受信部にLA1600使用の小型QRP トランシーバー(短波)の自作。6v駆動。FCZポケトラサイズを狙う。
・JH1FCZ氏の名作:#067 ポケット・トランシーバー (通称 ポケトラ)は、基板サイズ 42mm x87mm (3654平方ミリメートル)と小型である。
・TX部は9V,25mAほどなのでQRPpとなる。RXはイヤホンで聴く。
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ポケトラに近い大きさのTRXをつくろう。
コンセプト
1,サブ機として使えるように、受信側はSPで音出しする。(SP担当はta7638)
2,再現性を考慮して受信部はシングルスーパー。 (超再生だと製作者のスキル依存度が強い)
3,AM変調はDBMを使い、深い変調でON AIRできるようにする。
4,TX部への入力は0.1W程度はほしい。am生成⇒buffer⇒finalの構成にした。
5,サイズはポケトラに近くする。
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8月30日の再掲
・LA1600を受信部にした小型トランシーバー基板。 サトー電気で扱っている部品で構成してみた。フィルターはSFU455なのでキレは甘い。 ⇒W55HとTDA1072を使ったQRP-TRX基板はRK-96a.
・53mm x 70mm(3710平方ミリメートル)とカードサイズより小さくできた。ポケトラよりは59平方ミリメートル大きい。高周波増幅はない。受信はLA1600の感度に依存する。
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(s+n)/n=10dB時のSSG値。
・LA1600の性能通りにAGCが効くより小信号ではビート音が今回も聴こえる。弱い信号の受信には不向きなICであるが、 SANYOのICは概ねそう設計されている。
・今回のLA1600もAGCモードになる電界強度で受信するしかないね。
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・送信側にAM生成デバイスのNE612を載せた。
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電源電圧は、AVRで6Vにしてみた。
送信時に100mAほど流れているが、FINALは熱くならない。
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9Vに上げてみた。送信時に0.2A弱ながれた。 FINALへのINPUTは1Wを超えている。
焼損はしないが、FINAL M28Sは熱くなった。
この電流量での常用には放熱板が必要だ。
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電圧をさげて、0.15A前後流れるようにしてみた。
FINALは熱くならないね。この電流なら常用できる。
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まとめ。
・SUPPLYは、6V 150mAの電源。
・9V駆動ならば, buffer ,final電流を減らすように動作点を変えること。常用上限は150mAあたりだろうが、INPUT 1Wには耐えれるTRだ。 4.5VだとNE612の動作がカツカツになるので5V~6Vでの使用を推奨。TX側buffer,final の動作点は要調整。 20Wフルスケールのメータで出力測定したら0.2W程度の出力。(能率40%前後)RFCは18uH前後がベストぽいが流通なし。fczコイルに0.1A流して発熱させた経験があるので、今回もRFC負荷にした。
・受信感度は申し分ない。
・出力は負荷のQに依存するので、手巻き品をお薦めする。試行錯誤したが市販のRFC(中国製)だと良い物で能率25%程度しかとれない。500mW入れて出力110mW程度。
RFC負荷ではこの程度の効率。
定本トロイダル・コア活用百科を真似て巻いても40%効率。 (記事内容は盛ってあるね)
通算360作例。基板ナンバーはRK-100。
動作確認したので、サトー電気での扱いは9月中旬からになる。 出力は 終段負荷素材に依存する。
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ポケトラ同様にイヤホン仕様、tx側30mAならば もう少し小さくなる。
QRPpをより正確に測定できる道具を準備しはじめた。
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