yaha amp 考:「リニア動作領域外で真空管を使うのがyahaの特徴」
低電圧動作での真空管回路はJF1OZL氏の提唱(1992年 JAPAN CQ誌)が起点になる。
「yama教もエレキジャックに特集があった」と知った今日 2022年8月25日である。
・それとその延長上を眺めていくと「直列共振によるイコライズ+ HPF」が推奨された回路に出会った。 audio愛好家は 受動式フィルター回路に疑問を感じていないようで、 これまた凄いと思った。
・オイラは入力上限や、動作点情報を得たかったが、 製作記事数に比べて波形観測しているのがいたって少ない。 「通電して鳴ればOK」の世界のようでもある。
・もと回路はLM317だが、これノイズ源になるデバイス。2社はノイズ塗れで音が汚くなる。1社のはクリーンな音で聞こえてくる。
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ここからは雑多なメモ。
1、6AK5,12AU7を12V印加で使った際の実測ゲインは20dBほどであり、プレート電流としては0.1mAも流せていない。
2、スマホを音源とした場合には、「直流+信号」で出てくるので 信号を受け取る側では工夫が必要になる。テスター計測できる電流がそこには出てきている。 dcに重畳してくる信号はVTVM実測10mV~20mVほどである。もっと出すと歪の面で不利になると思う。
3,スマホに機嫌よく動作してもらうには、抵抗入力にしてDCが流れこむめるようにする。この工夫の有無で音色が違う。「どの値の抵抗がベターか?」について触れたwebsiteがないのは、驚きでもある。 設計入力としては30mV input maxで考えるといいように思う。
4、tubeでの定電流化回路において見つかる古いのは 松下電器からのマイクロフォンampである。昭和23年頃だった記憶だ。 これ6AU6で非常によい音が出ていた。 昨今は12AU7等が人気であるが、6AU6で良い音がでる。 これの成功により定電流回路は標準になっていく。その後に登場する半導体回路にも 技術は伝承されていく。
5、敗戦後の半導体回路でのaudio出力は 机上計算によるものだ。実測値と全く異なるので算数によるものだと判った。 実測による数値が普及しはじめた頃は よくわからん。
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