクアンプ球は6BK7です。
少し足りませんね。
★電源トランスの容量制約があるので、
初段のIpは3~4mA
二段目のIpは4~5mA 位を狙います。
Ipをもっと絞ると音が細くなってしまいます。
流しすぎると大きめの音が入った時に、+Bが振られて変調がおかしくなります。(所謂△△変調になります)
このIpのさじ加減が、今回は必要です。
★+Bのリップル低減に、平滑回路のRを増やすと、取れる電流が減るので
塩梅をみてR値と段数をきめます。もう少しリップルを減らしたいですね。
680Ωの4段の方がよいような感じです。
★「真空管のIp加減」を学習するのに、丁度よい感じになりました。
(電源トランスをUPさせるのも、手立てのひとつです)
★双3極管なら、6AQ8,6BQ7,6BZ7,5670,5964,6J6,6DT8などがありますね。
手持ちの球を使ってください。12V球もOKですね。
「挿し換えて音色の違いを聞き比べる」 のも面白いですね。
★マイクはシールド効果が充分なものを使ってください。
★低周波発信器の信号ラインが、RFの信号を拾って、波形が乱れてます。
↑左が真空管ラジオで受けた波形。
右がワイヤレスマイクへ入れた波形。
↑テプラを貼って完成。LEDは、緑色に換えてあります。
↑1号機も並べてパチリ。
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★長いアンテナだと飛びすぎますので、ご注意ください。
★電源トランスが少々暖かくなるので、トランスは1サイズ上の方が安全です。
★MP3やIPADと接続した場合、入力信号は100mV以上掛かりますので、
本機のマイクゲインだと2段目が入力過多になります。
マイクアンプ1段⇔2段間に抵抗でATTを構成してください。
★原型は、6BA6+6BE6ですので、バリミューの6BA6だと大きな音が入力されても出力はさほど跳ね上がりませんね。
本機は、双3極管でなく6AZ8の方が面白そうです。⇒その3では、ロシア球の6N2Pにしてみました。
★BCは、Broad castの略ですね。
有名なBBCは、British Broadcasting Corporationですね。
BCの用語検索で、オイラのWEBに来る方が居られますので、念のために列記しました。
↑ワイヤレスマイク群。記事はカテゴリーから入ってください。
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