ST管スーパーラジオの製作 その1。LED表示器用の電源基板。ダイナミック点灯起因ノイズ対策品。
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この7月に 通算120号ラジオを製作したので2.5ケ月振りになるが、スーパーを製作開始した。
メーカー製ラジオで非常に良く見かけるグリッドリークバイアスでは、歪が多すぎてお話にならない。このことは昭和30年前半の雑誌等に見かけるが、昨今忘れられいるようで、技術面で随分と後退していることが判る。
オイラが一貫して「グリッドリークバイアス」を使わないのは、歪むからだ。 音の聴き分けができるならば、「グリッドリークバイアスは採用できない」のは当然だ。
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LED表示器用の電源基板(2017年春から使用中。LC7265、JH4ABZ式 ともに対応)
・LED表示器からの漏れ出るノイズをストップさせる回路になっている。 LC7265表示器では電源ラインへの漏れは0.1mVもないが、 PIC式だとLED点灯周期ノイズが電源ラインへ流出する。このことは、ダイナミック点灯起因のノイズとして30年以上昔から広く知られている。(雑誌にも記事があるよ)。
エンジニアにとってノイズ観測は基本行為のひとつであるから、深く理解しているエンジニアほどノイズ・ノイズとは騒がない。
・ダイナミック点灯周期が既知であれば、その周波数に合わせてCR定数を変えて対応する。たまたまダイナミック点灯ではJH4ABZ式を常用しているので、その周期にあった定数になっている。 この基板のお陰でノイズ増加は無い。(オシロとVTVMで計測確認済み)。ノイズ減衰量は概ね50dBだ(実測済み)。
ここに紹介済み。
この基板は、祐徳電子さんには昨夏に送付済みだが、1年経過したがどうもキット化の予定は無いようだ。
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