12Vで鳴らす「12au7 ヘッドホンアンプ」のdc電源を造ってみた。
kenwoodのAVRを使っていたが 0.1V程度揺れるので、手元にある部品でつくってみた。
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電源トランスはHTー1205が手元にあった。 本当はAC15V程度でてくると平滑回路Rが楽になるが、市場流通してないので HT-1205になった。下請けが廃業して「豊澄小型トランス」の大半が廃版になっている。
ACが12Vちょっとしかでてこないので、シリコンブリッジ整流させた直後は脈流13Vくらいだ。
3端子レギュレータはラジオノイズになる商品が圧倒的主流だから、極力使わない。
3端子レギュレータは「入電圧 と 出電圧差が大きい」と 100% on/off制御になる。 ボボオボとくるので判る。「入電圧 ー 出電圧 < 5v 」が静かに動作する目安にはなるが、基準電圧生成にはツエナーダイオードが内包されていいるので、等価回路上では100%ノイズ源になる。
この平滑回路段数(0.39+0.39+5.6+5.6 = 13オーム)だと120Hzハム音がした。
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では段数を増やした。
ネライのdc電圧になった。 ハム音はしない。
0.2 +0.39+1+1+1+1.5+1.5=6.6オーム の6段平滑回路。
平滑回路は段数が効く。抵抗値増加はさほど有効ではないが、それを知らぬ大人が主流である。
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