スピーカーにDCを流した場合のムービングコイルの動きを診た。
2020年1月11日 の再掲。
・audio分野におけるメーカー製半導体ampでは、 DC stopper condenserlessが主流になっている。「DC stopper condenser」 は 某巨大メーカーが商標登録済み文字列であり、安易には使えない。
・保護回路の作動下限電位は公開されており、メーカーごとに異なる。
・audio amp のpower計測は ここにも公開されておった。これが一般的がどうかはわからないが、起電力を無視しているので現実とは乖離する。 残念なのは 「JISの認定測定器を使え」となっていないことだ。 測る道具がちゃらんぽらんだと拙いのは当然であるが、ちゃらんぽらん道具を好む層もいる。
・DCが流出するAMP(近50年)のは どう測ると真値に近くなるのか?? といま探っている。
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スピーカーにDCを流した場合のムービングコイルの動きを診た。 電位差は0.3V。 市販アンプの保護回路の作動下限より随分低い。ムービングコイルが動くことにより逆起電力も生じるが、アンプのパワー計測では逆起電力が生じない状態で測るのが主流だ。 現実と計測とでは乖離しているが、それでいいのか???
ミツトヨので計測して 最大1μm動く。
コーンの弾性があるので、コンタクト式では実測しにくいが何度みても最大で1μm動く。ウエイトキャンセラーを付けて測定するのが正しいが、コーン張力も数値で捉える必要がある。これをやるには装置ぽくなる。オイラの本業の世界に為る。
コーンのフォームで、レーザー測量は無理。 画像でも計測無理。HDDのmoving head ギャップはおよそ1μmだが、それとて画像検査はスキルが必要だ。
VTVMの製造側である菊水では下のように明言している。音響系は Z=600との規定が戦前になされている。そこが国際規格の起点。
TRIOも Z=600。
THE 600 OHM AUDIO STANDARD, WHERE DID IT GO? に説明がある。
Z=600を Z=1Mのオシロで観測するマヌケは少ないとおもう。
RF power分野では Z=50系をZ=75で計測するマヌケは ほぼゼロだろう。
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