tcxo dip-14. NE612を用いた50MHzクリコンの製作。第3弾。
第1弾は、水晶振動子 HC-49利用。RK-278
hc-49(日本製)は並級で±30ppm。 上級で±20ppm.
振動子の周波数安定度(納入仕様書)は ±30PPM(±30 x 10-6 )。日本製の上級でも ±20PPMで限界です。
22MHzで ±30ppmは 22 x 106 x ( ± 30 x 10-6 ) = ± 22 x30 = ±660Hz = ±0.66kHz
通電中に±0.6kHz程度ズレるのは覚悟ですね。実測200Hz程度はズレてくる。息を止めて合わせても電源投入ごとに数百Hzはズレる。この安定度がHC-49の実力。
第2弾は、Square Active Crystal Oscillatorを載せた基板RK-292.
このオシレーターは公称25ppm。(データシート記載値) 「8時間通電で揺らぎが実測20Hzに収まっていた」ので、安定度ではお勧め。
安定度は Square Active Crystal Oscillator > HC-49
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第3弾ではtcxoの廉価品を買ってみた。 20ドル/1個。
安定度は公称値 0.1ppm 。
tcxo 22MHzだと22 x 106 x ( ± 0.1 x 10-6 ) = ± 22 x0.1 = ±2.2Hz 。 理論上2Hz程度のアバレに終息する。
アバレはゼロに近い。
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50.0MHzを入れて oscが22.0MHzなので、28MHzでの出力になる。
RK-308
通算561作。
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SSGが200Hzほど暴れることが判った。
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