太陽光発電権の転売ビジネス考。藤巻建設(飯山市)が最終購入者。
・1坪あたり300円もする山林(地目は山林、原野)に目をつけてFIT法にそって発電権利を付加すると、「1000KW発電権利あたり1億円」に化けたのが太陽光発電バブル。
・森林法により貯水機能を有する池が必要になることがほとんどなので、1000KW発電には3ha前後必要になる。植林されただけの3ha(9075坪)ならば300万円で購入できることが多い。
・ブローカーにとっちゃ「投資金額300万円が 売価1億円」に化けるので、非常にチカラを入れて売りつけてくる。土地ころがしのfit版とでも云える状態だった。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
オイラの住む麓の東山には、2016年から2MW 2億円で売りにだされていた発電権利がある。10社ほど経由して 藤巻建設(飯山市)が最終購入者になった。途中、ネクストエナジー(駒ヶ根)にも声が掛かり購入を検討していた。
ゴルフデベロッパーのお力で1980年には押さえてあった山間地が40年経過し、利益を生むようになった。
・2016年当時、販売SITEをみつけたので大町市建設水道部の係長には連絡しておいた。この時の部長は大手の下水道コンサル会社に天下りしている。発電権はその後あちこちのブローカーの手に渡り藤巻建設で確定した。 JIS C 8955に準拠する義務が生じる太陽光発電であるが、法令準拠しているかは謎である。調べてみると面白い可能性はあるか? ないか? 。売電額の5%を地元に払うことで合意したと聞こえてきたが、真相は不明。そんなに払って大丈夫?? との考えもよぎる。
一条工務店が2016年に長野県から補助金をもらって進めていた佐久発電所の権利も誰が権利を買った?
補助金窓口に顔をだしたら一条工務店から膨大な資料が打ち合わせ机に置いてあったので、オイラも一条工務店が補助金をつけて錦の御旗で開発しはじめた経緯を多少知っている。
発電権利を数億円で購入してまで事業進めるのは守銭奴くらいだろうとオイラは思う。「自然にやさしくカネで発電権利を買う」のはオイラの考えとは違いすぎる。法令を護らない奴らが多い。
**************************************************
・大手の下水道コンサル会社(この松本平はほとんど このコンサルの実績)に大町市建設水道課obが下ったので、昔の部下たちは強く云えなくなる。
・大北森林組合には、長野県農政部の課長だった人物がこの4月から天下りしてくる。参与扱いになるかどうか?? 天下りのお方の為の机は6つ用意されている。
・その課長は圃場整備を力づくで進めておった。圃場整備事業での違法行為による事業費返納(国へ返金)は長野県は多い。この辺りにも公務員スキームによる補助金の闇があるらしいね。
**************************************************************
オイラは田舎住まいのFA装置設計屋です。
コメント