ラジオ系情報

多種類リンク

Powered by Six Apart

« LA1600 ラジオ基板(初回試作)。 同調回路でのコンデンサーQ大小を看る。 | メイン | TYPEⅢは リセット中。 »

2018年1月22日 (月)

真空管用高圧コンデンサーのQ大小を看る。 同調回路利用。

***********************************

昨日は、50VセラミックコンデンサーのQ大小を看た。今日はIFTによく見かけるマイカーと 高圧セラミックを看た。昨日と室温が異なり12℃程度の環境でスタートした。 屋外は雪降りである。

正規には室温20℃、湿度60%で管理された空間で行なうべき内容であるが、一般家庭にはその環境はやや困難だ。

◇50V のこれを「ものさし」にしてみた。 周波数を7.000に近くした。

091

◇耐圧1KV品。

092

OSC強度がわずか低いが、周波数がはねあがっている分だろう。 支障なく使えることもわかった。

093

◇シルバードマイカの100PF.

誤差表記はJ. Jグレードと呼んでいるか?

094

これもOKだ。ものさしが恐らく「誤差 K」だと想うので、周波数的にもまあまあ。

095

◇SUPERTECHの100PF .上のマイカに周波数が近いので、誤差は大きくなく良好だろう。

096

◇もう一度、「ものさし」コンデンサー。 発振強度が上がっているのは室温が2℃暖房であがったからだと想う、自称100PFを付け替えてみたが、この程度の周波数あばれはメーカー間誤差を含めて存在する。

097

◇まとめ。

コンデンサーが異なると、かなり周波数は異なる。 再現性を低下させている要因にもなるだろう。

目的周波数で高Q品を使いたい場合には、粗いがオシロをつかって選別できるだろう。国内流通品では、秋月取り扱いのSUPERTECH品を使用することで間違いなく良い結果がでるだろう。

コンデンサー製造メーカー間での実容量相違は、使用測定器の型番/測定機器メーカーが同一でないことに起因し 通電コンタクト方式の差異も寄与している。 その辺りの情報は、コンデンサーメーカーに無いと思う。 公差でなく誤差として取り扱われている分野だ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/549708/34103114

真空管用高圧コンデンサーのQ大小を看る。 同調回路利用。を参照しているブログ:

コメント

お世話になります。
LA-1600小型ラジオ(BFO)基板RK-49を購入して作ってるところなんですが、周波数表示用のLCD表示用(キット)したいと思っているんですが、ないでしょうか?

お世話になります。 表示器はサイドメニューバーの「真空管ラジオ用 周波数カウンタ は 5種類開発済」に紹介済みです。 日本国内でよく知られたLCDは、aitendoのヒモつきですので他販売ルートはありません。ですのでlcd displayをkit化しても廉価販売は無理ですので、LCD displayのキットは扱っていません。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ウェブページ

カテゴリ