真空管式 3A5 FMワイヤレスマイクのまとめ
完成形の3A5ワイヤレスマイク(FM帯)。
積層電池4個の予定だったので、配置が苦しいです。
長いアンテナは、飛びすぎるので注意です。
LEDは未配線。
★3A5は、6AQ8と比べると、周波数をスイングさせ易いでありんす。
「6AQ8だと変調が浅いので、2逓倍しないと使えない」気配だったのですが、
「3A5は、そのままで済んだ」のでとても助かりました。
★普通に動作したので、落ち着いて規格表を見ました。
3A5⇒ Cgp=3.2pf。Cpf=1.0pf
6AQ8⇒Cgp(Cag)1.5pf。 Cak=0.17pf
6BK7⇒Cgp(Cag)1.9pf。 Cak=0.24pf
6DK6⇒Cgp(Cag)0.02pf。←比較参考のため5極管を列記
このFMワイヤレスマイク実験で
「Cgpの大きい方がスイングさせ易い」との、ごく普通の結論になりました。
先人達のこういう技術情報は、どこに残っているのか? と想う日々です。
「リアクタンス管向きな真空管は、Cgpの大きい球」です。
追実験される方は、Cgpの大きい球を探してください。6GU7もOKでした。
★電源トランスへのRF回り込みから解放されて、
ようやく真空管式FMワイヤレスマイクとして普通に使える物になりました。
(電源トランス式は、まだ諦めていませんが、球を探します)
★陸軍端子に周波数カウンターのプローブをつけるだけで,
Freqが2Mhzほど下がりました。
★最初、発振コイルは通常のコイルで行いましたが、全然発振してくれませんでした。
で、タップドコイルにしたら、たちまち発振しました。(理由は帰還量不足)
★おじさんが作るより減衰量が大きそうだったので、
RFの流入防止に、「チョーク+コンデンサー」の複合モジュール(市販品)を使いました。
★回路図は、のちほど、、。
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2012/Sep/15追記
100Vトランス式も、波形が普通ぽくなりました。まだ課題あります。
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2012/Sep/22追記 変調度改善を始めた処です。
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